目黒雅叙園にて開催中の「猿之助歌舞伎の魅力」へ。
猿之助歌舞伎の衣装を、東京都指定有形文化財である百段階段で展示するというもの。
衣装と空間の融合を楽しめました。
正直申しまして、猿之助さんの舞台をそれほど観たことはありません。
歌舞伎の衣装、というだけでチケットを買ったというわけです。
さて、テーマは7つに分かれており、
ひとつお部屋を観るたびに、階段を上がって次のお部屋に、
という具合。
お年を召して足の弱い方にはちょっとつらそう。
お部屋に入るごとに、
「はぁ~!」と感嘆する声が漏れ聞こえます。
舞台を客席から眺めるのとは違い、
間近で見る衣装は、どれも重みがあり、ボリューム感に圧倒されます。
印象的だったのはヤマトタケル」の衣装たち。
「織物短冊着付」と名付けられた伊吹山の神様の衣装は、
短冊状の織物を重ねて仕上げられた衣装で、
生地の重さだけでも相当なものでしょう。
また、熊襲兄弟のエビや魚をモチーフにした、
海をテーマの打ち掛けのデコレーションはすごい存在感で圧倒されました。
ひとつひとつ手で付けたというから恐れ入ります。
そのような衣装たちと、
日本画や螺鈿を配したお部屋が違和感なく調和して、
独特の空間でした。
平日の午後ということもあり、
ほとんどが年配の女性グループでしたから、
そのおしゃべりのにぎやかさにちょっと閉口しましたが、
秋のひととき、異次元空間で、
猿之助さんの心意気に少しふれた思いでした。
猿之助歌舞伎の衣装を、東京都指定有形文化財である百段階段で展示するというもの。
衣装と空間の融合を楽しめました。
正直申しまして、猿之助さんの舞台をそれほど観たことはありません。
歌舞伎の衣装、というだけでチケットを買ったというわけです。
さて、テーマは7つに分かれており、
ひとつお部屋を観るたびに、階段を上がって次のお部屋に、
という具合。
お年を召して足の弱い方にはちょっとつらそう。
お部屋に入るごとに、
「はぁ~!」と感嘆する声が漏れ聞こえます。
舞台を客席から眺めるのとは違い、
間近で見る衣装は、どれも重みがあり、ボリューム感に圧倒されます。
印象的だったのはヤマトタケル」の衣装たち。
「織物短冊着付」と名付けられた伊吹山の神様の衣装は、
短冊状の織物を重ねて仕上げられた衣装で、
生地の重さだけでも相当なものでしょう。
また、熊襲兄弟のエビや魚をモチーフにした、
海をテーマの打ち掛けのデコレーションはすごい存在感で圧倒されました。
ひとつひとつ手で付けたというから恐れ入ります。
そのような衣装たちと、
日本画や螺鈿を配したお部屋が違和感なく調和して、
独特の空間でした。
平日の午後ということもあり、
ほとんどが年配の女性グループでしたから、
そのおしゃべりのにぎやかさにちょっと閉口しましたが、
秋のひととき、異次元空間で、
猿之助さんの心意気に少しふれた思いでした。