一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

423  店中の時計が動く歳の市

2011年11月16日 | 

(みせじゅうの/ とけいがうごく/  としのいち)

 

 中小の小売店を守るための「大規模小売店舗法」が廃止されて、全国の商店街が疲弊してしまった。郊外に大駐車場を備えた大型店が続出し、日本全国の駅前商店街がさびれてしまったのだ。この法律は、日本を変えてしまった悪法だろう。これも、アメリカの圧力に屈したためだという。

 

 今話題の、TPPにしても日本の将来をどうするのか、という大前提がない。工業は、産業廃棄物を大量生産して、国土を汚染するばかりなのであって、農業こそが、未来の日本を守る一番大事な産業だ、ということを政治家は無視している。

 

 さて、壁にずらりと並んだ掛時計。勿論、ゼンマイ仕掛けの頃の時計のことだ。今では大型店に仕事を奪われ、掛け時計を並べる町の時計店は、たぶん日本から絶滅しただろう。

 

ウンシュウミカン(温州蜜柑)、早生蜜柑とも

 

 

 

コメント (2)
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