ISLAND日記

点在する日々のつぶやき…

流行するポップアート展

2005-08-11 14:38:17 | アート
東京渋谷の“BUNKAMURA ザ・ミュージアム”をかわきりに
全国巡回中の展覧会が札幌にもやって来ました。
 大阪 大丸ミュージアム梅田 2005年1月19日(水)~2月 6日
 群馬:群馬県立近代美術館 2月19日(土)-3月27日(日)
 高知:高知県立美術館 4月3日(日)-5月22日(日)
 広島:広島現代美術館 5月29日(日)-7月10日(日)
 名古屋:名古屋市美術館 9月10日(土)-10月30日(日)

その誕生は1950年代のイギリス/ロンドン(ブリティッシュ・ポップ)と言われているポップアート。
1960年代はじめのアメリカ/ニューヨーク(アメリカン・ポップ)でのアンディー・ウォーホールの出現は、商業的なものをアートとして注目させ、その大衆的・日常的な視点を様々なジャンル・時代・場所へとまさしく『流行させて』いったといえます。
今回はポルトガルのベラルド・コレクションからの出展で、道立近代美術館URLでは
欧米の80点の作品を4つのコーナーに分け紹介していました。
[はじまるポップ1 アメリカンポップ]
 アンディ・ウォーホール…「ジュディ・ガーランド」(チケットに使用)「キャンベル・スープ」
 ロイ・リクテンスタイン(コマーシャル・デザイナー、デコレイターとしても有名)…「鏡」 
 ジェームズ・ローゼンクイスト「キースラーの果てしない家のために」「F-111」
[はじまるポップ2 ブリティッシュ・ポップ]
 リチャード・ハミルトン…「神の出現」(“SLIP IT TO ME”と書かれた巨大な缶バッチ?)
 クライヴ・パーカー…「冷蔵庫」(クロムメッキの立体作品)
 ピーター・ブレイク…「キャプテン・ウェッブ印のマッチ」
[ひろがるポップ]
 イヴ・クライン…「S41」(青い石膏像)
 アルマン…「凍りついた文明 №.2」(ゴミを透明ポリエステル樹脂に封印したもの)
[つながるポップ]
 マルセル・デュシャン…「瓶掛け」(日用品にサインを入れただけの物“レディメイド”)
 バスキア(ストリートでのスプレ缶の落書きがアートに)…「おやじ」
 トム・ブラックウェルをはじめとする、フォト(スーパー)・リアリズムの作品
大きい作品が多く、説明やその技術的なものは至近距離から、作品のコンセプトは離れたところから受け取るものかなと感じました。

● アートとミュージック
ポップ・アートはレコードのジャケットとしても存在しています。
ビートルズのアルバム「Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band 」はピーター・ブレイクとジョン・ハワーズ、「ホワイト・アルバム」はリチャード・ハミルトンがデザインしています。
アンディ・ウォーホールはローリングス・トーンズの「Sticky Fingers」でコラボを、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドの“バナナ”のジャケでも有名です。

☆高校野球 駒大苫小牧初戦突破!
宮崎県代表初出場 聖ウルスラ高校との対戦でしたが、どちらも真摯なプレーで爽やかな良い試合でした。