80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

新幹線0系電車の製作7(ドアエンジン点検蓋プレス器)

2011-05-05 20:41:52 | 新幹線
こんばんは。

今日は予想に反してあまり天気が良くなかったので、遠出の予定は取りやめて家で過ごしました。

サーフェーサーを吹いた側板と内貼りに軽く研磨を施しました。内貼りはマスキングしてドア部分だけサフがかかった状態なので変な感じです。



プリンタ用シール紙を貼ってあった非常口にスジ彫りをしたところ、四隅のRがオーバーになってしまったので、剥がしてやり直すことにしました。
窓抜きと違って、直線とRとを別々にスジ彫りしつつ、きれいな四角形にするのは結構難しく、何か道具がほしいところです。



これは各扉の脇につくドアエンジン点検蓋についても同じことがいえ、しかもこちらの方が隅のRが小さいのでよけい厄介です。
一発でプレスできるようなものがあれば、きれいかつ効率的にできるのになぁと思い、試しに簡易プレス器を作ってみました。

まず、t0.2mm真鍮板を適当な幅に切って、点検蓋の大きさになるよう、このようにペンチで四角に丸めます。寸法を確認しながら曲げてもなかなか思い通りにはいかないので、いくつか作った中で一番形がいいものを選びました。



合わせ目を半田で留めたあと、補強と“持ち手”を兼ねたt0.5mm真鍮板を半田付けしておきます。



側板に印刷してあった点検蓋はサフで消えてしまっているので、新たにエンピツで位置をケガいておきます。



ペンチにプレス器を挟んで側板に押し付け、しっかり溝をつけてやります。垂直に押しても力が分散してしまい深い溝にならないため、前後左右に揺すって4辺すべてに力がかかるようにします。ただ、あまり力を入れすぎると線が乱れてしまうようなので、ほどほどにしないといけないようです。



溝がついたら内側の四隅にφ0.5mmドリルのお尻でポンチマークをつけ、ボルトを表現します。



出来上がりはこんな感じ。鉄筆でスジ彫りするよりは綺麗に仕上がったと思いますが、いかがでしょうか。



4両分で合計14ヶ所をプレスしたところ、力が集中する真ん中が凹んでしまい、あと2~3両が限界のようです。もう少し薄い紙なら半永久的に使えるかも知れません。



結果が良好なので、非常口サイズのものも作ってみたいと思います。


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コメント (2)
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