あさみちゆきのセカンドアルバム

６月２２日に発売される、あさみちゆきのセカンドアルバム「あさみのうたⅡ」に期待している。曲目を見るとほとんどオリジナル曲で構成されているようで、彼女の個性による歌の世界を存分に味わえそうだ。
ファーストアルバムからの『井の頭線』のように、このアルバムのオリジナル曲の中からまたシングルカットされる曲があると思う。
カバー曲の『みんな夢の中』は、高田恭子の歌唱がなつかしい昭和歌謡の名曲だ。この曲をどのようなアレンジで、あさみちゆきなりにどのように表現しているか、興味は尽きない。

ところで、あさみちゆきが既にシングル３枚、そして今度はセカンドアルバムを出す一方、ほぼ同時期にデビューした竹川美子は、オリジナルシングルは『江釣子のおんな』だけで頑張っている。しかしあせる必要はない。彼女にはこの平成演歌の名曲の地位をもっともっと不動のものにするという使命がある。「徳孤ならず、必ず隣あり」の精神で、地道な努力を積み重ねていけば、彼女の曲の歌詞にもあるように「夢の緞帳　華舞台」が待っていることだろう。