(うづみびや/かぜのおとにも/こころよせ)
埋火とは、消えないように灰の中に埋めた炭火のことで、現代では囲炉裏か茶道の炭だろう。しかし、最近の気密性の高い住宅では、一酸化炭素中毒で死亡することがあるから、注意が必要だ。
さて、この句。「埋火」というが、419回の「火事赤し」と同様、恋愛感情を指しているのではないのか。下司の勘繰りと言われるかもしれないが・・・・・そう解釈させる理由は、「心寄せ」にもあるし、「風の音にも」の「も」にもある。
つまり、ひそかにある男性に心を寄せている作者が、その切ない思いに沈みながら、風の音を聞いている。これで謎が解けたような気がするが、意味深長な句ではある。
アサギマダラ
こいつは、日本で唯一渡りをする蝶
信州から台湾まで
2000キロを飛ぶというからすごい。
しかし、今頃は四国か九州あたりのはずなのに
随分のんびりやさんだ。
これから、箱根を越えるのだが、
寒くならないうちに
早くお行き!!!