映画日記(ためし)

映画の印象を、悪い、ふつう、よい、の三段階で表現したいと思います。
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『セレニティー』

2011年09月06日 | Weblog
よい

ジョス・ウェドン 監督・脚本
ネイサン・フィリオン、ジーナ・トーレス、アラン・テュディック、モリーナ・バッカリン、アダム・ボールドウィン、ジュエル・ステイト、ショーン・メイハー、サマー・グロー、ロン・グラス、デヴィッド・クラムホルツ 出演

500年後の未来。無法の宇宙には同盟による統一化の波が押し寄せようとしていた。同盟に反抗する退役軍人マルコムが船長を務めるセレニティー号は、必要とあらば強盗もいとわない何でも屋。マルコムの右腕ゾーイ、その亭主でパイロットのウォッシュ、メカ担当ケイリー、元傭兵ジェインなど個性豊かなクルーに混じり、乗客として医師のサイモンと妹リヴァーがいるが、実はこの兄妹は同盟からの逃亡者であり、リヴァーこそ同盟によって最強の戦闘兵器に改造されていた最終兵器だった。同盟の暗殺者による追跡に、対抗勢力である“リーヴァーズ”も絡み合い、熾烈な駆け引きを展開していくのだが……。
ストーリーはオールシネマより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=325013#1



アメリカで打ちきりになったテレビシリーズ『Firefly』の補完的作品。

「リヴァーこそ同盟によって最強の戦闘兵器に改造されていた最終兵器」なのかはちょっとわからなかったし、なぜ彼女がふだんは予知能力を持ち、そうじゃないときはあんなに強いのかもわからなかったのだが、それ以外はテレビシリーズを見ていなくてもだいたいわかったし、楽しめた。

こういう埋もれた佳品は、もうちょっとプッシュされてもいい。

『邪神バスターズ』

2011年09月06日 | Weblog
よい

ヘンリー・セイン 監督
カイル・デイヴィス、デヴィン・マッギン、バラク・ハードリー、エドムンド・ルピンスキー、グレッグ・ローレンス、イーサン・ワイルド 出演

H.P.ラブクラフトの『クトゥルフ神話』を映像化したモンスター・パニック・コメディ。太古の邪神を巡る遺物を手に入れた考古学教授が世界の危機に気づき、うだつの上がらないサラリーマンとともに立ち上がる。
ストーリーはTSUTAYAオンラインより
http://shop.tsutaya.co.jp/dvd/product/4527433102164/?ec=shop_cale



後半どんどんショボくなるが(笑)、前半のガンバリと短さとこの雰囲気を認めて……。

クトゥルフ関係に期待してはいけないと思う(まったくクトゥルフを知らないのだが)。コメディとして楽しむように。

『ザ・ゲーム』

2011年09月06日 | Weblog
ふつう

マーク・ライデル 監督
キム・ベイシンガー、ニック・キャノン、ダニー・デヴィート、ケルシー・グラマー、カーラ・グギーノ、レイ・リオッタ、ジェイ・モーア、ティム・ロス、フォレスト・ウィッテカー 出演

小説家のキャロリン(キム・ベイシンガー)は、新作が書けない日々を送っていた。苛立ちからギャンブル依存症になり、愛する夫(レイ・リオッタ)に、娘の大学進学資金まで手を出してしまったことを言えずにいた。貯金を元に戻そうと、栄光をふたたび夢見る手品師ウォルター(ダニー・デビート)と手を組み、カジノに手を出すのだが…配管工事をしているクライド(フォレスト・ウィッテカー)は、膨らんだ多額の借金に悩んでいた。裏組織に脅迫され、借金の肩代わりにバスケの試合で、弟のゴッドフリー(ニック・キャノン)に八百長をさせていた。ある試合の日、クライドはプロバスケット選手を目指している弟の為に、ある決断をする。ノミ屋のウィンが殺され、ブルンナー刑事がヴィクター(ティム・ロス)の元に訪ねてくる。裏社会で帝王と呼ばれている謎の男、アイヴァンが捜査上にあがっていた。アイヴァンの指示で、儲け過ぎたウィングをヴィクターが消したというが…。目の前のセカンド・チャンスを狙った者たちと一つの殺人事件が、想像を絶する結末へ交錯していく──
ストーリーはアマゾンより
http://amzn.to/nrj30o





これだけの豪華キャストで、なんの盛り上がりもなくエンディングまでいくとは、監督と脚本(Robert Tannen  日本のデータベースではわからずにImdbで調べた)がわるい。

それでもふつうのレベルのお話としてそこそこ楽しめる。
キム・ベイシンガーのの夫役の大学教授がちょっと演技的に見劣りするが、これだけ名優が多いとしかたないか。