goo blog サービス終了のお知らせ 

土木のしごと - (有)礒部組現場情報

地域のためにはたらき、ふつうの暮らしを支える人たち。(有)礒部組とその仲間たちのたのしくゆかいな面々。日々是土木。

ユンボがゆく

2025年04月25日 | 奈半利町発注工事
奈半利町加領郷台地



狭い町道をえっちらおっちらと上がっていくユンボが一台。




道幅いっぱいで通り抜けたその先が工事現場。






さて
いったい何をするんでしょうか?
つづきは来週
「石を積むひと」の巻で。


え~~~😧 
そんな終わり方ってあるの~~~😠 

と思ったそこのアナタ
あるんです
たまには

だからそうそう目くじら立てないで
あたたかく見守ってやってくださいな😜 

(みやうち)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

自然体

2025年04月23日 | 奈半利町発注工事
奈半利町が町内百数十ヶ所に設置している津波避難誘導灯。
寿命の目安である10年を過ぎ、点灯しなくなった照明の順次交換を請け負い、ただいま絶賛取り換え中です。



撤去





交換





交換チームの一員として作業ならびに施工管理を受けもつハヤトくん。






接近して撮っていると
「お願いですから隠れて撮ってくださいよ~」

懇願するではありませんか?

「なんで?」

「だってあんまり近いと恥ずかしくてフツーに仕事ができないじゃないですか」

ふ~ん、ま、そう言われると根がすなおにできているおじさんですから
頼みをきかないわけにはいきません。


でわ
ちょっと離れて

パシャリ





パシャリ



パシャリ



はい
いい絵いただきました 😍 


やっぱりスナップショットは自然体がイチバン
だね😉 

(みやうち)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「まとまった雨」ってどれぐらいの降水量のことを言うんだ?

2025年03月28日 | 奈半利町発注工事
きのうはお隣り田野町にある気象庁の観測所で累計52.5ミリの降雨量を記録
久々のまとまった雨でした。
これで各地で頻発している山林火災が落ち着いてくれればよいなと祈るばかりです。

ここで今さらではありますが
ふつふつと湧きあがる疑問が


「まとまった雨」
っていったいどれぐらいの雨量のときに言うんだ?

まったく
ぼーっと生きてんじゃねえよ!!

そんなことも知らずにいつも使ってたのかよ!!!
とチコちゃんに叱られそうですが
だって知らないものは知らないんだし
ぼーっと生きてるのも事実だし・・・

さっそく調べてみました。
するとすぐに
気象庁のホームページに「天気予報等で用いる用語」というコーナーがあるのをハッケン。

おお
ジャスト・ディスカバー・イット
これだこれだ
雨はどこだ?

ありました。
降水

のなかに
「まとまった雨(雪)」

でわ結果はっぴょー

(弱いまたは断続的な)雨(雪)から降り方が強まるか、または連続的になるときに用いる。
また、少雨(雪)の状態が続いているときなどに、一時的にせよその状態が緩和されると期待されるときにも用いる。

ふむふむナルホド
って
具体的な数字はないんかい!

いや
どうやらないようですね。

ついでに・・
と田野観測所の過去データをたどってみると
昨年11月26日に累計47.0ミリ
12月はゼロ
年が明けて1月は
6日に11.5ミリ
19日に4.5ミリ
27日には1ミリ
2月は全体で16ミリ
3月になるとちょっと降り出して
2日3.5ミリ
3日8.5ミリ
4日11ミリ
5日11.5ミリ
6日0.5ミリ
11日4.5ミリ
15日2.5ミリ
16日4ミリ
そして

きのう27日に52.5ミリ

う~ん・・・
この場合はどうなんだろう?
「まとまった雨」って使っていいんだろうか?

でも
12月から2月までの3ヶ月で合計30ミリちょっとしか降ってないし
となると今月前半の雨なんか
文字どおり焼け石に水のようなものだし

やっぱり「まとまった雨」だったということにしましょう。

そうそうそういえば
その少雨の影響で
町内の台地にある加領郷地区では深刻な水不足
今週はじめから町役場の依頼を受けて
こんなことをしております。








カラッカラになった貯水槽への水の補給。

「まとまった雨」
「恵みの雨」になってくれたらいいな
と願わずにはいられないおじさんなのでした。

(みやうち)



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

マキタ充電式コーキングガン 18V6Ahバッテリ・充電器・ケース付き CG180DRG

2024年11月12日 | 奈半利町発注工事
奈半利町本村部地区農業用水路長寿命化補修工事。

傷んだコンクリートの表面を
ポリマーセメントモルタルで被覆する作業がつづいています。

では
いってみましょう。


ハイ塗って



塗って


また塗って



そこで活躍してるのがコレ






作業員さんが手にしているものは
というと・・・






充電式コーキングガン
メーカーは安定のマキタ
型番はCG180Dとあります。

この手の道具には縁がないぼくは
初めて目にします。

へ~~
コーキングガンにも充電式があるんや~~~

てなもんです。


さっそく調べてみました。












  • 硬いシーリング剤でも、スピーディに施工。電動式だからレバーを引く疲れを大幅に減る。優れるスピードとスタミナで、大量な作業を実現。
  • ダイヤル変速+トリガ変速で作業性アップ。シーリング剤の種類や施工溝の幅に合わせて、最大押出速度を設定。さらにトリガの操作でも押出量の微調整が可能。
  • 360°回転、使いやすい角度へ調整できる。先端ノズル切り口の向きを作業姿勢や方向に合わせて自由に回転できる。
  • 最大押出力:5,000N 。押出速度:0〜28mm/秒 。ストローク(ホルダA・300mL):214mm 。ストローク(ホルダB・600mL):350mm 。ストローク(ホルダC・800mL):294mm
     (Amazon[商品の説明]より)



ふむふむ
コイツぁよさげだ。

あらためて依頼品を見てみましょう。







かなり使い込まれたあとが
歴戦の奮闘を物語っていますねえ。


やっぱり餅は餅屋。

プロというやつは
ウデはもちろんですが
道具もなければね。

またひとつ物を覚えたじっちゃんなのでした\(^o^)/



 

(みやうち)
(撮影:オー隊長)


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

表面被覆工法による水路の長寿命化補修工事

2024年11月05日 | 奈半利町発注工事
塗って
塗って
また塗って






奈半利町本村部地区農業用水路長寿命化補修工事です。

傷んだコンクリートの表面を
ポリマーセメントモルタルで被覆しています。


ひとくちにコンクリート構造物の補修工法といっても
色んな種類があり

↓↓

出典:『コンクリート標準示方書[維持管理編]』土木学会2018年


今回採用しているのは

そのなかの
表面処理工法
のうちの
表面被覆工法
のひとつである
無機系被覆工法

ポリマーセメントモルタルを用いて表面を修復するものです。


モルタル
といえば
一般的には水とセメントと砂を混ぜたものですが
ポリマーセメントモルタルはそれとはちがい






セメントモルタルに
構造体コンクリートとの一体性能や
コンクリートを劣化させる因子の侵入を抑える性能を与えるように
ポリマー成分を加えたもの。

それにもさまざまな製品があるのですが



なかでも農業用水路の補修に特化したのがこちら

↓↓







農業用水路の
表面劣化
目地破損
鉄筋のさび
ひび割れ
漏水
などなど
すべての補修を可能とした工法です。




塗って
塗って
また塗って










ん?
もしかしたら・・・





加齢とともに増えてくるぼくの顔のシミ
これでなんとかなるんじゃない?





ふー


なるわきゃないか。


お肌の表面被覆工法には
やっぱりこれかな?




肌人生を科学で変える ONE BY KOSE



冗談はさておき








水路の補修は着々すすみ
強くきれいになってゆく。


以上
奈半利町本村部
農業用水路長寿命化補修工事現場からの報告でした。



ぼくの長寿命化補修工事は・・・
(まだ言うか)
(もーええわ \(^o^)/)


(みやうち)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

長寿命化

2024年10月25日 | 奈半利町発注工事


名づけて
農業水路長寿命化・防災減災事業 本村部地区農業用水路長寿命化補修工事。


わかりやすく言うと
古くなって傷んだ農業用水路をなおして長持ちさせる工事。

着手しました。
まずは高圧水による先生から。







以上
取り急ぎ着手のご報告は

「長寿命化」っていうネーミングがツボにはまって
ひとりニンマリしている前期高齢者のおじさんからでした。

(みやうち)



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今日もはつるぜよ!

2023年12月11日 | 奈半利町発注工事

 

はつる

 

 

 

斫る

 

 

 

削る

 

 

長さ約4.6メートルの橋が10個つながって

橋長が全部で約46メートル。

そのうち断面修復をしなければならないのは200箇所以上。

今日もはつるぜよ!

 

(みやうち)

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

土木のたのしさ(のひとつ)

2023年12月05日 | 奈半利町発注工事

 

奈半利町道大除法恩寺(おおよけほうじ)線に架かる

中川原橋の補修工事がはじまりました。

 

 

 

 

 

 

橋は橋ですが

この橋の下には川が流れていません。

 

 

 

 

高架橋

という形式でもありません。

ではなぜここを

橋形式にしなければならなかったかというと

大雨が降るとここを水が流れるからです。

というのも

今から二十年ちょっと前

この隣で圃場整備工事を担当したことがあって

そのときに気づいたのです。

ナルホドと

あらためて周りの地形を見てみると

周辺より地形が低い土地が

ココに向かって筋状につらなっておりました。

 

 

 

 

そうそう

これも二十数年前にある設計コンサルさんに教わったのですが

地図や平面図をじっくり見ると

昔の地形や川の氾濫跡がわかるんだとか。

それ以来

自分たちがつくるモノの目安としての平面図を

また別の目で見ることができるようになりました。

たとえばココでいうと・・

 

 

 

 

 

 

古代

奈半利川(青線)はもっと広く

現場付近への低地の連なり(赤線)も含めて流れており

その中州(茶枠)だった

一段高いところに人が定住するようになった

とか

あるいは

赤線は川が氾濫したときに流れるところであり

低地に建つ住宅は歴史があたらしい

とか

そんな想像ができるわけです。

(正解かどうかは自分で調べてね)

 

こんな些細な例からもわかるように

「土木のしごと」というのは

ただモノをつくったり直したりすればよいというものではなく

地形も含めた周辺全体を把握し

それにフィットするようにモノをつくったり

そのためになるようにモノを直したりすることが必要です。

 

そんなふうに見えたり考えたりできるようになると

また一段とこの仕事がおもしろくなってくるんですよね。

むずかしくもなるけど

おもしろくもなる。

 

いやー土木って本当にいいもんですね。

さよなら、さよなら、さよなら。

 

ということで

またあした\(^o^)/

(みやうち)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ぼちぼちゆこう

2023年07月28日 | 奈半利町発注工事

 

 

 

無造作に置かれた道具が

やけにまぶしく見えるのは

けっして気のせいではありません。

 

 

 

 

 

右にビニールハウス

左にもおなじくビニールハウス

そして

打ち立てのコンクリート。

なにより

空から容赦なく照りつけるお陽さまの光。

そう

上下左右の全方位が

互いに光を乱反射しあって

増幅に増幅を重ねるという

まさに

光の弦楽四重奏状態なのです。

 

そんなところで仕事をしているのですから当然

 

 

 

 

 

暑い!

 

 

 

あづい!!

 

 

 

 

 

あぢぃ~~!!!

 

 

 

こんなとき

こんなところですから

スポーツドリンクはもちろん

会社支給。

でも

糖分をとりすぎるとよくないので

冷たいお茶も用意しています。

大切なのは

こまめな水分補給と

こまかい休憩。

 

それにしても・・・

 

 

 

 

 

ふだんなら

見惚れるはずのこの絶景が

現場の暑さを想像すると

ちょっとうらめしい (-_-;)

 

でも

そんなことを言ってみてもはじまりません。

なんくるないさー

ぼちぼちゆこう。

 

(みやうち)

 

ぼくらと一緒に働きませんか?

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

冷感\(^o^)/

2023年07月24日 | 奈半利町発注工事

 

みやうちです。

7月24日月曜日

梅雨が明け

正真正銘の真夏となった

高知県安芸郡奈半利町から

週の初めのごあいさつ。

 

今週もよろしくおねがいしま~す!

 

さて

そんなじっちゃんのきのうは

家の前を流れる西谷川で孫らと川遊び。

 

 

 

 

 

遊んでやってるのか

遊んでもらってるのか

たぶんどちらもなんでしょう。

 

一夜あけた今朝も

外気温はぐんぐんとあがる一方で

どうやら今日も

うだるような暑さの真夏日確定のようです。

 

あゝ

あの水の冷たさが恋しい・・・

 

 

 

 

 

などと

遠い目をして

懐かしんでいると

社内グループウエアにアップされた現場報告のなかにあった

一枚の写真が目に飛び込んできました。

 

 

 

 

 

 

お隣り田野町にある松崎冷菓さんの人気製品

昔懐かし袋入りのかき氷です。

 

 

 

松崎冷菓ホームページより)

 

 

 

室戸海洋深層水仕立て

独自の製法で自然の甘みを出した

「昔づくり氷」

 

なんでも

現場の近所の方が差し入れをしてくれたそうです。

 

どうもありがとうございました!

 

 

 

 

 

地元のみなさんのご協力のおかげで

町道大原西ノ平線改良工事は着々と

そして順調に進んでおります。

 

夏本番

まだまだ暑い日がつづきます。

農作業にいそしむ地元の方々も

こまめな水分補給と細かい休憩を心がけ

ぶじにこの夏を乗り切れるよう

くれぐれも

お身体ご自愛ください。

では。

 

(みやうち)

 

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

我は我、彼は彼なり・・・

2023年07月19日 | 奈半利町発注工事

 

ケーくんがつくった「工事だより」です。

 

 

 

 

 

じつは

こうなるまでに修正手直しを繰り返し

これが4作目。

 

途中

センパイ方の

ああでもないこうでもない

という意見に

迷走をした感がなきにしもあらずでしたが

やっと陽の目を見せることができました。

 

他者のアドバイスに耳をかたむける。

これはとても大切なことです。

いつもどこでもいくつになっても

常にその姿勢を保ちつづけること。

そうでなければ成長はありません。

 

一方で

「オレはこれでゆく」

と我を通すのも

場合によっては

けっしてわるくありません。

たぶんそれは

どちらがよくて

どちらがわるい

という類のものではないのです。

 

我は我、彼は彼なり、秋の暮れ

我は彼、彼は我なり、春の宵

 

わからなくても歩いて行こう。

行けばわかることもあるしわからないこともあるし

いったん「わかった」というゴールにたどり着いたとしても

その「わかった」は次の「わからない」のスタートラインだったりするけど

とにかく歩いて行く。

だいじょうぶ

そのひと足が道となるから。

 

 

 

(みやうち)

 

 

 

ぼくらと一緒に働きませんか?

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

はじめての・・

2023年06月30日 | 奈半利町発注工事

 

 

 

 

 

 

 

町道大原西ノ平線改良工事

今回は園芸用ハウスのあいだを通る部分を広げます。

 

 

 

 

今月の工程計画の下に貼り付けられているのは

3次元モデルのキャプチャー画像。

ケーくんがはじめてモデリングをしたものです。

「はじめての・・」

というのは

何につけてもイイものですよね。

 

 

そうそう

 

こんなんもらいました。

 

 

 

 

 

 

みんなが

我先にと手を伸ばしたので

残りあと少しとなったところで撮影。

 

 

 

 

 

 

いつもありがとうございます!!

 

地元のみなさんのおかげで

工事が順調に進んでいます。

これからもご迷惑をおかけしますが

どうかよろしく

お願いします!!

 

(みやうち)

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カッチカチ

2023年02月15日 | 奈半利町発注工事

 

 

きのう予告しましたジェットパック使用のコンクリート舗装は朝9時スタート。

チ~ン。

 

 

 

 

 

 

 

終わったのが

12時かっきり。

3時間で所定強度に達するはず

ですが

1時間の余裕をみて

16時に交通開放。

 

 

 

 

 

 

見ろやこの舗装

カッチカチやぞ!

カッチカチ!!

 

 

 

 

以上で

ジェットパックを使ってのコンクリート舗装

無事完了いたしましたっ \(^o^)/

 

(みやうち)

 

 

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あともう少しのご辛抱を

2023年02月14日 | 奈半利町発注工事

 

 

 

 

 

 

長谷橋の橋梁補修工事は

割れたり浮いたりしている路面の補修へと移りました。

 

 

 

 

 

 

今日は取り壊した箇所に

ジェットパックという

超速硬性コンクリートをパックに詰めた製品を現場で練り混ぜたものを打ち込みます。

 

 

 

 

 

使用する材料をあらかじめ吟味して計量を済ませたものを

パックにすることで

現場での計量の手間や

水や骨材の配合など

超速硬コンクリートの現場練りであったいろいろな問題を

一挙に解決することができました。

 

打ち込み後

どれぐらいで固まるかというと

ナ、ナント

3時間で24N/mm2以上という

設計強度を上回る強度が得られます。

 

 

もうすぐ

みんなが安心して渡れ

長持ちする橋に生まれ変わります。

それまで

あともう少しのご辛抱を

どうかよろしくお願いいたします。

 

 

 

(みやうち)

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

専門用語だらけの・・

2023年02月07日 | 奈半利町発注工事

 

長谷川に架かる3つの橋の補修補強工事です。

 

 

 

既設のコンクリートを斫(はつ)り

亜硝酸リチウム(*1)が入ったポリマーセメントモルタル(*2)を塗り込んで

断面修復工(*3)が完了。

 

*1 亜硝酸リチウム

コンクリート補修用混和剤として開発された工業用化学製品で

色は薄い黄色または青色の透明な液体

*2 ポリマーセメントモルタル

セメント、砂利にポリマーディスパージョンまたは再乳化形粉末樹脂を混合したモルタル

セメントモルタルに比べ、接着性、防水性、乾燥収縮性、耐薬品性、耐摩耗性、耐衝撃性などが向上する

*3 断面修復工

コンクリート構造物の劣化や衝撃などによるコンクリート断面の欠損および剥落した場合の修復や、中性化や凍害、塩害などの劣化因子を含んだ部分を取り除いた場合の断面修復を目的とした補修工法

 

 

 

 

 

 

そのあと

全体を高圧洗浄機で洗ってキレイにし

シラン系表面含浸材(鉄筋腐食抑制型)(*4)をコンクリートに塗って

 

 

 

表面含浸工(*5)が完了。

 

*4 シラン系表面含浸材

コンクリート表層に吸水抑制機能を与える浸透性の保護材

*5 表面含浸工法

コンクリート表面に含浸剤を塗ることによって、コンクリート表層の組織を改質し、構造物の耐久性を向上させる工法

 

橋の上では・・

 

 

 

 

エポキシ樹脂(*6)を低圧注入工法(*7)でコンクリートの内部に注入し、地覆(じふく)のひび割れ補修が完了。

 

*6 エポキシ樹脂

分子内にエポキシを基に有する化合物の総称

接着力が強く、酸素・水分の透過性が低い

接着剤だけではなく、塗料、電子部品、土木、建築などの幅広い分野で使用されている

 

*7 低圧(樹脂)注入工法

圧縮空気、ゴムやバネなどの復元力を利用して加圧できる専用器具を用いて

コンクリートに発生したひび割れに補修材料(エポキシ樹脂、セメント系注入材など)を注入する工法

作業が簡単で人手が少なくて済み、確実かつ安定してひび割れに注入できるので均一な品質が得られる

 

 

 

あゝ・・・

橋梁補修補強工事って

専門用語が多くて覚えるのがたいへん

 

けど

シラン系?

そんなんシランけど

なんてアッチを向いてあきらめずに

粘り強く覚えていきましょう。

 

などと思うおじさんなのでありました。

 

(みやうち)

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする