南会津流半農半スキー 和泉屋AK.T

夏は南郷トマト農家、冬はテレマークスクール&ガイドの和泉屋AK.T~~
南会津流半農半スキーのブログでーす!

6月7日 今日の畑

2023-06-07 20:09:50 | 里山の暮らし

もう6月です。毎日毎日、頭はトマトのことだけ。もう6月かぁ…。

1ヶ月以上続いたトマト苗栽培も今日で終わり。今日ですべての苗の畑への植え付けが終わります。

早朝の畑に居ると、遠くからアカショウビンの鳴き声が通りよく聞こえてきます。

初夏の尾白山も気持ちが良さそうですね。6月はヒメサユリが咲く季節です。

冬場、テレマーク板やガイド装備を運んでいた軽トラは、この時期トマト苗運搬に大活躍です。

東京からはトマト応援隊長も駆けつけ、従業員のトマトレディースともども3日から始まった植え付け作業は今日で完了です!

今年は全部で2,650株、すべて二股にするので約5,300本のトマト本枝になります。

これは5月から育苗してきた苗。しっかりとした良い苗に成りました。花房下の脇芽をあらかじめ伸ばして、二本仕立てにします。

これは最初から二本仕立てになった苗です。育苗業者から購入し、直接畑に植え付けました。

育苗手間がいらず楽ですが、その分苗代も高く温室育ち。このように収穫時期をずらしたり、経費と作業効率を考えながら植え付け作戦を練ります。

最近、スーパーでは卵の品不足が話題となっております。ニワトリの鳥インフルエンザ問題で品不足になっているようです。ある日のNHKラジオであるコメンテーターが「…もっと鶏卵農家は防疫体制をしっかりしてほしい…」などとほざえていました。開いた口が塞がりません…。

鶏卵農家は以前からしっかりと防疫に取り組んでいます。ワクチン打ったり場内消毒したり…。ただ世の中が「価格の優等生」の安い卵を求めるあまり狭い面積に高密度な飼育をせざるを得ず、結果的に病原性ウィルスが蔓延しやすい環境になってしまっている。そこに肥料・飼料・資材・運賃の高騰…。卵はもっと高くて当たり前なんですよ…。コメもそう、野菜もそう!

農家はキツくてたいへんだねえ…なんてよく言われるけど、仕事なんだから大変なのは当たり前だ。要は卵も牛乳もコメも野菜も、モノづくりに掛かった経費や労働が反映され難いのが、タイヘンなのだ。

さて、遠吠えはさておき、まずは第一次繁忙期のピークです。ちょっと身体を休めたいところ。

今年は7月15日ごろには収穫が始まりそうですね。南郷トマト&和泉屋はねだしトマトを楽しみにされているサポーターのみなさん、もうしばらくお待ちくださいね~

先日、地元新聞・福島民報の小泉武夫さん(東京農大名誉教授)のコラムに実家の和泉屋魚屋が紹介されていました。

自分ももっとがんばろ。

コメント
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