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土木のしごと - (有)礒部組現場情報

地域のためにはたらき、ふつうの暮らしを支える人たち。(有)礒部組とその仲間たちのたのしくゆかいな面々。日々是土木。

テラムシート

2025年03月25日 | 国道493号北川道路二又工区関連工事


北川村二又の仮設橋設置工事現場
覆工板の上に敷いているのは
テラムシートという材料です。

テラムシートは
イギリスのテラム社が生産している土木用不織布で
芯の部分は強度にすぐれたポリプロピレン
外側は保護性にすぐれたポリエチレン
でできた二重構造の繊維を結合させているため
軽量で耐久性にすぐれています。
(ってカタログに書いてました)

このシート
様々な用途で使われていて
めずらしいところでは南極観測隊が使用した
なんて例もあるんですが
今回の場合はオーソドックスな使い方
つまり
覆工板があることによって起こるリフレクションクラック
(覆工板と覆工板の境目に反応して舗装にひび割れが発生する)
を抑えるためと
舗装を撤去する際に剥がれやすくするために使用しています。


こんな感じ。



画像出典:Fujiα



ということで
舗装完成。







翌日には土工部を舗装。




これも完成。






路面が仕上がりました。

北川道路二又4号橋仮橋
まもなく全工程の終了です。

(みやうち)

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たのしみにしちゅう

2025年03月10日 | 国道493号北川道路二又工区関連工事
「キレイにつくっちゅうネ」
「毎月たのしみにしちゅうヨ」

そんなことばをハヤトくんがいただいたのは先週末。






「工事だより」を配っているときでした。

「たのしみにしちゅう・・・」

なんて心地よい響きでしょう。

相手の行動に対する期待感をストレートに表現することで
自信とやる気を与えます。
関心や期待を示されたことで
人はより良い結果を出そうと努力し
モティベーションが高まります。
喜びや期待を共有することで
周囲にポジティブな空気が生まれます。


だからお願い

「たのしみにしちゅう・・・」

たま~にでいいから
誰か言ってくれないかなぁ

(みやうち)

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ライク・ア・ローリング・ストーン

2025年02月21日 | 国道493号北川道路二又工区関連工事

魚梁瀬ダムの水が干上がって
ダム湖の底に沈んだ旧集落跡が見えているという特集を組んだのは
きのう朝の高知新聞。

事ほど左様にあっちの川もこっちの水路も
まとまった雨が降らないことによって水位はどん底
そろそろ雨が欲しいなとお百姓さんは思うのでしょうが
もうちょっとこのままで・・・
と考えてしまうのが
年度末のラストスパート真っ最中のぼくら土木屋で
とはいえお天道さまはそんな下界の思惑など
ぜんぜん関係なっしんぐなのですから
降るときは降る
降らないときは降らない

これが自然の理なのでございます。







それにしても水
少ないよなあ・・・
と川をのぞきこみつつ現場へ着いたぼくの目に飛びこんできたのは












鋼製の仮橋が架かり
土工部の掘削仕上げの真っ最中。







杭ナビショベルを使っての
マシンガイダンス施工です。



業界の構成員にとっては今さらですが
このマシンガイダンス
常に移動する自らの刃先の位置情報(XYZ=緯度経度高さ)を把握することで
タブレットディスプレイに映るナビゲーションにもとづいて
運転手が操作するというもの。

今ではめずらしくもなんともなくなった機械であり施工方法ですが
かつては夢のような
と言っても大げさではないようなものでした。

国土交通省が情報化施工の推進をうちだしたのが2008年
i-Constructionが始まり
ブルドーザー、モーターグレーダー、バックホウ(油圧ショベル)のICT化によるICT土工を
どんどんバリバリやるようにとのお達しがあったのが2016年ですから

大手ゼネコンや先端をゆく中小建設業はともかく
一般的にいうと10年前には
少なくとも「当たりまえ」ではありませんでした。

それが今ではあって「当たりまえ」
それによって
たとえば掘削補助作業員だとか
またたとえば事前の測量や準備にかかる人員だとか
もしくはそれに要する器械とか

それまで「当たりまえ」だったものが
「当たりまえ」ではなくなってきました。

「当たりまえ」ではなかったものが「当たりまえ」になり
「当たりまえ」だったものが「当たりまえ」ではなくなる。

特にそれがむちゃくちゃ速くなったのが今という時代の土木です。

ぼく思うんですけど
そこで大事な心持ちが
転石苔むさず
主体的に変わりつづけること
転がりつづける石には苔がつきません。
ライク・ア・ローリング・ストーンです。

といってもねぇ・・・

主体的に変わりつづける
をつづけてゆくのはときとして少々辛い

そんなときは
ぐるぐる循環するのもアリ
一周回って
捨てたはずの従来方法を見直してみると
これってけっこう使えるぢゃないか
というか
今という時代にとっちゃぁある意味新鮮
なんてことも十分あり得るわけです。

どっちにしても
常に変わりつづけるのだという心持ちは必須
そして
そのマインドを活かすために必要なのが多指向性のアンテナ
それによって受信した情報を自らの内に取り込むための「上向きのコップ」。
これらを総称してぼくは
オープンマインドと呼びます。

そこから先は実践
仮説を立て
試行して
錯誤して
思考して
仮説を立て直して実践する・・・
それが自分(たち)のものになるために実践する
そのプロセスで
こいつぁオレたちにはそぐわないな
と思えば
捨てることだってじゅうぶんアリ
何かをものにするには
あきらめずにシツコクやることが大切ですが
どこかで見切りをつけることも大事。
教科書はあっても
その教科書が「自分と自分たちの環境」でそのまんまで活かせるかというと
たいていの場合それはムリ
環境にフィットするように翻訳して
環境に土着するように姿形を変えたりすることも必要です。



あらあらぼくとしたことが
バケットの動きに見惚れていると
そんなことを考えはじめてついついぼーっとしておりました。








現場でぼーっとする

これ
もっともしてはいけないことですね。


「ぼーっと生きてんじゃねえよ!!」

そんな声が後ろ右斜め上35度方向から聞こえた気がして
思わず背筋を伸ばすおじさんなのでした。

ということで
でわまた来週 (^O^)/

(みやうち)

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二又4号橋仮橋、土工部施工中。

2025年02月12日 | 国道493号北川道路二又工区関連工事



国道493号と県道安田東洋線が分岐する地点にある
魚梁瀬森林鉄道遺産二股橋
昭和16年生まれ
文化遺産でありながら現役バリバリの無筋コンクリートアーチ橋
そのちょっと上流に見える青い橋が
ただ今わが社が受け持ち中の
北川道路二又4号橋仮橋です。







(株)柳生基礎センターさんを中心とした橋本体の施工が終わったのは先週
今は礒部組直営班による国道493号対岸の土工部工事が進行中。







同じく北川村和田の根固めブロック工事から
この現場に配属されたばかりのコーキくん








寒そうです。

その横でミニミニユンボを操作中なのは
先輩のコーヘイくん。







こちらも寒そうです。



とはいえ
例年よりもずいぶん遅くはありますが
梅の花もちらほら








きっと
すぐにこんなになるでしょう。









梅のこえだで
うぐいすは
春が来たよと
うたいます
ホウホウホケキョ
ホウホケキョ

雪のお山を
きのうでて
さとへ来たよと
うたいます
ホウホウホケキョ
ホウホケキョ


うん
もうすぐ春だ。





がんばれ!(^O^)/

(みやうち)
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鳥瞰

2025年02月05日 | 国道493号北川道路二又工区関連工事




毎月末
各現場担当に義務づけられているのが
ドローンによる現場全景の空撮。








特に
ここ北川村二又の仮設橋建設工事現場みたいなところでは
その効果が如実にあらわれます。





こちらはみなさんご存知の
歌川広重の「名所江戸百景深川洲崎十万坪」
いや
その作品名は知らなくても
この絵面だけは誰でもが一度は目にしたことがあるでしょう。


画面上部にオオワシ
その下方には雪景色
遥か向こうに霞んで見える高い山は筑波山
ワシの視線の先をよーく見てみると
海の上にぷかぷかと桶のようなものがただよっており
その大胆な構図から
まるで自分がオオワシになって空を飛び
地上を見下ろしているかのような感覚になります。

そう
これぞ文字どおり鳥瞰(ちょうかん)

土木という仕事では
時おりはこんなふうに
「鳥の眼」で自分たちの現場を見ることがすごく大切

もちろんその反対に
細かいところを「虫の眼」で見ることも大事ですが
そっちの方はその気になりさえすれば
そうむずかしいことではありません。

ところが
鳥瞰あるいは俯瞰(ふかん)
でものごとが見えるというのは
昔はみんながみんな持ち得たものではなく
持って生まれた能力
あるいは
トレーニングによって身につけた技術
だったりしたわけです。

それが
ドローンというツールがありさえすれば
誰でもが等しく「鳥の眼」をゲットすることができるのが今という時代。


とはいえ
それによって得られた情報を
それぞれのモノづくりにどうやって活かしていくかが
一人ひとりの現場技術者のウデにかかっているのは
昔も今も同じこと。

ただ空から現場の写真を撮ってうれしがっているだけでは
なーんにもなりません。

活かすも殺すもひと
ひとに始まり
ひとに終わる
それが土木という仕事

ああだこうだと言いながら
結局はそういう結論になってしまうおじさんなのでした (^O^)/

(みやうち)
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ラストピース

2025年02月04日 | 国道493号北川道路二又工区関連工事



ちょうど一週間前
据え付けた根固めブロックについた土や泥を
高圧洗浄機で洗い落とす作業に余念がないチームのメンバーたち


その翌日
最後のピースが埋まりました。








製作が始まったのが6月上旬
酷暑の夏を経て
据え付けが始まったのが10月下旬
そして先週1月末
1,385個すべての定められた場所への配置が完了しました。



















(みやうち)
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クレーンオペレーターの手さばきが力感ゼロでじつにこまやかなのでした

2025年01月29日 | 国道493号北川道路二又工区関連工事







桁架設状況を撮影ちゅう

あっちからコッチからと
いろんな角度から撮っていると

ほぉ・・・

思わず見入ってしまったのが
レバーを操るクレーンオペレーターの手さばき









こまやか
というか
繊細
というか

とにかく
力感はまったくナッシング

気がつけば
大きくて重いものを吊るという作業の内容とは裏腹に
細かい動きを見せるその指先を
夢中になって撮っているぼくがいました。







思わず短い親指を立て

ぐっじょぶ!!

心のなかで快哉を叫ぶじっちゃんなのでした。

(みやうち)
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削孔再開!

2025年01月20日 | 国道493号北川道路二又工区関連工事
北川道路二又4号橋仮橋工事
先週15日には2度めの中間検査がありました。








検査員の講評にじっと聴き入る社長とじっちゃん。
ヘルメットの側頭部にはオリジナルロゴが。

うん
カッコいい (*´∀`*)

いや
ぼくが
じゃないですよ ^^;
ロゴマーク
あくまでも
ロゴマークと
ロゴマークが入ったヘルメットが
です (^o^)

それはさておき



じゃん!!









摩耗して使えなくなったダウンザホールハンマ
新品のビットが届きました。

さっそく削孔再開!








掘りかけの孔に挑んだんですが
残り3メートルだったのにもかかわらず
岩盤が硬くて1日がかりでやっとこさ完了。
やっぱり
敵は手ごわい。

でも
あせらずに
気負わずに

ぼちぼちと
がんばりまっせぇ (^O^)/

(みやうち)

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There’s many a slip 'twixt the cup and the lip.

2025年01月10日 | 国道493号北川道路二又工区関連工事



二又4号橋仮橋工事も順調すぎるぐらい順調に進んで
はや対岸にまで到達し






起点側から数えて5列目の杭を施工中です。


がっっっ


「好事、魔多し」
「月に叢雲(むらくも)花に風」
「花に嵐」の例えもあるさ

良いことには邪魔が入りやすく
順調に進んでいるときほど
得てして落とし穴が待ちかまえているものです。


今回の場合はコレ
↓↓





赤枠で囲んだところが
チョー硬い岩を削って削ってしているうちにすり減りすぎて
ハンマーが使い物にならなくなってしまったのが昨年末の最終稼働日。

新品状態はコレ
↓↓





比較するために
あらためて依頼品を見てみましょう。







アチャー (-_-;)

役に立たないのが写真を見るだけでわかります (´・ω・`)


じゃあ交換すれば?
とおっしゃるそこのアナタ。

そう
そりゃそのとおりなんですがね
その交換するビットが現場に到着するのが来週1月15日なんです。

なので
やむなく工事ストップ。

でも
こういうときはジタバタしないに限ります。

というか
ここでこれまで順調に進んできた貯金が役に立つので
ちっともくよくよすることはありません。

ということで削孔再開予定は16日から
焦る心はぐっと抑え
じっと我慢の子で新品が来るのを待ちましょう。

でわ

(みやうち)

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ハートウォーミング

2024年12月25日 | 国道493号北川道路二又工区関連工事




鋼管杭の表面を覆う霜







遠くの山を照らす陽光がやけにうらやましい朝









素肌の露出はできるだけ少なめに

でも・・・









そうそうその笑顔

北風吹きぬく寒い朝も
心ひとつで暖かくなる
(はず)
(たぶん)
(みやうち)
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『現場の力飯』vol.4にハヤトくん登場!

2024年12月06日 | 国道493号北川道路二又工区関連工事
いよいよ公開されました。

『現場の力飯』vol.4


YouTubeチャンネル「一般社団法人高知県建設業協会」の人気企画の第4弾に登場したのは
他ならぬわが礒部組
ルーキーのハヤトくんです。

その彼の「力飯」といえば・・








(*_*)
ホントにこれでちからが出るの?

インタビュアーのあつかんDRAGONおだちさんでなくても首をひねってしまうほど

パックのなかにはおにぎりが2つとおかずがひとつ。
でもこれで十分
と言い切る彼の感想はといえば

しっとりしてて
ほんのり香る塩味が
この鮭にあっててすごく美味しいんです。
これにさらにこのすり身のてんぷらがサイコー

だそうで
ナルホド
上手いこと言うじゃないかー
とおじさんもつい食べたくなってしまったそのおにぎり弁当をつくっているのは
安田町の砲場(つつば)
国道55線沿いに昔からあるレストランで
地元ではカツサンドが有名な店。

近ごろではもっぱら
そこでつくって朝やはくから販売している弁当が
早朝から仕事をするひとたちに好評で
当社でもそのヘビーユーザーが1名。

そしてハヤトくんは
毎朝その先輩に
「おにぎり弁当」を買ってきてもらっていて
すると
他の先輩も
「オレも買ってきて」
と手をあげて
令和6年12月現在で当社だけでも3名のユーザーがいる人気店
と、そういうわけなのです。


そんな砲場のおにぎり弁当が大好きなハヤトくん


「実際(この会社に)入ってみるとどうでした?」
という質問への答えは・・・


社員同士の仲もよく
小さい会社ならではの
社長と社員の距離感も近くて
すぐ相談もできて助けあって生きていってるんで・・・


それを受けたおだちさん








ナイスリアクションでした。

ということで
YouTubeチャンネル「一般社団法人高知県建設業協会」の人気企画の
『現場の力飯』vol.4は

 


当社のルーキーハヤトくん(と入交建設の事務員さん)の巻。


御用とお急ぎでない方は
ぜひご視聴を!

(みやうち)


P.S.
きのうのトシ子さんの記事のなかで
ローリングストックなる言葉がふつーに使われておりましたが

ローリングストックと聞いて
♪ サティスファクション ♪
のメロディーが脳内に流れるのはぼくだけでしょうか。

 「ローリングストックとは、普段の生活で利用している食品や日用品を少し多めに備蓄し、古いものから消費して買い足すことで、常に一定量の備蓄を保つ方法です」

知らなかった・・・(-_-;)





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あったかいんだからぁ ♪

2024年12月04日 | 国道493号北川道路二又工区関連工事
北川道路二又4号橋仮橋





作業は
国道から数えて3つめの橋脚へと移りました。







川の中です。


川は風の通り道です。
山沿いを降りてきた冷たい空気が
標高の低い川面に集まってきて
川の流れとともに川を下っていきます。

またその逆に
下流から上流に向かって
川面を吹き上げていく風もあります。

夏ならばその風は
暑さを避けるための一助となってくれるのですが
今年は比較的あたたかいとはいえ今は冬

時として
身を切るような冷たさで
作業をする人たちを苦しめます。



そんなある日の昼休憩。









みんなで災害備蓄品を試食してみました。


♪ 特別なスープをあなたにあげる
   あったかいんだからぁ ♪

ということで午後からも
ご安全に!

(みやうち)

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仮想空間へ

2024年11月29日 | 国道493号北川道路二又工区関連工事


北川村二又です
北川道路二又4号橋仮橋
ひとスパン目ができました。






まだまだ先は長いのですが
こうやって形になってくると
橋を架けてるんだっていう
実感が湧いてきますよね。

そんな今日は
高知農業高校へ
総勢5名でおもむいて出前授業。







生徒さんたちには
この仮想空間のなかへ入ってもらい

しばしバーチャル・リアリティーで遊んでもらおうかなと
そんなふうに思っております。

詳細はまた来週
でわ。

(みやうち)

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土木現場のふつーはふつーのふつーではなかったりするのだ。

2024年11月27日 | 国道493号北川道路二又工区関連工事
では昨日に引きつづき
事務員さんの安全パトロール報告書から
今日はリョーコさんの感想をいってみましょう。



大きな石に穴をあけて
薬を流し入れて
それがふくらんで割れて・・・
サイボウズに載った写真を見てて
今日はどんなになったのかを見れるのかな
と楽しみにしていました。
思っていたよりも大きな石が
きれいにヒビが入って割れていて
まるで理科の実験のようで
子どもたちに見せてあげたら喜びそうだな
と思いました。


ほぉ~~
ナルホド
読むなり思わず膝を打ったおじさんなのです。

このワクワク感
ぼくら現場の人間からは
逆立ちしても出てこないものです。

それって
仕方がないことなのかもしれませんけど
ぼくたちが
ふつー
にやってることは
ふつー
の人たちから見れば
ふつー
ではない
(かもしれない)

ナルホド
そうなんだ~

そうと気づくと
あらためて
彼女がワクワクした一連の流れを
見てみましょう。







そうか
たしかにそうかもしれない。
もしもぼくが
ぼくの孫と同じ10歳の子どもだったら
これを見てどう感じるか。

そんな視点で
土木の仕事をとらえ
外に向かって発信していくことも大切だよな
なんて感じるおじさんは
あとひと月ちょうどで67歳。

トシ子さん
リョーコさん
じっちゃんにあらたなハッケンを与えてくれて
ありがとう! 

(みやうち)

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ぱきぱきぴきんこ ぱきぴんこ

2024年11月19日 | 国道493号北川道路二又工区関連工事




静かに破砕するから静的破砕剤
特殊な化合物が水と反応することによって
拘束壁への膨張圧が発生することから
岩石やコンクリートなどに亀裂を生じさせます。






その代表的なものとして真っ先に挙げられるのが
太平洋マテリアル株式会社のブライスター。
取り扱いがかんたんで熟練してなくてもオッケー
法的な規制もなく
無公害工法として
多くの施工実績があります。

当社でも
これまで幾多の現場で用いてきましたが
今回使ったのはここ。

↓↓




北川村二又の仮橋工事。

鋼管杭橋脚を建てる箇所にある転石を
ブライスターで割ります。


チーム礒部岩石破砕班
(そんなのないですけど)
オー隊長の応援を借りて

まずは穿孔。
岩石に薬剤を流し込むための孔をあけます。






そして練り混ぜた破砕剤を充填




あとは待つだけ
目安としては
半日から丸1日
1~3時間で割れる速効型もあるのですが
今回使ったのは通常型。


大五郎
24時間待つのだぞ



1972年CM 大塚食品 ボンカレー 「大塚のボンカレー・子連れ狼」編 笑福亭仁鶴









まだ割れてません。

でも
効果には個人差があるので
特別心配することもなく
土日を挟んで
きのうの朝。








おみごと👏👏👏


思わず
往年の大ヒット曲のフレーズが脳内に流れました


ぱきぱきぴきんこ ぱきぴんこ ぱきぴんこ
ぱきぱきぴきんこ ぱきぴんこ ぱきぴんこ
ぱきぱきぴきんこ ぱきぴんこ ぱきぴんこ


橋幸夫「子連れ狼」



ちゃん!!


なんてバカなことを書いていたら
無性にアレが食べたくなってきて・・・



 


ちなみにこの
松山容子パッケージの元祖ボンカレー
現在では全国販売をやめ
沖縄限定として売られているそうです。

へえ~~~
知らなかった。

またひとつ賢くなったおじさんなのでした。

(みやうち)

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