一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

1817   きゃら蕗の煮汁が飛んで輝きぬ

2017年04月26日 | 

 庭の蕗を3キロ摘み、大鍋できゃら蕗を作りました。2回茹でこぼしてから、蕗に醤油、味醂、砂糖、昆布、鰹節、鷹の爪を入れ、ストーブでゆっくりと二日がかりで焚きました。毎日の朝のご飯の友、夕食の酒のつまみに欠かせない一品です。

 「梅干」、「山椒ちりめんじゃこ」、「カツオと昆布の佃煮」の朝食の友に、今日から「きゃら蕗」も加わりました。

 

ミツバツツジ(三葉躑躅)

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1816   雑草のそれぞれに花庭の春   詩子

2017年04月24日 | 

 今日、訪ねてきた友人達と、山菜のてんぷらをしました。

 ヨモギ、ヤブレガサ、フキ、ノビル、アシタバ、ヨメナ、ウド、ハナイカダ、ユキノシタ、ショカツサイ、キンカン、ハコベ、タケノコでした。

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1815   トランプのババを引きけり蜃気楼

2017年04月23日 | 

 「4月25日、米韓合同演習が終了するらしい。そして、アメリカが北朝鮮を先制攻撃する」という憶測が、まことしやかに報道されている。

 北朝鮮にミサイル攻撃されるかもしれない米軍基地は、北海道、青森、埼玉、東京、千葉、神奈川、静岡、京都、広島、山口、福岡、佐賀、長崎、沖縄の14都道府県にまたがっている。弾頭に核やサリンやVXが積載されているミサイルが着弾したら、日本は一体どうなるのか。私達庶民に逃げる場所はない。

 いずれにしても、アメリカはベトナム、アフガニスタン、イラク、シリアと戦争をして来た。時期は分からないがトランプは、必ず北朝鮮と金儲けのための戦争を始めるに違いない、と私は、外れて欲しい憶測をする。

 ↑ミヤコワスレ(都忘れ)と  シャガ(著莪)↓

 

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1814   懸命に敬語で応ふ新社員   さくら

2017年04月21日 | 

 幼稚園、小学校、中学校、高校、大学、そしてようやく社会人の一年生になったのに、厚生労働省の調査によると、大卒の新卒者は1年以内に13.1%、3年以内に32.3%が辞めてしまうという。退職理由の第一位は、「時間外労働が多い、62%」だそうである。

 いづれにしても、最近の労働環境は悪化の一途を辿っている。若者を育てようとせず、安い給料で長時間こき使い、単なる使い捨ての駒ように扱う会社が増えているのだ。特に、小売業や飲食サービス業に多いという。

シラユキゲシ(白雪芥子)ケシ科シラユキゲシ属(シラユキソウとも)

一株貰ったら、すごい繁殖力、随分増えました。

これは、何だか分かりませぬ。誰か教えて下さいませ。

Yahoo知恵袋に相談したら、すぐ回答がありました。ミヤマシキミ(深山樒)でした

googleの画像検索では、分からなかったので

 

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1813   花の宴喜寿と傘寿が超元気

2017年04月19日 | 

 長寿は本来、実におめでたいことではありますが、年金や保険制度がひっ迫し、高齢化社会が大問題になると、どうも高齢は肩身の狭い思いになります。しかし、年を取れば取るほど、そういった思いから解放され、自由人になっていくようです。但し、健康であることが最低必要条件ですが。

 さて、「喜寿や傘寿は鼻たれ小僧」と誰かが言ってました。還暦60才、古希70才、喜寿77才、傘寿80才、米寿88才、卒寿90才、白寿99才、とまあ還暦から次々と「おめでた」がありますが、こういうことを誰が決めたんでしょうか。自分の長寿を祝ってもらいたくて、高齢者が決めたに決まっていますよね。

 何故って、成人式以降還暦までそんな祝い事は一つもありませんからね。

ヤマブキ(山吹)

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1812   盃の花びら入りを惜しみ飲む

2017年04月18日 | 

 先日の土曜日、テニス仲間の長老の庭にある樹齢38年のソメイヨシノの下で、恒例の一品持ち寄りの花見の宴がありました。

風が吹くと花びらが舞い、盃やグラスに入る。花びらの入った人は、皆から

「わー、すごーい」と拍手喝采を受けて、その花びらを飲むのです。

ちなみに、当日のメニューは、ローストビーフ、ミートローフ、ノラボウナのお浸し、クロワッサン、おでん、焼き豚、散らし寿司、梅酢大根、筍と蕗煮、春菊の和え物、イカ飯と里芋、いぶりがっこ、野沢菜、甘夏のシロップ漬け・・・・・まだあったような・・・・・

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1811   死支度致せ致せと桜哉   一茶

2017年04月07日 | 

(しにじたく いたせいたせと さくらかな) 

 断捨離は、一種の死に支度だろう。とすれば、断捨離をしている多くの日本人は、死に支度をしていることになる。今まで、金に任せて買い集めた物が我楽多となって、押し入れや引き出し、更に足の踏み場のないほど部屋に充満している人もいるらしい。

 さて、正岡子規に「俳句の特色は、滑稽、諷刺、慈愛の三点にあり」と言わせた一茶だが、生活では義母・弟と熾烈な遺産相続争いをしたり、50才から3人の妻を娶ったり、脳卒中で半身不随になったり、晩年は波乱万丈だったようである。

江戸後期の文化文政時代を生きた一茶の「死支度」とは、一体どのようなものであっただろうか。

我が家の標準木の山桜が数日前に開花

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1810   末っ娘は損と水飲む春の暮   まるちゃん

2017年04月03日 | 

 私は末っ子だが「末っ子は損」と思ったことがない。それはたぶん4人兄弟の末っ子で、初めての男だったからだろう。又、戦後の物のない時代の田舎に育ったから、我が家も子供たちの家も平等に貧しかった。だから、貧しいとも何とも思わなかった。

 昔は下の子が、兄姉の着物や教科書などのお下がりを使うことなどは、どこの家も同じで当然のことだったし、全く不満に思わなかった。しかし、私は随分甘やかされて育ったのではないか、とは思っている。

 それにしても、子供の頃の何もない家に、テレビ、洗濯機、冷蔵庫、電話、自動車などが次第に入って来て、今思えば驚くべきことなのに、当然と思っていた自分が不思議である。

 「末っ子は損」というのは、物の溢れだした経済成長時代が産んだ申し子ではないのか。それは、次第に膨張、増幅しているに違いない。

ハナニラ(花韮)

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