80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

新幹線0系電車の製作16(27形攻略中)

2011-05-19 10:35:43 | 新幹線
こんにちは。

今回はあまり進展なくプチ報告です。

資料が少なく一番厄介な27形。36形食堂車とユニットを組む車両ですね。
先日買った広田尚敬氏の「国鉄車両形式集」の写真をメインに、その他手元にある写真や図面を総動員して、ようやく側スカートの取付けボルト位置と床下機器のおおまかな配置を解明しました。たぶんこんな感じでしょう、という図面です。


前位(左側)の抵抗器と制御器の並びは他の奇数車と一緒、中間部のスカートの分割位置が左にやや(たぶん430mm)ずれていて、その間のボルト位置は奇数にも偶数にも属さないようなパターンになっていました。
ボルト位置=横梁位置=床下機器取付け位置ですから、本来36形が積むべき機器を分担している影響が色濃く出ているといえそうです。

それにしても広田氏の写真はすばらしいですね。大判カメラによる抜群の描写力、床下機器にまで回り込む光線の具合など、形式写真の王道中の王道といえます。しかもそのカメラが自作機だというからびっくりします。
セオリーに沿ってしっかり撮られた写真は鑑賞だけでなく、模型作りの強い味方にもなるのだ、ということを改めて認識させられました。


で、床下問題は何とか片付いたのであとは車体を組むだけなのですが、切り出した側板を眺めていてハッと気付きました。ここに何か必要じゃない?



そう、点検蓋のスジ彫り。
お便所のあるところに点検蓋あり♪
今回は組み立て前に気付きました(^^;

もはやいちいちプレス器を作っていられないので鉄筆で・・・
と思っていたら、何のことはない、シャーペンで十分スジが彫れました。
ちょっと太いですが、ドアエンジン点検蓋と比べても遜色ないでしょ?



ということで、残る難関は36形食堂車。
「リニア・鉄道館」はテッパクみたいにちょっと行ってくる、って訳にいかないものなぁ・・・
スチール巻尺持って激安高速バスで取材敢行! しようかな?(^^;


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コメント
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