goo blog サービス終了のお知らせ 

土木のしごと - (有)礒部組現場情報

地域のためにはたらき、ふつうの暮らしを支える人たち。(有)礒部組とその仲間たちのたのしくゆかいな面々。日々是土木。

社内完成検査

2025年03月18日 | 国道493号北川道路柏木工区関連工事
きのうは
北川道路柏木2号橋A1橋台工事の社内検査でした。
検査員は人呼んで「鬼の社内検査員」
そう
ぼくです。

といっても
そう思っているのは技術屋の皆だけで
もちろん角も生えておらず
じっさいはとても優しい検査をするおじさんです。

(あくまで自己評価です)
(どの口が言うかという指摘は受付けません)






ご覧のように現場はすでに川の向こう
できあがった構造物を測ることはできません。
でもだいじょうぶ
そこはそれ
今という時代なもんですから
現物を当たれなくとも無問題。








パソコンのなかで測ったらよいだけのことです。

と言いつつも
見てのとおり
その机の上には紙、紙、紙・・・

それでいいの?

と思われる方も多いでしょうが
社内検査員としてのぼくの感覚では
ペーパーとデジタル
それぞれに長所と短所があって
どちらかだけに限定するというのは如何なもんか
と思ったりするわけです。
なので紙とデジタルを併用
しかもどちらかというと紙のウエイトが大きい。
これが現在地というわけです。
(念の為に言っときますが、けっしてぼくにカミがないからではありません)

ただ

ここが大事なのでもういっぺん言います。

ただ!

従来方式から抜け出そうとせず
紙を後生大事にあつかうのはNG
つまり
古いやり方に固執して
あたらしい方法を排除してしまうと
な~んにも前へは進みません。

ですから
なんてったって今という時代なんですもの
標榜するべきはペーパーレスでしょう。

でもね
紙の方が効率的
っていう場合も多々あるんだよなぁ・・・

なんてことを考えつつ実施した社内完成検査終了。

発注者による本番は21日。
これが本年度最終の完成検査となります。
さて首尾や如何に。
あともうひとふんばりだ。
がんばって!

(みやうち)



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

笑顔でたたかえエブリバディ!

2025年03月11日 | 国道493号北川道路柏木工区関連工事


柏木2号橋A1橋台です。
完成しました。

こうやってこの構造物だけを見るとそうとはわからないのですが
徳島県阿南市と高知県安芸市を結ぶ阿南安芸自動車道を構成する北川道路の一部です。

「命の道」です。

「命の道」
災害の際に機能する道のことをそう呼びます。
このネーミング
高知県職員が生みの親の一人だということを今朝の高知新聞で知りました。
ときは2000年代前半
当時は「地方の高速道路はムダだ」という声が列島をおおっていた時代です。
「タヌキしか通らない」
とかナントカ言って揶揄されていた記憶があります。
その対抗策を三重、和歌山、徳島の各県道路担当課が集まって考えていた席で出た言葉なのだそうです。

その流れを受けて
2009年には直轄国道の事業が全国で18箇所凍結されました。
いわゆるビーバイシー(B/C)=費用対効果
投入した費用に対してどれだけの効果が得られたかをあらわす指標にもとづいて決められました。
多額の工事費をかけてまでつくっても効果はない、という理屈です。
高知東部自動車道もそのなかのひとつでした。

それから2年後
東日本大震災が起こります。
くしの歯作戦」に代表されるように
被災地の応急復旧で基幹道路の存在が大きな役割を果たしたのが転機となって
「地方道路無駄論」は「国土強靭化」の流れに変わっていきました。

いったんは凍結された高知東部自動車道も
今週末15日には高知市から芸西村までがつながります。
北川道路もやがてはそれとつながるでしょう。

この柏木2号橋A1橋台はその一部の一部
四国8の字ルート全体からすれば豆粒ほどのちっぽけな存在ですが
まぎれもなく「命の道」の一部です。

これからも
「命の道」をつくるひとたちの末座に連なっていることを胸に刻み
自分たちに与えられた場所でがんばっていきたいと思います。

一人ひとりが自分の持ち場で笑顔でたたかえエブリバディ!

でわ (^O^)/

(みやうち)



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

石の味

2025年03月04日 | 国道493号北川道路柏木工区関連工事



橋台駆体とその脚元のブロック積み護岸をつくる作業が終わり
今回受けもった構造物がすべて完成。

久方ぶりの雨降りと共にやってきた春の気配を感じつつ
さあ工事用道路の撤去だ。

その前に





設計図書に記された仕事だけならそうなるのですが
どうにもそれでは得心がいかない監督さん。


じゃん!







橋台を保護するための大型ブロック積みの
さらにその脚元に
現地にある巨石を選んで積み上げました。
水が増えたときに洗掘されるのを防ぐためです。


ナイスアイデア
いいじゃないですか (^O^)/
そして
その意を受けてカタチになったものも
とてもイイ \(^o^)/

整然と並べるのではなく
大中小
さまざまな大きさと形の石を組み合わせたところに味があります。

ということで
いよいよ工事用道路撤去へ

いざ!

(みやうち)



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

命の道

2025年02月28日 | 国道493号北川道路柏木工区関連工事
23日の日曜日
所用があって高知市内に住む息子夫婦のところへ行く途中
空港付近の道路におおぜいの人が歩いているのを発見
というか否が応でも目に映るほどたくさんの人、ひと、人。

ははぁさてはアレだな

すぐにピンときたのは
ぼくにも同じような体験があったからです。
(しかも主催者側として)


あれはたしか平成22年8月の朝だったなぁ









開通をその約2週間後に控えた北川奈半利道路
(地域高規格阿南安芸自動車道の一部です)
でウォーキングイベントが行われました。


たぶん今回もそれだな

ぴんぽーん







高知東部自動車道開通イベントとして
ウォーキング&サイクリングに
なんと
約2600人が参加したそうです。

クルマが通らない高速道路って
ぼくたち関係者以外のひとは
こんな催しでもなければ通ることができませんもんね。
貴重なひとときだったと思います。


さてこちらはといえば







あらま
久しぶりに行ってみると
施工ヤードと工事用道路が
すっかりと取り除かれており
川のまんなかにぽつりと佇む当社社員

そう
ここ柏木1号橋上部工工事で
去年秋から下請けをさせてもらっていたのですが
もうすぐそのミッションが終わります。






おー
外観はすっかりそれらしくなって
なんだか開通まじか
のような気もしないではないですが
なんのなんのまだまだ

この橋が完成したら
写真右側からトンネルを抜き
当社もその一員として現在A1橋台完成間近の
柏木2号橋とつながって
晴れて柏木IC~和田トンネルのあいだが供用できるようになります。

この道は命の道
その道づくりに携われるありがたさを胸に刻み
今日までそして明日から

できることを精一杯がんばってゆこうと
そんなことを思いながら
開通なったばかりの和田トンネルを北へ走るおじさんなのでした。

とかナントカ言ってるうちに今日で2月は終わり
来週からはいよいよ年度末。

しっかり休んで
また月曜日からはしっかりはたらきましょうぞ。
でわ。

(みやうち)


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

さぁラストスパート

2025年02月26日 | 国道493号北川道路柏木工区関連工事




きのうの朝
現場事務所周辺の温度はマイナス2度。

北の国で暮らすひとたちにとっては
どうってことはない気温かもしれませんが
ここいらでは一年のうちで最低レベル。
しかもそれが
ふだんならそろそろポカポカし始める2月末ときたら
それはもう

寒い!

それぐらいでオタオタしなさんな!
と言われようと
寒いものは

寒い!!


という
柏木2号橋A1橋台工事現場ですがっ








橋台背面の埋戻しが完了し
気分はちょっと温かくなってきたかな
てな感じ。







週末からは
工事用道路の撤去作業に移り
残すところもあと20日ほど

春になれば雨が降る
雨が降れば水が出る

のんびりとしてはおられませんが
慌てず焦らず余裕をもって

さぁ
ラストスパートです。

(みやうち)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

いきって埋めゆうぞね~~~

2025年02月19日 | 国道493号北川道路柏木工区関連工事




石がごろごろ
それもそのはず






スケルトンバケットを使って粒径が大きな石をとりのぞいているのですから
そして・・・







より分けた細かい土は奈半利川対岸の橋台工事現場へ
そこにはミニバックホウとクレーンがまちかまえています。








ミニバックホウで積み込まれ
クレーンで吊り上げられた土は
そこからさらに橋台背面へ










ここでも待ちかまえるミニバックホウ








運び込まれた土を敷き均したあとは







ひたすら締める。
ひとつの層が20センチの高さで
これをひたすら繰り返します。

きのうも埋戻し
今日も埋戻し
あしたも埋戻し

土しごとの敵は雨ですが
幸いなことに
そして
ありがたいことに
この先ずっと晴れの予報

さあ
今日も
あしたも
あさっても

いきって(※)埋めゆうぞね~~~ (^O^)/


(みやうち)


※いきって
土佐弁。がんばって、とか一生懸命とか、てな感じのことば。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ハレーション

2025年02月18日 | 国道493号北川道路柏木工区関連工事
10月半ばから北川道路柏木2号橋A1橋台工事も5ヶ月目に入り
いよいよ最後のひと月
最終盤となって
ここ数日の現場作業というと
きのうも埋戻し
今日も埋戻し
あすも埋戻し

橋台背面にクレーンで土を入れ
それを締め固めるという作業が毎日つづいています。

そんななか
現場報告にアップされていた先週末の作業終わりの写真がこれ。







全体がガラスの球体のなかに入っているような
なんだか不思議な感じがする画像です。

なんのことはない

たぶん
右端にちょこっと写っている太陽が原因でしょう。

太陽の光がコンクリートの壁に反射して
その光がレンズに入りこんだのだと推察されます。
そう
いわゆるハレーションというやつです。
強い光の影響で写真の一部が白くぼやけてしまう現象です。
逆光や強い光源を直接撮ったときに光が乱反射することで発生します。

この場合
撮る角度を変えて少し左側に移動すれば
かんたんにその発生を抑えることができます。

ここまではごくごく初心者用の解説
それと
工事記録写真に限定すれば
ハレーションが起きないようにするのはイロハのイ
なのでそうするべきなのですが

がっ
がっ
がっ
しかぁ~しっ

現場で撮るのは工事記録写真だけとは限りません
というか
土木現場技術者たるもの
せっかく写真を撮るのが欠かせない業務のひとつ
(つまりいつもどこでも何かあれば写真を撮ろうとしているひと)
なのですから

そこはそれ
その業務のなかに
おもしろみを見つけるのもモティベーションアップの秘訣です。
となると
ちょっとばかりの遊びごころを常にもっておくのが必須。
であれば
あえて太陽を写し込みたい
という場合だって多々あるはず。
(たとえばそれで強い陽差しを表現するとか)

そういう面から見れば
わるい写真ではなく
むしろおもしろい
という評価さえできますよね。

問題はそこに意図があるかどうか
その構図や色合いや光と影などなどを含めた仕上がりに
撮影者が主体的にかかわっているかどうか。
そうでなければただの偶然ただの失敗作となるだけです。

自己満足といえば自己満足なんですけどね。
そんなのもまた
仕事をおもしろくするためのひとつの方法。

そんなふうに考えると
現場には宝物がたくさん転がっています。

おもしろいよ~~~
ぜひ (^O^)/

(みやうち)



ち・な・み・に・・・・








けっして
こんなことを勧めているわけではございませんので
誤解のなきようお願い申し上げます ^^;

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

春はそこまで

2025年02月10日 | 国道493号北川道路柏木工区関連工事
画像出典:2月9日『高知新聞PLUS+』より


国道493号和田トンネル、開通しましたね。
当社も
トンネル本体にはかかわっていませんが
その出入り口(「明かり部」と呼びます)で
いくつかの工事を受け持たせてもらったので
感慨ひとしおです。


(赤線が和田トンネル)


その和田トンネルから川を渡り山をひとつ隔てたところ
(上の画像では左端)
で施工している柏木2号橋工事のうち
当社が担当するのはA1橋台







完成まであとひと月ほどとなりました。



こちらはその進捗傾向グラフ。









どのように見るかというと
レッドゾーンが危険
グリーンゾーンは余裕あり
といっても
もっともよいのは緑ではなく
そのふたつの真ん中にあるイエロー。
設定したゴールに向けて
このゾーンを右肩上がりで推移していくのが順調に進んでいる証拠。
さらに言えば
そこを通るように工程を管理
つまりコントロールできればそれがベストです。


そうそうそういえば
先週末の会社全体工程会議の席上

「いいグラフやねえ」
とつぶやいたぼくに

「そこを通るようにしてますから」
はっきりと答えたRG監督。








毎日寒い日がつづきますが
春はすぐそこまでやって来ているので
がんばってください。

さあ
いよいよラストスパート。
とはいえ
くれぐれも事故のないよう
ご安全に!

(みやうち)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

for ふぁいなる

2025年01月22日 | 国道493号北川道路柏木工区関連工事

公私ともにあわただしい毎日をすごしていた令和7年。
気がつけば
年があけてから
はや20日がすぎておりました。

そして
もひとつ気がつけば
この現場の報告を一度もしておりませんでした。








北川道路柏木2号橋A2橋台工事現場の仕事はじめ
1月6日の様子です。



ここから型枠ばらしの作業がつづき







14日には
足場があるうちに
出来あがりをチェックしてもらって
翌15日







16日



17日




先週中には足場解体作業が完了。





今週から橋台前面の大型ブロック積みへと
作業が移っています。

契約工期まで
残すところあと2ヶ月弱
ここからは
ファイナルへ向けてのロングスパートに入ります。


といっても
一度で終わらせてヘタることがないよう
必要とあらば
二度三度とギアを上げ
最後まで気を抜かずに走り切るよう
みんな
どうかがんばってください。

がっちり働き
しっかり休んで
くれぐれも
健康には留意するよう
そして

ご安全に!

(みやうち)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

The prelude to a new challenge

2025年01月07日 | 国道493号北川道路柏木工区関連工事



三業者三現場が稼働中の
北川道路柏木2号橋下部工工事
年末の様子です。

当社の現場はというと








再三お伝えしているように
目標としていた令和6年内の駆体打設完了を達成しほっとひと息。

仕事納めの夜には恒例の忘年会。















(ハゲ率が高いのは偶然です。けっして真実を適切にあらわしたものではありませんので思い違いをなされぬよう)

飲んではしゃいで騒いだあとは
28日から9日間の有限会社礒部組創業以来最長の休暇。

各自ゆっくりゆったりとすごすことができたようです。

さあ
新たなたたかいがきのうから幕開けです。

くれぐれも事故災害が起きぬよう
安全第一で

がんばってちょーだい!!

(みやうち)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ミッションコンプリートに向けて

2024年12月24日 | 国道493号北川道路柏木工区関連工事



現場事務所のホワイトボード
稼働日はあと4日
そして・・・








中間目標達成まであと3日。










26日(木)の高欄コンクリート打込みが済めばお正月。
そして・・・







どんなにササクレだった激走のさなかにも
安全第一を忘れるな
とばかりに

きのうは
四国安全研修センターさんによる安全パトロールと安全教育。

ということで本日も
ご安全に!

(みやうち)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ちょっと残業

2024年12月18日 | 国道493号北川道路柏木工区関連工事
きのうは
ちょっと残業でした。





柏木2号橋A1橋台工事現場です。


というのも
このあと年末最終稼働日までのスケジュールがこれ





赤枠で囲んだ日がコンクリート打込み日
それがどの部分に当たるかというと






下の赤字3つが完了済みで
上から2つの黒字がまだ打込みしていない箇所

つまり
上から2番目の「胸壁、ウイング」が20日で
イチバン上の「高欄」が仕事納めの前日26日
というスケジュールを厳守するべく
現場のみんなが動いている
こういうわけです。

なぜ「厳守」なのかというと









全体工期で見た場合の進捗は
現在位置がイエローゾーンの下ぐらい
ということは
けっこう余裕がある工程ということになり
一見したところ
それほど必死こいてやらなくてもいいんじゃないか?
てことになるんですが

年内に終わるか終わらないか
というのはつまり
仕事納めと仕事始めのあいだにある9日という日数を
工程的に有効に使えるか使えないかという意味でとても重要。

さらに
その期間中
ずっと型枠をつけておいておけるというのは
品質面でもむちゃくちゃ重要で

ですからこの年内打込み完了を
「厳守」
という絶対目標のもと










「ちょっと残業」
となったわけなのです。


とはいっても
昔のひとはよく言ったもので

急がば回れ
急いては事を仕損じる
慌てる蟹は穴には入れぬ

急いでいるときほど
冷静に慎重に
ショートカットでものごとを済ますという意識は大敵です。

なので
たとえばこれは先週末







クレーンのオペレーターさんを講師に
合図と玉掛けを再学習
そして
コミュニケーション&コラボレーションを再確認。

なんてこともあいだに挟みながら
今日も作業に勤しみます。

あともう少し
あわてず騒がず
でも
ムダなくスピーディーに
そして
ご安全に!

よろしくお願いします!!

(みやうち)




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

冬期施工においてコンクリートを外気の影響から保護することの重要性について

2024年12月13日 | 国道493号北川道路柏木工区関連工事

寒くなってきましたねえ。
もう誰がなんといっても
(誰もなんとも言わないでしょうが)
冬です。

熱く長い夏の余韻が
ついひと月ちょっと前までつづいていたことを考えれば
なんだかちょっと違和感があるほどに
あたりまえの冬です。

ぼくも痩せ我慢はやめて
屋外ではできるだけ帽子をかぶるようにしだしました。


おニューです。
こんなヤツです。







なにせ毛がないので
ふつーの人なら毛髪がその役目を果たしてくれる
・外気の影響から保護する
・保温する

これは何らかのツールに頼らざるを得ません。


そうそう
今を去ることうん十日前

こんな研修会をやりました。










対象とした現場は
国道493号北川道路柏木2号橋下部工工事

そこで
ひび割れ防止対策としてお願いしたのは
奇をてらわずにオーソドックスかつシンプルなもの





特に強調したのが赤字

保温する
外気の影響から保護する


一昨日の現場です。








👏👏👏
だってそうでしょう。
それをぼくに置き換えてみればかんたんです。







これをそのまま外気に晒すか
冷気のなか放ったらかしにするか
それとも







外気の影響から保護し保温をしてやるか。


ぼくと同様
どうやら現場のひとたちも
自分事としてわかってくれているようです。


さて
年末までのコンクリート打ち込みもあと2回。
12月中に駆体コンクリートを全部打ち込んで
たっぷり養生
できるだけ長期間の型枠存置
そして後工程に余裕とゆとりを。

この目標達成に向けて
がんばって!

ご安全に!!

(みやうち)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

バーチャル発リアル行き

2024年11月26日 | 国道493号北川道路柏木工区関連工事
当社の安全パトロールには
事務員さんの参加が必須です。

そして
技術畑以外のひとの目線で見た現場の
感想その他もろもろを
報告書
という形で提出してもらい

よりよい現場づくりに活かしていけたらいいな
と考えています。

ということで今日は
去る22日のパトロールに参加したトシ子さんの報告書から




「この前
AR?で見せてもらった足場の本物がそこにありました。
初めて見たのにそうでないような不思議な感覚です。」


その現場とは








柏木2号橋A1橋台工事現場。

そうそうそういえば
彼女にも現場の4D(3次元+時間)を見てもらったことがありました

ちなみに
AR=拡張現実
現実世界にバーチャルな3次元モデルを重ねること
VR=仮想現実
現実世界をもとにつくったバーチャル空間に自分が没入して体験すること

先日、彼女に体験してもらったのはVR
バーチャル・リアリティ。
こんな仮想空間に入ってもらいました。








「完成形をイメージしろ」

ぼくたち技術屋は
そう教えられ
それができるようになるために
トレーニングと研鑽を重ねていきます。

そして
現場と設計図書を見れば
ある程度正確にイメージができるようになると
そのイメージに向けモノづくりを進め
ふむふむ
思ったとおりだわい
とか
ちょっとちがったな
とか
色々な思いを抱きつつ
さまざまな事をクリアしながら
イメージの修正を重ね
工事を完成へとみちびきます。

その道の途中で問題となるのが
未来が見えるひと
未来が見えないひと
とのイメージの相違。

それは技術力のちがいや理解力の差
あるいは経験の有無や多少
などから生まれるもので

そこにはどうしても埋めがたい溝が横たわっていたりして
それが問題の根源となってミスの原因となる
っていう例を
ぼくは数多く体験してきたし
それによって
ずいぶんと歯がゆい思いや手痛い失敗もしてきました。

なので
それを解消する一助にしたいのが3次元モデル
そして
それを使ったARやVR
というわけなのです。

ですから
「初めて見たのにそうでないような不思議な感覚」

そうそう
それを体験してもらいたくてやってるものなので
まさにそれが正しい感覚
見てもらったコチラにとってはうれしい感想。

仮想と現実を
行ったり来たりしながら
よりよいモノづくりを目指す。
これが
今という時代の土木工事のひとつの在り方なのです。
なので
これからもまた
ちがう目線や観点からの批判や非難やアドバイスを
ぜひぜひお願いしたいと
切に切に思うわけです。





トシ子さん
次どこ入る?

(みやうち)



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

選択と集中

2024年11月08日 | 国道493号北川道路柏木工区関連工事
水曜の朝
復旧なった工事用道路を渡り
現場へと向かったのは
いつもの倍以上に増えた鉄筋屋さん軍団







晴天の秋空のもと
せーのっ
で試合開始















たて壁の鉄筋組み立てが
ほとんど一日で終わってしまう勢いで
これぞ兵力の集中投入。

節目の作業や効果的な場所に
自軍の兵力を集中させる。

選択と集中
というやつです。






ということで
現場が現場がススム君

してやったりと
頼もしげに見つめるRG監督なのでした。

(みやうち)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする