♬ 歌・唄・詩の日々

いい歌、いい歌手と出会いたい・・・
そんな気持ちを込めて綴る気ままな雑記帳です

BS日本のうた

2005年10月01日 | 演歌・歌謡曲
「BS日本のうた」は函館市民会館での公開録画で、作曲家浜圭介氏の作品の特集だった。
浜圭介氏といえば、昭和歌謡の名手であり、また現在でも意欲的に次々といい作品を書いている。今年発売の新曲でも、大城バネサの『シベリア鉄道』、門倉有希の『少年』『JUN』などいずれも私は気に入っている曲だが、昭和40年代後半の作品にも好きなものが多い。今回放送された曲では、『折鶴』『雨』『街の灯り』といったところだ。いずれも本人歌唱ではなかったのだが、ヒットしていた当時がなつかしく思い出された。『街の灯り』は浜圭介氏本人の歌唱というのが希少価値があった。
『石狩挽歌』や『舟唄』は、どちらかといえば作詞者のほうが注目されているようだが、浜圭介氏の手になる印象的な曲があってこそのヒットだと思う。やはり名曲は作詞・作曲・歌唱の三者が相俟って作られるものだということを改めて実感した。
『舟唄』を先に浜圭介氏が唄っている間の八代亜紀の表情には、この名曲を自分の持ち歌とできたことの充実感が表れているように思えた。

新曲コーナーはベテラン歌手ばかりで興ざめだった。せっかく浜圭介氏が出演しているのだから、門倉有希に『JUN』を唄わせればいいのに。
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