一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

422  窯封ずよく梟の鳴く日なり

2011年11月15日 | 

(かまふうず/よくフクロウの/なくひなり)

 

 回りを山に囲まれているからと言って、毎日フクロウが鳴いているわけではない。どういうわけか毎年冬になるとやって来て、鳴いている。留鳥だから1年中いるわけだが、子育ても終わっているし、国内を移動している途中なのかもしれない。

 

 素人の私でも、フクロウ、ミミズク、アオバズク、コノハズクなど、見たことはなくとも名前だけはテレビなどで知っているから、鳴き声はインターネットで調べた。フクロウに間違いない。

 

 私は只今、窯詰めの真っ最中で、24日から窯焚きの予定。だから事実は「窯詰やよく梟の鳴く日なり」とすべきだが、「窯封ず』の方が、窯詰めの終わった達成感と、これから始まるべき窯焚きへの期待感があるはずだ。

 

コブクザクラ(小福桜)

コメント (2)
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