映画日記(ためし)

映画の印象を、悪い、ふつう、よい、の三段階で表現したいと思います。
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『天国は待ってくれる』

2008年09月29日 | Weblog
天国は待ってくれる(1943) - goo 映画

よい

エルンスト・ルビッチ 監督
ドン・アメチー、ジーン・ティアニー、チャールズ・コバーン、マージョリー・メイン、レアード・クリーガー、スプリング・バイイントン、アリン・ジョスリン、ユージン・パレット、ルイス・カルハーン、シグニ・ハッソ 出演

地獄行きの手続きを委ねられている閻魔大王(レアード・クリーガー)は、そこにやって来た全く天国行きに執着しないヘンリー(ドン・アメチ)という男に興味を抱き、彼からその人生の話を聞くことにした--。

エルンスト・ルビッチ作品の中ではデキはふつうみたいなのだが、『ニノチカ』と『桃色(ピンク)の店』しか観たことがないのでその判断はできない。

ユーモアと皮肉とハート・ウォーミングと男の身勝手のバランスが絶妙にとられている。
いきなり死後の世界で始まるのは当時としては画期的ではないか。

フランス人メイド役の人が出番は少ないが、チャーミングである。