映画日記(ためし)

映画の印象を、悪い、ふつう、よい、の三段階で表現したいと思います。
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『トランスポーター 2』

2006年10月17日 | Weblog
ふつう

ルイ・レテリエ 監督
ジェイソン・ステイサム、アレッサンドロ・ガスマン、アンバー・ヴァレッタ、ケイト・ノタ、マシュー・モディーン 出演

なんでも運ぶ運び屋の話の第二弾。
前作でも感じたが、前半と後半のテンションが違う。前半は面白そうなのだが、後半になるとゆるくなってしまう。
ホースを使ったアクションなど、いいアイデアははいっているのだが、そのおもしろアクションが長続きしない。もしかして、出演者の体力の問題か?
CGはしょぼい。

『カポーティ』

2006年10月17日 | Weblog
よい

ベネット・ミラー 監督
フィリップ・シーモア・ホフマン、キャサリン・キーナー、クリフトン・コリンズ・Jr、クリス・クーパー 出演

トルーマン・カポーティが『冷血』を完成させるまでのインサイドストーリー。

人間と、人間の距離感を考えさせられる。
ホモ・セクシャルで変な声の奇妙な作家の疎外感と、その作家と育った環境が似ている殺人犯への感情移入がスリリングに描かれる。
しかもお互いに、作家は本を書くため、殺人犯は死刑を逃れるためという、本来の目的が見え隠れしてくる。
フィリップ・シーモア・ホフマンの演技はさんざん褒められているが、ネル役のキャサリン・キーナーだけが冷静にしているのもよい。