ISLAND日記

点在する日々のつぶやき…

支笏湖のこちら側

2011-07-29 16:39:46 | 散策
かろしま探検記の続きです。

円山動物園から一夜明けて、千歳駅で待ち合わせて支笏湖温泉行きのバスに乗り支笏湖温泉へ。
あいにくの曇り空で湖面はグレー、空はどんより~。
それでも何とも言えない風情があるのが支笏湖のいい所?

さて支笏湖には「○○温泉」と呼ばれる所が3カ所あります。
1つはバスターミナルのある千歳川口付近の「支笏湖温泉」
ホテルや土産物屋、飲食店等で賑やかな所で、観光情報の拠点となるビジターセンターもあります。バスはここまでしか通っていません。
そして湖のちょうど向こう側のポロピナイに「丸駒温泉」「いとう温泉」があります。
それぞれ1軒ごとの老舗の温泉旅館でその名称がそのまま旅館の名前になっています。
支笏湖で最初に温泉を開いたのが「丸駒温泉旅館」だそうです。
今回はこの丸駒温泉に宿を取り、支笏湖の向かい合った両岸を探検することになりました。

※参照:支笏湖温泉旅館組合ホームページ

まずは「支笏湖温泉」側を探索!
雲が下りて周囲がけぶっている状態でも少し明るくなってきた所で水中遊覧船に乗船、透明度の高い湖を上下から楽しめます。

水深の深い所まで行くと近くで見る水の色に変化が。

そしてこの水の下には珍しい「柱状節理」が広がっています。

これは『カルデラ生成時に、マグマが急激に冷やされ収縮した際にできた割れ目』なのだそうです。
水の中に眠る遺跡のように見える不思議な光景です。

下船後はいもだんごやとうきびで軽いお昼にして、辺りを散策。
水辺まで下りてみたり、支笏湖が見下ろせる小山まで上ったり、ミヤマカラスアゲハやジャノメチョウの仲間クロヒカゲを追ってみたりと。

支笏湖ビジターセンターをゆっくり観覧し、旅館の送迎車で15分、もやでかすむ向こう側へと向かいました。

●森のしずく

ビジターセンターで購入した「トドマツの樹液キャンディ」と「くるみのグラッセ」。
くるみの方は普通に甘納豆な美味しさでした。トドマツの方は甘いような甘くないような不思議な味、かすかに松っぽい香りが。
このシリーズは自然公園財団が扱っているものらしいので他の自然公園でも売られているみたい。

 ー続くー
コメント (7)
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