南会津流半農半スキー 和泉屋AK.T

夏は南郷トマト農家、冬はテレマークスクール&ガイドの和泉屋AK.T~~
南会津流半農半スキーのブログでーす!

3月19-21日 プライベートツアー 秋田・岩手の山

2016-03-24 19:36:23 | 

この時期恒例となった秋田・岩手の山を滑るスキーツアー。今年は東京や千葉、神奈川からMK.TさんユキさんN村さん、A木さんA達さんO野さんにお越しいただきました!

だれですか、日頃の行いが悪いのは!昨日までの好天が一転、初日は雨模様の山行となりました。

孫六温泉から田代平湿原を目指しますが…。

今年は女夫石沢右岸のブナ森を登ることにしました。通常、渡渉することのなかった沢はすっかり開いておりました。

低気圧の通過に伴う雨はしとしとと降り続け、ブナの森は霧に包まれ幻想的です。

出発を遅らせ、せめて田代平湿原までと思いましたが、なかなか止まず。

結局のところ、森の中でツェルトを張り雨宿り。宿の母さん特製のおにぎり&ブナハリ味噌汁で温まってから下山となりました~。

来年こそは、この森から乳頭山を目指したいですね!

さて2日目は、「ゆきむし」仲間の耕太と在家さんも合流し、10名で八幡平の茶臼岳を目指しました。

あの懐かしい旧八幡平スキー場からスタートです。

昨日の低気圧が通過し、緩い冬型に。北西の風が時折強く、雪面は硬くなっています。ガスにも時々覆われ、この先がどうなるか…。

黒々としたアオモリトドマツの樹林帯を抜けると、茶臼山荘と茶臼岳が見えて来ました。

山荘で軽くお昼を済ませ、小屋前で記念撮影。実はこのツアーで茶臼岳を目指すのがこれで2回目。前回はやはり強風とアイスバーンでだいぶ下の方で諦めていました。今回はそのリベンジです。

山頂直下のダケカンバの疎林。気温はー3℃だが、陽当たりよく滑りには快適なザラメだ。緊張の1本目を終え、前山に向けて登り返す。

予定ではモミ山を経由することになっていたが、道路の除雪も進み滑る斜面が途切れてしまったので、前山から滑降することにした。

前山の斜面も広く、とても快適な滑りを楽しんだ。

振り返ると、右奥に今自分たちが滑って来た茶臼岳や前山がくっきりと見えていた。思わずみんなもパチリ!

最後は除雪されたアスピーテラインを歩き、無事に下山。茶臼岳ツアーは2回目にして叶いました!

帰り道、雫石の「まつぼっくり」で絶品アイスクリームを食べさらに満足!田沢湖高原水沢温泉の宿へ戻るのでした…。

さて、最終日。国道46号から古の街道仙岩峠を目指しました。今日は東京からT野さんも合流です。

国道脇から登りだして直ぐ、各種の大木が見られる理想的な森に入り込むことが出来る。

時々雪が降る冬の天気。秋田駒ケ岳は白く霞んで全容は見えない。

古の街道が時々姿を現す。ここはかつて秋田と盛岡を結ぶ重要な道だった。戊辰の役では奥羽越列藩同盟と西軍との戦場にもなっている。

今までのツアーで見ることが出来なかった国境の石碑。みなさんいい笑顔です!

春の硬い雪は時として高い滑走技術を必要とします。安全にね!

雪が降る中、森の昼食は山の母さん特製とん汁とおにぎり🍙です!

そして、もちろん毎度恒例のスイーツじゃんけん大会も忘れてはおりません。にぎやかでした~

3日間の秋田・岩手のスキーツアーも無事に終了しました!やっぱり東北の山はいいですね~ 

みなさん、今年もありがとうございました

また協力いただいたアニキHDさん、耕太と在家さん、どうもありがとう!そして、山の母さん、美味しいお料理やおもてなしをたくさん有り難うございました!

また来年も行きましょう

一週間ぶりに南会津に戻ると、家の周りの雪はすっかり消えていました…。

もう春なのですね~

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3月16-18日 八幡平茶臼岳・乳頭山・仙岩峠

2016-03-24 18:04:51 | 

久しぶりの八幡平へ…。

毎年この時期恒例のプライベート秋田・岩手スキーツアーの下見をするために、岩手入り。上坊の一本桜からの岩手山も、岩手らしい雄大さだ。

夜はRASU-T鈴木氏と一献…、のつもりがニコン三こん…

楽しい夜でした。ありがとう!

さて、16日は「ゆきむし」メンバーの耕太と合流し、茶臼岳へ向かった。

寒気が入り小雪が舞う。気温は-5℃、カリカリの茶臼岳直下から滑降することにした。

八幡平はどこからでも岩手山が眺められる。裾野も広い成層火山、まさしく南部富士だ。

モミ山から旧松尾鉱山が見下ろせた。

耕太の華麗な滑り。かつてのゆきむし仲間は、やはりレベルが高い。

旧八幡平スキー場~恵比須森~茶臼山荘~山頂直下~前山~モミ山~スキー場入口までの下見は無事終了。

耕太、お疲れさまでした。ありがとね!

さて翌日は、秋田側から乳頭山の田代平湿原を目指す。東北らしい穏やかなブナ森を登る。

標高1,250m前後に広がる田代平から眺める、乳頭山。今年は雪も少なめだ。

田代平山荘の前でゆっくり昼食。山頂は目指さず、のんびりと滑りながら降りることにした。

さてさて翌18日は、遠く筑西市から馳せ参じてくれたアニキHDさんと合流し、秋田岩手県境の仙岩峠を目指した。

仙岩峠への森は、ブナ・ミズナラ・トチ・サワグルミ・シナノキなどの巨木が混ざる熊の森。

熊は冬眠から目覚め始めたらしい。ブナの落下果実を食べ歩いていた足跡があった。

秋田と岩手の国境、仙岩峠。毎年この時期には雪の下だった石碑が、今年は半分顔を出していた。

峠からの秋田駒山群。火山活動の影響もあってか、黒い部分も多い。

標高900mにも満たない仙岩峠の森。かつて遊ばせてもらっていた森に、再び訪れることが出来た。離れてから分かる、秋田・岩手の山の良さ。さあ、明日から本番です!

コメント (2)
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