♬ 歌・唄・詩の日々

いい歌、いい歌手と出会いたい・・・
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椎名佐千子 “丹後なみだ駅”

2020年02月01日 | 演歌・歌謡曲

椎名佐千子さんの1年ぶりの新曲は、1月8日発売の『丹後なみだ駅』で、前曲が越前を舞台にした『漁火街道』、その前が『舞鶴おんな雨』と、いずれも京都府から福井県にかけての旅情演歌シリーズになっています。

この『丹後なみだ駅』の舞台は京都府宮津市で、日本三景の天橋立があり、丹後半島の東の始点になります。

内容は、女主人公が京都丹後鉄道の宮津駅で、去って行く男性に行かないでと呼びかける切ない心情がテーマです。

この曲の特徴は、歌い出しで「ねぇ…」と呼びかけるフレーズが2回繰り返されることで、『漁火街道』では途中で「ねぇ ねぇ」とあったのを今回はいきなり冒頭に持ってきて、情感がぐっと迫ります。

まさに王道演歌の女唄で、彼女は本当にこういう曲の表現がうまく、哀しみの中に力強さを秘めた歌唱は絶品だと思います。

地道ながらも着実に演歌歌手として成長する彼女の今年の勝負曲として、大いに期待しています。

https://www.youtube.com/watch?v=OXwlKSrqYlA


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