14日は、浴衣の着方を教える、
『浴衣美人講座』でした。
お一人、20代の女性が、
ポリエステル絽の「袋帯」を持ってきました。
訊くと、
「呉服店で浴衣に合わせて選んでもらって買った」とのこと。
合うのは色と素材だけなんですけど・・・^^);
これでは二重太鼓になってしまう。
お店の人は、なぜ、わざわざ袋帯を勧めたのでしょうか?
ご本人は、半幅帯をお持ちではなく、袋帯を
「真半分に折れば、蝶ちょとか結べるからOK」
と思っていたようです。
しかし、それなら半幅帯の方が断然扱いしやすいですし、
六通柄の袋帯をなぜ使う?
第一、着物と帯の「格」が違いすぎます。
*「袋帯」といっても、
「小袋帯」なら幅16センチしかないので結びやすく、
リバーシブルなどで帯び結びのバリエーションが楽しめます。*
着付けは、やはり呉服店さんの無料の着付け教室で習ったそうですが、
見たら、紐のかけ方や結び方もできてなかった。(!)
だから、ご本人曰く、
「長時間だと着崩れがコワくて、出かけられないんです。」
・・・なんということでしょう!
あきれた呉服屋さんですね。
たとえ無料でも、教えるならきちんと教えてあげて欲しいです。
哀しくなりました・・・。
次は、<着付けリベンジ講座>でもやろうかしら・・・。
(*写真は別の浴衣講習の参加者のものです)