今日も梅雨らしいむしむしした曇天でした。
尾白山には暖湿気が駆け上がり、常に山頂付近にはガスが掛かっている。
トマトはというと、三段目の花が咲き始めたところ。
誘引、芽欠きが主な作業です。そろそろ一段目の摘果が始まるかな。
さて昨日の日曜日は天気もよく、分布南限のヒメサユリを見ようと専務を誘い尾白山へ行ってきました。
朝の涼しい雑木林の小径は気持ちがいいです。
急登尾根の道には、ちょうどネジキの花が満開でした。釣鐘状の小さな白い花が鈴なりです。
林床には豪雪地特有のエゾユズリハ。ちょうどこの時期は常緑のてっかてかの新葉が鮮やか。
雪国にはヒサカキが無いので、小さい頃の神棚にはこのエゾユズリハやヒメアオキの葉が供えてあったのを覚えております。
ブナ森の足元には、ギンリョウソウがあるものですが…。
今日はギンリョウソウに似ているシャクジョウソウ(錫杖草)を見つけました。初めて見ました。
これも菌と共生して栄養を得る腐生植物とのこと。
さすがに1,250mを越えた稜線に出ると、風が爽やか!
稜線のアズマシャクナゲは終わっていましたが、コメツヅジがまだ咲いていました。
1,300m付近の急登を登りきると…
有りました!国内南限(暫定)のヒメサユリです。
天空のヒメサユリ
畑から毎日見上げる尾白山。たまに畑を見下ろすのもいいものです…。