これは建設業にかぎらず
現場を主とする仕事すべてに共通して言えることでしょうが
仕事をはじめてまもないころにもっとも苦労するのが
道具や材料、また機械などの名前がわからないこと。
センパイのなかには
わかってないのをあえて承知で
「〇〇とってこい」だの「△△をもってこい」だのと命令し
「???」
となる新人を見てよろこぶ、
なんてタチがわるい輩もいたりします。
(あ、けっして今のわが社にはそんなヤツはいませんからね)
なもんで
新人がまずやらなければならないのは
道具や材料の名前をおぼえること。
それも
正式名称ならまだマシで
会社固有のスラング(のようなもの)とか
ここらへんでしか使われてない方言(のようなもの)とか
その名前を使ってる方もよくわかってないものもあったり
人によって呼び名がちがうものもあったり
かんたんなものではなかったりします。
これまでなら
OJTでその場その時に遭遇しながらおぼえていくんですが
せっかく研修をしているんですから
会社の倉庫を隅から隅まで一巡して
あらかじめまとめて説明することにしました。
さすがに、一気におぼえることはムリにしても
ちょっとでもその雰囲気に慣れることができますからね。
ということで
倉庫探訪スタート!
では
たぶん礒部組でしか通用しない呼び名シリーズ
いってみましょう!
問題その1
コレってなんていう名前でしょうか?
正解は
チョウチョ。
由来は
蝶々?
似てるか似てないかは無視して
次にすすみます。
では問題その2
コレは?
正解は
チョコ。
ん?
チョコ?
誰もピンときません。
「チョコってチョコレートのチョコですか?」
ぶっぶー
お猪口(ちょこ)のチョコ。
これも似てる似てないは無視してください。
ちなみに
チョウチョもチョコも
型枠を締めつけるときに使用する材料。
両方ともに
その形状から想像してついた名前だと思われます。
じゃあカタチつながりで行こうか
と
今度は場所を変えて・・・
コレはなんていうでしょうか?
「カタチですよね?」
「そう、正六面体」
「サイコロ?ですか?」
ぴんぽ~ん、やるやんか。
じゃあコレわかる?
と
コンクリートでできた物体の上に手を置くおじさん。
う~ん・・・
「よ~っく見てみ」
「トーフ?ですか?」
「そう!きみって天才やなあ!」
「しかし、これからトーフが想像できるか?(笑)」
「いや、もうトーフしかないです」
と
こんな感じで倉庫探訪が終了。
ちなみにここに紹介したものはすべて
当社以外では通用しないのではないかと思われますので
ご使用の際はくれぐれもご注意のうえ。
ということで
社内研修
まだまだつづきますよ!
(文:みやうち)
(撮影:トシ子)