映画日記(ためし)

映画の印象を、悪い、ふつう、よい、の三段階で表現したいと思います。
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『テラビシアにかける橋』

2008年02月10日 | Weblog
よい

ガボア・クスポ 監督
ジョシュ・ハッチャーソン、アンナソフィア・ロブ、ズーイー・デシャネル、ロバート・パトリック、ベイリー・マディソン、ケイト・バトラー、デヴォン・ウッド、エマ・フェントン、グレイス・ブラニガン、レイサム・ゲインズ、ジュディ・マッキントッシュ 出演

貧しい家庭にあって姉妹4人に囲まれ窮屈に暮らす11歳の少年ジェスの唯一の慰めは、こっそりと絵を描くことだった。学校でも居心地の悪さは同じだったが、ある日、風変わりな女の子レスリーが転入してきてジェスの灰色の毎日は一変する。自由な発想と行動力を持つレスリーのリードで、2人は森の中に空想の王国テラビシアを創り出し、かけがえのない友情を育んで行く。

ネタバレはしないが、このストーリー構成は気に入らない。
しかし、それでも涙ちょちょぎれたし、爽快感もあるし、おもしろかった。

転校生のアンナソフィア・ロブと妹のベイリー・マディソンがすばらしい。
また、音楽の先生のズーイー・デシャネルがかっこいい。あんな音楽の授業であれば、誰もが音楽を好きになる。

子どものころに、夢想・想像・妄想が好きだった人にはおすすめ。

『ザ・スナイパー』

2008年02月10日 | Weblog
よい

ブルース・ベレスフォード 監督
モーガン・フリーマン、ジョン・キューザック、ジェイミー・アンダーソン、アリス・クリーグ、ミーガン・ドッズ、コーリイ・ジョンソン、ジョナサン・ハイド、ビル・スミトロヴィッチ、アンソニー・ウォーレン、ネッド・ベラミー、トーマス・ロックヤー 出演

レイは元警官の体育教師。不良息子と絆を深めようと、森へキャンプに出かけたところ、FBIから逃れようとするプロの暗殺者カーデンを見つける。正義感からレイはカーデンを連行するが、彼の仲間の殺し屋たちが追いかけてくる。彼らはある重要人物の暗殺を任命されていたのだ。レイは、カーデンとの会話から、その暗殺ターゲットがわかるが-。果たしてレイたちは無事、逃げ切れるのか?!

原題は『THE CONTRACT』。
途中で予算を削られたような印象の作品。

しかし、出演者はいいし、話もおもしろい。
親子の関係、追うものと追われるもの、それらの会話のはしばしに笑いの要素が入れられて(脚本 ステファン・カッツ/ジョン・ダルーゼット)、長さもちょうどよい(96分)。

モーガン・フリーマンがアパートを借りたところと、追跡者のコンピューター(チェス)のところが、もうすこしなにかあったのではないかと(つまり、なにかの伏線だったのではないかと)思わせる。