♬ 歌・唄・詩の日々

いい歌、いい歌手と出会いたい・・・
そんな気持ちを込めて綴る気ままな雑記帳です

BS日本のうた・再放送を見て

2007年02月10日 | 演歌・歌謡曲
★昨夜の「BS日本のうた」再放送は、首尾よく録画に成功してほっとしました。十分に楽しんで見ることができました。
この番組に初出演の竹川美子さんは、出演者全員が並ぶ冒頭では塩屋アナウンサーの隣に笑顔で立っていました。これまでずっとこの番組に美子さんが出演することを切望してきましたが、ようやく実現したわけです。

★美子さんの出番は、錦織健さんによる『荒城の月』の荘重なテノール歌唱の後で、いいタイミングだったと思います。先日の歌謡コンサートとは大違いです。松原のぶえさんと二人での新曲紹介MCでしたが、松原さんはアシスタント的立場だったので、実質的には美子さん単独インタビューでした。演歌歌手になったきっかけを聞かれて、父親が春日八郎さんの大ファンで、美子さん自身も春日さんに会ってオーラを感じ、自分も春日さんのように心を伝える歌手になりたいと、堂々と答えておられました。美子さんは本当にトークが上手になりましたね。誠実さと意志の強さをアピールできたと思います。

★そして『雪の海峡 津軽』の歌唱は、落ち着いて十分に実力を発揮できたと思います。バックには曲にぴったりの雪が降りしきるようなライトの効果がほどこされ、いい雰囲気でした。カメラワークも横からの顔のアップが美子さんのいい表情をとらえていました。美子さんは笑顔もよく出ていて、この番組の舞台で唄える喜びを感じておられたようです。曲は2コーラスでしたが、イントロ、間奏ともきっちりと演奏されていて、美子さんも充実感をもって唄えたのではないでしょうか。
衣装もいい配色の振袖でよく似合っておられました。一段と美しく可愛い美子さんでした。

★これを機に、持ち歌でもカバーでもいいですからどんどんこの番組に出演してほしいですね。特にこの番組で聴きたいのは『江釣子のおんな』です。岩手県で公開収録されるときだったら最高なのですが。そしていつの日か、「熱唱ひとり舞台」のステージに立たれることを期待します。

☆竹川美子さん以外で印象に残ったものには、藤圭子さんを彷彿とさせるような門倉有希さんの『京都から博多まで』、島津亜矢さんの『お吉』のひざまずいての熱演がありました。
また「熱唱ひとり舞台」の神野美伽さんも素晴らしかったです。男歌を3曲連続のパワフルな歌唱で始まり、能面をつけての舞と書道作品により自身の歩みを振り返る趣向は面白いものでした。そして後半は一転、黒いドレス姿で彼女のまた違った魅力を堪能することができました。
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