土木のしごと - (有)礒部組現場情報

地域のためにはたらき、ふつうの暮らしを支える人たち。(有)礒部組とその仲間たちのたのしくゆかいな面々。日々是土木。

完成スマイル

2023年03月27日 | 森林管理道開設事業島日浦線工事

 

先週の水曜日、3月22日は森林管理道島日浦線工事の完成検査でした。

「現場はいつもながらキレイにできてます。工事書類もわるいところはありませんでした」

という工事検査員の言葉に一堂礼。

検査員御一行様を見送ったあと

安堵の表情を浮かべる実質的初現場監督のケーくんに

 

「はいポーズ」

 

とスマホを向けると

 

 

 

 

 

 

「かたいな」

 

ダメ出しをすると

 

 

 

 

 

 

 

「考えるとこちゃうやろ」

 

声の方向へ振り向くと

 

 

 

 

「いやいやボクは遠慮しときます」

 

そうか・・・

そりゃザンネン・・・

 

ふたたびケーくんの方へと向き直すと

 

 

 

 

 

 

 

 

ハイ

笑顔

いただきました~!

 

これにて令和4年度礒部組における県営工事の完成検査はすべて終了。

社員のみんな

協力会社のみなさん

どうもお疲れさまでした。

地元や関係機関のみなさん

発注者の方々

いろいろとお世話になりました。

どうもありがとうございました。

 

(みやうち)

 

 

 

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仕事の流儀

2023年03月17日 | 森林管理道開設事業島日浦線工事

 

きのうのトシ子さんのブログ、とてもよかったですね。

→『伝えるちから

 

「伝え合い協働する。これがチーム礒部の仕事の流儀だ。」

 

なんて独り言ちたあと

気をよくして向かった先は・・

 

 

 

 

 

 

あとは完成検査を待つだけの

森林管理道島日浦線工事現場。

 

 

 

 

 

神は細部に宿る。

 

全体を俯瞰して見ることができなければ

よい仕事はできませんが

その一方で

ディテールにこだわるのもまた大切なことです。

 

ひとしきり現場を歩いて

うん、よしよし。

独りうなずきながらの帰り道。

 

 

 

 

 

 

 

斜面に黒い物体をハッケン。

カモシカです。

逃げません。

こんなとき

iPhoneの望遠機能が威力を発揮します。

ズーム!

 

 

 

 

ほぉ~目も真っ黒なんだ。

 

カモシカには何度も遭遇したことがありますが

こんなふうにマジマジとお互いが見つめ合ったのは

初めての体験です。

 

さて

どちらが先に動く?

ちょっとしたガマンくらべのあと

動いたのはクロ。

 

勝った!!

 

昭和のおじさんは

すぐに物ごとを勝ち負けで判断するわるいクセがあります。

と・・・

 

 

 

 

 

 

なにかを伝えたいかのように

小首をかしげるカモシカさん。

 

ひょっとして・・・

 

つい色気を出してドアをあけ外へ出ると

一目散に駆け出して

山の上へとのぼっていってしまいました。

 

あゝ・・・

「伝え合い協働する。これがチーム礒部の仕事の流儀だ。」

とは言いつつも

やはり彼らとはわかりあえないようです。

 

まだまだやな。

独りボソッとつぶやいて

クルマに戻るおじさんなのでした。

 

(みやうち)

 

 

 

 

 

 

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必要は発明の母なのです

2023年02月28日 | 森林管理道開設事業島日浦線工事

 

 

 

測量用の三脚が足を目いっぱい広げてふんばった状態で石積みにかけられていました。

「アレなに?」

いぶかしげに質問するわたしに返答はせず

クスクスッと笑いながらそこへとおもむき

やおら作業風景を再現してくれるICT施工チーム長。

 

 

 

 

 

 

 

 

この創意

この工夫

必要は発明の母なり

 

 

おじさんは

ほ~っとうなって

ただただ拍手をするばかりなのでありました。

(ってそんなタイソなもんでもないか^^;)


(みやうち)

 

 

 

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南国土佐に雪がふる

2023年01月30日 | 森林管理道開設事業島日浦線工事

 

 

 

 

こんな雪のなかで仕事をするのは

わたしが礒部組に入ってからの30年余りで初めて。

 

北国で暮らすひとたちには

まことにもうしわけないのですが

南国土佐の高知

しかも

ほとんど雪がふらない県東部に住む人間は

雪が積もったのを見ると

異様にテンションがあがり

はしゃいでしまいます。

まるで

犬のようです。

そして

慣れてないからでしょう。

雪だるまづくりが

とっても下手くそです。

 

 

 

では今週も

はりきっていってみましょう!

 

ご安全に!!

 

(みやうち)

 

 

 

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おそろの合羽

2023年01月24日 | 森林管理道開設事業島日浦線工事

 

 

 

きのうの森林管理道島日浦線

うっすらと雪が積もっておりました。

ぬかるみを踏みしめながら

みんなが作業しているところまで歩いていくと

相棒をハッケン。

 

 

 

 

 

 

若者が言うことには

「もうひとりいる」

とのこと。

 

となると当然こうなりますよね(^^)

 

 

 

 

 

 

すぐそこにいたシントくんに声をかけ

みんなで記念撮影 \(^o^)/

 

 

 

 

 

 

 

山奥の林道工事現場で

偶然おそろの合羽だった3人。

(長靴はバラバラですけど)

左から

25

65

28

という年齢構成です。

誰かが言いました。

 

「三兄弟や!」

 

「え?ワシも仲間に入れてくれるのん?」

 

そぼ降る雨は冷たいけれど

若者たちのあたたかさに心はぽかぽか。

イッツ・ハート・ウォーミングなおじさんなのでした。

 

(みやうち)

 

 

 

 

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ばくだんおにぎり

2023年01月19日 | 森林管理道開設事業島日浦線工事

 

みやうちです。

今日も山奥へ来ています。

森林管理道島日浦線工事現場です。

 

 

 

 

先週末からの陽気が影響したのでしょうか。

まだ1月中旬が終わろうとしているところなのに

早くも幼樹が芽吹いています。

 

 

 

 

 

切り取った山が崩れたので

その対策をアドバイスするための

きのう今日の現場行でした。

 

ただ今12時33分。

ミッションを終え

林道脇にクルマを停め

これからランチといたします。

 

 

 

 

ローソンの

「ばくだんおにぎり」(たまごやきバージョン)。

これ

高知県(と愛媛県の一部)のローソンしか売られていないそうです。

といっても

県内のローソン全部で販売しているかといえばそうじゃなく

旧スリーエフ系の一部のローソンでしか売ってません。

いや、

「たまごやきバージョン」がじゃなくて

「ばくだんおにぎり」そのものがです。

久しぶりに手にしてみると

いつのまにか

ラベルが垢抜けて可愛らしくなってました。

でも

心なしか小さくなったような気が・・・

いやいやたぶん

ウイルス性胃腸炎全快のわたしの腹が

早くソイツを入れてくれと

グーグー泣いているからでしょう。

 

では

いただきま〜す。

 

(みやうち)

 

 

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パワーチャージ

2023年01月18日 | 森林管理道開設事業島日浦線工事

 

みやうちです。

じつは

昨日一日中自宅で寝込んでおりました。

症状は嘔吐下痢と腹痛

病名でいえばウイルス性胃腸炎というやつです。

幸いなことに

昨夜はぐっすりと眠ることができ

今朝は空腹とともに目覚めました。

 

ということで

ふだんどおりに出社後

いざ

林道工事現場へ。

デコボコ道をゆっくりクルマを走らせていると

杉木立のあいだから斜光が差し込み

やさしい光にあたり一帯がおおわれた地点に遭遇しました。

これは・・・

ついつい十数メートル行き過ぎたクルマをバックさせ

おもむろに降車して深呼吸ひとつ。

 

よし!

 

 

 

 

 

パワーチャージ完了!

 

すっかり元気になった気がして

ふたたびクルマに乗り込み

デコボコ道を爆走するおじさんなのでした。

 

え?

単純なやつ?

 

もちろんですとも!

でわ(^_-)

 

 

 

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勝手にICT林道工(組み合わせ編)

2023年01月10日 | 森林管理道開設事業島日浦線工事

 

 

 

杭ナビショベルを使ったマシンガイダンスによる「勝手にICT林道工」も三度目ともなれば

かつては想像もつかなかった丁張りが見当たらない切土作業も

ごくごく当たり前の景色となって現場になじんでます。

 

バックホウを操るオペレーターも手慣れたもんで

一度目より二度目

二度目より三度目と

その段取りが進化してます。

 

たとえば従来は

山切りがすっかり完了しないと始めることができなかった側溝の床掘り作業も

今回は最下部の切土と同時に粗掘削を行うように。

 

 

 

 

 

切土と床掘りの3次元データがあらかじめ機械にインプットされてるので

完璧に順序立ててやらなくてもよいわけですよね。

考えてみればコレ、

ごくあたりまえの道理なんですが、

従来の方法に固執してアタマがガチガチになってると

そこに気づくことができないんですよね。

 

だから何よりよいなぁと感じるのは

これが

コチラがああせよこうせと指示したり

ああしてこうしてとお願いしたりするんじゃなく

重機を操るオペレーターが自分でそれを判断して仕事しているってところ。

 

ちいさなハッケンかもしれないんですが

そういうことの積み重ねが仕事のカイゼンにつながっていきます。

あと

その上で大事なのは

その「ハッケン」と「会得」を社内に展開していくこと。

それができれば

個のカイゼンが

組織全体のカイゼンにつながります。

 

って

そんなことは

デキる人やデキる組織にとっては当たり前のことなんでしょうが

ウチのような凡人の集まりではこれがなかなか簡単じゃない。

(あ、当然わたしもその中に含まれてますからね。凡人です)

 

な~んてことを思いながら

毎朝の現場報告を聴いてると・・・

 

 

 

 

作業は床掘りの仕上げへと移り・・・

ここではミニバックホウに搭載した杭ナビショベルを使ってます。

 

ちなみにこの作業

ちまたには

ミニに特有のアームのスイング機能を用いたときに

ナビゲーションできなくなってしまうという欠点があり

実用的じゃないという意見があふれてますが

使い方次第では今のままでもじゅうぶん効果が生まれます。

(でなきゃ、いくら使って使ってと勧めても現場で使ってくれませんもんね)

 

重機のあとを追いかけていくのが「快測ナビ」による位置出し。

いわゆる「どこでも丁張り」です。

 

 

 

 

ここではじめて丁張りが登場します。

急な縦断勾配とキツイ曲線半径の道路に

プレキャスト水路を据え付けていくには

やはり丁張りが必要です。

 

いやあ~やるもんだ \(^o^)/

 

複数の新技術や従来手法をつなげて「組み合わせ」る。

そのことで価値を高め

さらにそれを自分たちのものにしていってるチームに

拍手なのです 

 

(みやうち)

 

 

 

 

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ちいさな工夫

2022年12月26日 | 森林管理道開設事業島日浦線工事

 

 

 

 

森林管理道島日浦線工事

先週木曜日

小雨のなか杭ナビショベルで山を切るの巻です。

ケーくんが撮ってきたこの写真を見て

そういえば・・

と思い当たるところが。

 

同じ週の月曜日

安全パトロール隊一行と現場へ行ったときのことです。

 

 

 

 

ユンボを自動で追尾して

マシンガイダンスを行うためのナビゲーターLN-150のかたわらに

杭にかぶせかけて置いてあるヘルメットがひとつ。

 

 

 

 

 

 

ナルホド (*^^*)

 

器械にかぶせるんだろうなとは思ってましたが

まさか着物つきとは・・・

 

 

 

 

 

「これだけしっかりと着せてたら

追尾して動くときにジャマになるんじゃない?」

 

そう質問すると

この現場ではほぼひとつの方向しか向いてないからだいじょうぶ

なんだそうです。

 

必要は発明の母

こういった小さな工夫があつまって

現場をうまく進めるちからとなるんですね。

 

といっても

雨は夜更け過ぎに雪へと変わり

その翌朝は・・・

 

 

 

 

 

南国土佐の高知の12月としては超異例の積雪。

こうなると

LN150にヘルメットと合羽という

ナイスアイデアも歯が立ちません。

ということで

やむなく週末の現場作業は中止としました。

 

それから一転

週明けの今朝は 

何日もつづいた寒さも少しゆるみ

絶好の作業日和です。

今年の現場作業も残すところあと2日。

さあ

はりきっていってみましょう!

 

(みやうち)

 

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寒波

2022年12月20日 | 森林管理道開設事業島日浦線工事

 

久々に行ってきましたよ~

森林管理道島日浦線。

 

 

 

 

 

おいっ!

ソコじゃま!!

 

ゴホン

気を取り直していきましょう。

 

 

 

 

なぜだかやってしまいたくなるんですよね。

うん

わかるわかる。

彼がふんづけてるものはというと・・・

 

 

 

 

 

土曜日の雨でできた水たまりが凍ってます。

 

 

 

 

 

 

 

だから~ (-_-)

じゃまだってば~~ (・へ・)

 

ゴホン

また気を取り直して・・・

 

いくら南国土佐の高知といっても

ココは北川村の山奥

12月とは思えない寒波襲来で

身を切るような冷たさです。

 

 

 

 

 

そんななかでも

杭ナビショベルによる「勝手にICT林道工」

山の切り取りは順調に進んでいます。

 

 

 

 

 

 

 

雨除けでしょうか

杭ナビの横にポツンと置かれたヘルメットが

いい味を出してます。

 

 

 

 

 

 

だ~か~ら~!!

(--〆)

もうエエって!!!

\(^o^)/

 

 

以上

森林管理道島日浦線から

ムダに元気な安全パトロール員

いや

山切りの模様をお届けしました。

 

(みやうち)

 

 

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山切り再開

2022年12月19日 | 森林管理道開設事業島日浦線工事

 

 

 

40年以上つづいてきた森林管理道島日浦線工事ですが

じつは

今回の工事が終わればあともう一年

来年度で事業が終了する予定です。

 

その終点予定地までの

支障木伐開が完了。

 

 

 

 

 

山切りが再開されました。

 

 

 

 

 

今日は今年最後の社内安全パトロール。

さあ

久々に現場をのぞいてくるとしましょうか。

 

(みやうち)

 

 

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備えあれば

2022年11月30日 | 森林管理道開設事業島日浦線工事

 

 

 

石を積んでます。

この部分です。

 

 

 

 

昨日はあいにくの雨。

途中から強く降ったりもしましたが

あわてず騒がず

 

 

 

 

用意していたブルーシートで

石積みをすっぽり覆って事なきを得ました。

なにごとも備えあれば憂いなし。

準備をしておけば心配ごとが少なくなります。

 

 

 

 

さて

今日は一転して快晴。

雨降って地固まるです。

さあ

はりきっていきましょう!

 

(みやうち)

 

 

 

 

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ウンチクおやじ

2022年11月24日 | 森林管理道開設事業島日浦線工事

 

 

 

ハズした型枠の掃除(ケレン)をしている重機オペレーターのKさん。

そのかたわらには・・

 

 

 

 

 

 

電動ブラシが置かれています。

 

「あれ使わんの?せっかくあるのに」

「ガンコにこびりついたヤツは、まず人力でとりのぞいてからネ」

 

ナルホド。そういうことでしたか。

すぐに文明の利器にチェンジ。

 

 

 

 

 

 

しっかりと順序立てた仕事の甲斐あって

県内間伐材製型枠についたコンクリートが

みるみるまに剥がされていきます。

 

折しも社内安全パトロールの実施中。

それを見ていた外部パトロール員のTさん。

電動ブラシを手にとり手招きをします。

 

 

 

 

「ちょっとやってみて」

 

呼び寄せられたのは事務員のAさん。

 

 

 

 

 

はじめはおっかなびっくりだったのですが

その効果抜群さに気をよくしたのか

けっこう気分よさげです。

 

すかさずわたしがひと言。

「ケレンって何語由来か知っちゅう?」

みんなは首をひねるばかり。

 

「英語」

 

答えを言ってもキョトンとしてます。

 

「クリーン」

「あぁね」

 

どこにでも必ずいますよね。

すぐにどうでもよいようなウンチクを語りたがるおやじ。

あんなヤツにはなりたくないな、

とふだんは言ってるわたしですが

じつはレッキとしたその一味。

心のなかではダメだぞと戒めているんですけどね

性格なんでしょうねえ

ついつい言ってしまうんですよ。

 

そんなことなどもありながら電動ブラシ体験会終了。

いや

もとい

安全パトロール終了。

最後は作業メンバー全員にあつまってもらい講評。

〆はいつものように「ご安全に!」

 

「ご安全に、の語源はなにか知ってる?」

思わず口から出ようとした言葉をぐっとのみこむおじさんなのでした。

(ふーっセーフ)

(ヤバイヤバイ)

(^_^;)

(みやうち)

 

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あるカンタロウ

2022年11月15日 | 森林管理道開設事業島日浦線工事

 

森林管理道島日浦線工事

施工があらたな箇所に移りました。

(といっても今までやってたとこのすぐ隣りですが)

ココです。

 

 

 

 

 

赤丸で囲んだ部分。

つまり

谷地形となっているため

降った雨が集まる箇所に

排水施設をつくります。

 

ここ数週間

まったくといってよいほど雨が降らず

カラッカラに乾いていた現場ですが

よりによって

イチバン水が集まるところに取りかかったとたんに雨。

なんだかなあ

雨でしょげているのは人間

しかも土木屋ばかりで

なかには大よろこびする生き物だっています。

(というか生物はたいがい喜んでるでしょうが)

その代表がコイツ。

 

 

 

 

 

 

当地の呼び名はカンタロウ。

一般的にはシーボルトミミズ。

日本におけるミミズ界の最大種です。

雨後のタケノコよろしくウジャウジャと大量発生してたようです。

 

今朝の現場報告でそれを説明するケーくんに

「そのウジャウジャの絵が欲しかったなあ」とわたし。

「見て気分がよいもんじゃないので」とケーくん。

そういえば先日

息子の嫁さんがわが家の柚子とりを手伝いに来てくれてたとき

畑(といっても、実体は山です)にいたカンタロウを見てびっくり。

海辺で生まれ育った彼女は

カンタロウそのものを見たことがなかったらしく

青紫色に光ってゆっくりとニョロニョロするその生物を

気味悪げにながめてましたっけ。

そんなのが十数匹もいるなんて・・・

ケーくん

やっぱり自粛は正解なのかもしれません。

 

さてこのシーボルトミミズ

季節によって移動することが知られています。

夏場には尾根筋から斜面にかけて広く散らばって生活してるのですが

冬には谷底にあつまって越冬します。

だから今ごろは

斜面から谷底に向けての集団移動のまっさいちゅう。

久方ぶりの雨に興奮し

ウジャウジャとあつまっていたとしても

カンタロウにとってはごくごく当たり前の行動だというわけですね。

としたら

「雨後の竹の子」というのはカンタロウにとって失礼な命名で

そのものズバリ

「雨後のカンタロウ」でもよかったんじゃないか

トカナントカ考えつつ

 

う~ん・・・

だとしたらやっぱり・・・

欲しかったなあウジャウジャ。

 

うらめしげに

写された一匹のカンタロウをながめるわたし。

 

さて

今週末の土日は雨の予報。

となると

休みが明けた月曜の朝には・・・

 

期待に胸をおどらせるおじさんなのでした。

 

(みやうち)

 

 

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ICCT

2022年11月02日 | 森林管理道開設事業島日浦線工事

 

森林管理道島日浦線工事

残土場(工事で発生した土砂を捨てる場所)

をできるところから仕上げていってます。

 

こんな感じになる予定

↓↓

 

 

 

使っているのはいつものように

杭ナビショベル。

 

 

 

 

導入して一年半が過ぎましたが

なんかもう

そこにあるのが当たり前すぎて

「ICT林道」だなんだと声高らかに宣言するのがあほらしくなるほどふつうの光景。

こういうのがホントの「ふだんづかい」なんだろうな

と実感する今日このごろです。

 

そんな残土場の作業をしているのは

 

 

 

 

若い若いと思っていたら

いつのまにかベテランの域に。

今や会社の中心メンバーとなったKさんと

 

 

 

 

 

どこからどう見ても若い25歳のコーヘイくん。

というベテランと若者のコンビ。

 

主役は機械でも器械でもなく

やっぱり人間。

いろいろさまざま異論はありましょうが

これからもウチは

とことんそれにこだわっていきたいなと考えています。

 

という意味では

ICTもまた

人を育てる

あるいは

人が育つ

に結びつかなければ意味がありません。

 

IT(Information Technology)は

デジタル機器やデジタル化された情報とか技術。

それに対して

ICT(Infomation and Communication Technoligy)は

通信(Communication)を使ってデジタル化された情報をやりとりする技術。

 

これが一般的な定義ですが

礒部組のICTは

ICTを使って伝え合い(Communication)共働する(Collaboration)もの。

いわば

ICCT(Infomation , Communication and Collaboration Technoligy)としていきたいなと

黙々と作業をするふたりを見ながら

あらためて思うおじさんなのでした。

 

あれ?

ICCT

この造語、意味通じてる?

ちょっと変じゃない?

 

ん・・・

勉強し直してまいります^^;

 

(みやうち)

 

 

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