イリスの色いろのお話

イリスのエレガンス★コミュニケーション blog
色彩・着物・ファッション・アート

4月大歌舞伎、ちょっと一幕見

2009-04-25 16:51:37 | 観劇・アート
ちょっと時間があいたので、
歌舞伎座へ一幕でも観ようかと立ち寄りました。

ちょうど昼の部「伽羅先代萩」(めいぼくせんだいはぎ)の、
「竹の間・御殿」と「床下」が観られました。

大好きな玉三郎さまをまたも拝めてラッキー!!

場面は、玉さま扮する乳人の実の子が、
若君を守る為に命を落とすことになるというショッキングなストーリー。
子どもが目の前で殺されても、若君の側をはなれず、
顔色ひとつ変えない乳人に、悪人は、
これは若君と乳人の子は「替え玉」だった(つまり死んだのは若君)と思い込む。

江戸時代、伊達家で本当にあったお家騒動だというからびっくりです!
今では考えられないくらい、「お家」が絶対だったのだろうな、、、

玉三郎さまの、耐える姿、泣く姿、、、声のトーンの使い分け、
指先まで神経の行き届いたお芝居は、相変わらず別世界です。

それにしても、二人の子役の子たちが愛らしくて、
可愛い台詞やしぐさに、会場からは思わず何度も拍手や笑いが起きました。

一幕見席は、歌舞伎通の方も多くいらっしゃる。
着物姿の年配の男性が、ふらっと来たよ、
みたいな感じで座っていらっしゃったのもまたいいものです。

花道はほとんど見えないのが難点ですが、
気軽に歌舞伎を楽しめます。








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