定植も終え、まず一段落。ずっと続いていた雨も落ち着き、最近は日中日差しも出ております。
畑仕事を午前中で切り上げ、午後は宮床湿原に行ってみました。
紅葉の尾白山、雪の黒岩湿原に続き、「岳人」6月号と6月12日付け東京新聞朝刊にも紹介しましたが、やはり今年もワタスゲ見ごたえありましたよ~
宮床湿原へ続く初夏の森の小道。
やはり緑の山はいいわ~(毛虫がいなければ…)
その林床には、ほーらありました!
薄切り大根で作ったようなギンリョウソウ。別名通り、幽霊みたいだなぁ。
そんな緑の森をぬけると…。
じゃじゃーん!
和泉屋テレマークスキー初心者ツアーでお馴染みの宮床湿原です。
今年もワタスゲが素晴らしい!
湿原の全面ではありませんが、主に西側半分がまさしく白い絨毯です。
ミズゴケ表面をよく見ると、食虫植物のモウセンゴケが。私のお気に入りです。
この穂先のようなネバネバで虫を捕え栄養とするのです。
肉食植物?これぞ食物連鎖の逆転。
お!いましたいました。日本最少トンボのハッチョウトンボ。この真っ赤は雄♂です。
母校の田島小学校時代。裏山の湿地でよく採ったものですが、今はもう居ないでしょう。
多くの都道府県で絶滅の危機にさらされております。
まあ、ワタスゲの大群落よりもまず凄かったのが、この毛虫。
とにかく我が家の周り、そして一見清々しい森の中や湿原に大発生してます。
森の中は、ポツポツポツ…と毛虫の糞の雨。たまにぼさっと、肩に不時着もあり。ひょえ~
調べたらマイマイガの幼虫でした。約10年周期で大発生とのこと。
毛虫に弱い方はぜひ気をつけてくださいね。