気が向いたとき感じたままに

皆さんの文章を読ませて戴くのは楽しいのですが、気が向いた時には自分でも・・・と思い

「寿司屋のかみさんうちあけ話」②

2008-04-15 06:26:50 | Weblog
寿司屋のネタは、同じ「トロ」や「赤身」でも、“上寿司”や“特上寿司”に使用されるモノと“お好み”で用いられるモノとでは、モノが違うという。他の「イカ」なども、全く質が違うとの説明には「?」付だが素人として一応納得した。
だが皆さんは、次の引用文中の主人の反論部分をどう感じるだろうか?
≪テレビの食べ歩き番組で、こんな試みをやっていた。1軒の寿司屋に、若いカップル、中年カップル、中年サラリーマン2人連れという3組が、時間をずらして食べに行く。そして、3組とも同じものを注文して値段の比較をしてみるというものだった。その結果、3組とも幾らかずつ値段が違っていた。
番組のリポーターが「やはり、寿司屋のお勘定というのは分りませんねえ」
この番組を見ていた夫は「同じ中トロだって切る場所によって値段が違うし厚さも調整する。出したものによって値段が違うのはあたりまえだ」そう言って憤慨していた≫
この主人の反論。私には相当苦しい言い訳のように思えるのだが・・・。

「寿司屋のかみさんうちあけ話」①

2008-04-14 06:47:41 | Weblog
「寿司屋のかみさんうちあけ話」、最近読んだ本である。
夫婦2人でやっている寿司屋の、その投稿好きの女将さんが、寿司屋を続けながら書いた本である。夫との関係にも重きをおきながら、寿司屋の内情を紹介してあり、微笑ましい感じも受ける。
内容は、自分たちの馴れ初め、職人の修行、1番知りたい寿司の値段の説明、寿司の賞味期限、店内で使用される符丁にも及んでいる。
ときには回転寿司ではない寿司屋へ行き、カウンターへ座り好みの寿司をつまんで見たいと思う人は、1度目を通しておいても損はない本だと思っている。
「回転寿司のネタと一般の寿司屋のネタではモノが違う。金額だけで比較されても困る。金額に拘る人はそちらへ行けばいい」と書いてある。その説には私も納得する。だが彼女の店を初めとする一般の寿司屋の値段構成の解説には、今ひとつ説得力が欠けている。値段の件に関しては明日、本の記述を引用して感想を記して見たい。

満地球

2008-04-13 05:38:09 | Weblog
2003年10月、宇宙科学研究所、航空宇宙技術研究所、宇宙開発事業団が1つになり、日本で唯一の宇宙航空開発・研究を行う機関が誕生した。それが、独立行政法人「宇宙航空研究開発機構: JAXA」である。
そのJAXAとNHKが11日、月周回衛星「かぐや」が“欠けた部分のない”地球を撮影したと発表した。月面から昇る、青く輝く「満地球」の姿をハイビジョンの美しい画像で撮影し、地球へ送ってきたのだそうだ。
「かぐや」は、昨年9月に打ち上げられ、月の高度約100キロメートルを周回しながら観測を続け、4月6日、月の裏側の南極付近を飛行しながら、遂に「満地球」を撮影することに成功したのだそうである。
約38万km離れた宇宙からの「満地球の出」のハイビジョン撮影は、世界で初めてのことだそうで、北米大陸や太平洋などがはっきりと映っている。
この写真でみると地球は本当に美しい。月よりも美しい。汚してはいけない。

長谷川初範

2008-04-12 06:44:45 | Weblog
テレビや映画で目にする“いい男”の俳優である。
私が好きな女優は沢山いるが、「好きな男優は?」と聞かれるとそれほど多くは答えられない。そんな数少ない中の1人が「長谷川初範」である。
彼は殆どが脇役で悪役の場合が多い。それにも拘わらず私を惹き付けるのは、垣間見える彼の“地”の魅力だと思っていた。最近何度か彼のトーク番組を見て、益々その印象を強くした次第である。
彼は16歳でロータリークラブ交換留学生として米国の高校に留学し、レスリングの代表選手として活躍したそうだ。剣道では数々の優勝経験を持ち、居合道 一級、スキー 一級 、空手も得意で、運動神経は抜群だ。他にも2002年にはマウイマラソンに挑戦して完走しているし、ギター・ピアノの弾き語りもこなす器用さも持ち合わせているという。
顔立ちの整ったいい男は、主役にならなければ悪役に廻る場合が多い。だが彼がもう少し運に恵まれていたならば、「暴れん坊将軍」の主役をやっていたかも知れない。

シキミ

2008-04-11 06:28:58 | Weblog
神事の行事で、玉串奉奠(たまぐしほうてん)を行なうときに使用される植物は“サカキ”と呼ばれる。
そして、この“サカキ”に対して、仏事に関係の深い植物に“シキミ”がある。墓地に植えるられたり、仏前に供えられたりする。また、その葉と樹皮を乾燥した粉末で線香が作られたりもする。
ところで話は飛ぶが、私が中学へ入学したときのことである。担任をしてくださり、国語の教師でもあった先生の名前が「榊原(サカキバラ)」であった。先生は自己紹介をした際に、『“サカキ”を覚えたら、“シキミ”も覚えておきなさい。“サカキ”は神事に使われるから「木偏に神」で「榊」と書く。それに対して“シキミ”ば仏事に使われるから「木偏に佛」で「梻」と書く』と教えてくれた。そうした経緯があったので、私ははっきりとそれらの漢字を記憶していた。――木偏に“神と佛”。
先日、“シキミ”の漢字に話が及び私が説明した。だが“出来すぎた話”と誰も信用しない。誰かが携帯で変換したが「樒」しか出てこない。携帯の辞書もこの字を知らなかった。

冷凍うどん

2008-04-10 07:32:56 | Weblog
冷凍食品の中で1番売れているのは冷凍うどんであるそうだ。
最近輸入小麦も大幅に値上がりしたため、その冷凍うどんも高くなっているようであるが、わが家の冷凍庫にはいつも買い置きされて出番を待っている。麺類の好きな私は、家での昼食の半分ぐらいはこの冷凍うどんである。
大体はさらっとした「もり」で食べるが、何時もそうとは限らない。時には前の晩のスキヤキの残りに入れて煮込みにすることもある。ここまでは特に珍しくもないであろう。
だが私は女房が捨てようとする“だし”は総て有効利用している。しゃぶしゃぶをした後のお湯は、塩・胡椒・少々の化学調味料でスープとして飲み、それでも残った分は次の日のうどんに使う。これもする人はいるかもしれない。
だが私はもう1歩先へ行っていると思う。最初女房には「みみっちい」と言われたが、冷凍うどんを茹でたお湯を殆ど流し、前の日にホタテを煮た煮汁を加えて煮込む。味の滲み込んだ“うどん”。なまじいろいろの“だし”で工夫したものより、断然いい味で旨い。

許されない嘘

2008-04-09 06:41:07 | Weblog
「前の安倍さんが総理大臣を続けていたら、今頃年金問題は解決していただろう」――そう考える国民はどれほどいるだろうか? 恐らくいないだろう。でも考えてみると、おかしなことである。安部総理は明確に「3月までに解決する」と断言したはずだ。その後を引き継いだ福田内閣でも、舛添厚生労働大臣は国民に向かい自信たっぷりに解決の目処を話して聞かせた。
だが正直なところ私は、長期に亘りいい加減な処理を続け、資料の一部も紛失しているそうなので、解決には疑問をもっていた。そのことはブログにも書いた。しかし、専門家がそう言うのなら可能なのだろうと善意に解釈していた。
今考えると選挙を控えた発言であり明らかな公約違反である。だが、ここ数日の福田首相や舛添厚生労働相の答弁を聞いていると、その感覚を疑わざるを得ない。公約不履行の言い訳をしている。公約を守れなかったのだから“誤解を与えるような説明や表現があった”などと言わず、素直に謝るべきだ。今度の嘘は総て“許されない嘘”なのだから。

紅木紫檀箸

2008-04-08 06:52:22 | Weblog
物を贈られるということは嬉しいものである。
先日、“紅木紫檀材”で作られた漆工芸仕上げの8角夫婦箸をプレゼントされた。その包装の中には取り扱い説明書も添付されていた。とにかく高級品であることは判る。自分ではちょっと買えないような製品であった。
今はインターネットでどんな情報でも手に入る時代だ。自分のはしたなさに後ろめたさを感じながらもその値段を調べてみた。何と箸1膳が消費税込みで10,500円であった。その注意書きを見て、これからは自分で管理しようと思った次第である。
食器の管理といえば苦い経験がある。萩・津和野方面へ旅行したときに買って帰ったお気に入りの飯茶碗だ。食事が終るとすぐに自分で洗い布巾で拭き、自分でしまった。だがそれも1ヶ月ちょっとで終わった。長続きせず女房に皮肉を言われたわけではない。手を滑らせて割ってしまったのだ。他人を怒鳴ることもできず本当に悔しい思いをした。
箸だから落としても割れる心配はないであろう。だが先を傷めてしまう心配はある。

ホタテ

2008-04-07 06:39:45 | Weblog
私は貝類が好きだ。勿論ホタテも大好きである。
この貝は東北地方から北海道、オホーツク海までの浅い海の砂底に生息しているそうで、現在では養殖も行われているようだ。刺身でよし、煮てよし、バター焼でよしといわれている。だが私の好みとしては、バター焼きよりは醤油を少し垂らしただけのシンプルな味が好きだ。
そのホタテ漁が解禁になり、漁に出た船(8人乗り、5.1トン)が青森県の陸奥湾で消息を絶ち1人死亡、7人が行方不明になっているという。漁港沖約1500メートルのホタテ養殖場付近で操業していて大きな波を受けて沈んだとみられる。
情報に寄れば、天気予報を基に「突風に注意を」と全漁船に無線で伝えられ、2隻は作業を中断して帰港したが、他の船はその注意を無視して操業を続けていたという。そして、亡くなった人は発見時にライフジャケットを着けていなかったとも報じられている。
慣れた仕事とはいえ、危険と対峙する場合、対策をとり過ぎたということはない。

555億円ため込む

2008-04-06 07:20:14 | Weblog
相変わらずというか、何時まで経ってもというか・・・。以下にasahi.comに掲載された記事の要点を纏めた。――数年先? 期待できる?
●公益法人はそもそも利益追求が目的ではないため、内部留保額を年間予算額の“原則30%以下”に押さえるとしているが、27法人の内部留保額は国の基準を超え、その超過分は124億円にも達していた。
●道路特定財源からまとまった収入を得ていた国土交通省所管の50公益法人が、余剰資金にあたる内部留保を06年度末時点で合計約555億円もためていた。
●50法人には、06年4月時点で国交省のOBが計1264人、役職員として天下っている。
●こうした役員の多くは、年間の上限報酬が1500万~1800万円だった。
○限度額を超えた内部留保の扱いについては、国庫へ返還させる方向で調整している。
○道路財源の使い方について見直しを進めている国交省は、50法人を数年内に半減する方針だ。

ヘソクリ?

2008-04-05 06:50:33 | Weblog
大阪で、ごみ収集業の男性が現金1000万円を発見したという。
家庭から出されて回収された不燃ごみの中の、蓋つき鍋の中に1万円札1000枚が包装紙に包まれた状態で入っていたのだという。警察では拾得物として持ち主を探しているそうだが、まだ見付かっていないらしい。
同様な事件は、何年か前にわが埼玉県でも起きている。産業廃棄物中間処理場で1000万円が見つかっているし、更にそれ以前には3100万円の現金が見つかっている。しかし、いずれの所有者も見つからないままに終っている。
それらの大金の中には処分に困り捨てられたものもあるかもしれない。しかし、その多くは“仕舞い忘れ”ではないかと私は推測している。
最近、多くの人から「物忘れが激しくなった」との言葉を耳にする。1000万とは行かなくとも、せっかく貯めたヘソクリだ、その隠し場所を忘れては元も子も失くしてしまう。特に年配者は隠しごとなどせずに、大事な自分たちのお金は、確実・有効に使おう!

2008-04-04 05:40:57 | Weblog
2人の娘にはそれぞれ「1姫2太郎」の子供があり遊びにきた。
彼らは春休みを利用し、先月末から昨日まで滞在した。勿論、その母親たちも一緒に或いは後からやってきた。
静かな生活が急に賑やかになった。中学1年生と小学校卒業、それに小学生2人の年の近い子供たちである。庭でのボール遊びに飽きて屋内でゲームを始めた。そのゲームもDS(携帯ゲーム)だけではなく言葉遊びに移っていた。何気なく聞いていたら、問題を出す番になった小学生の坊主が言った。「シモネタでもいいかな?」・・・。
そこで私も口を挟んだ。「シモネタってどういうんだ?」「あまり程度が高くなくてレベルの低い話」。うーん。解っているのか解っていないのか・・・。
そんな連中が昨日一斉に帰って行った。「来て楽しく帰ってホッとする」。妙を得た言葉である。2人だけの生活に慣れているジイジ・バアバの心境を適切に表している。そう思いながらも、もう“次に来る時”を思い描いている。

ソメイヨシノ

2008-04-03 06:50:15 | Weblog
充分に楽しませてくれた「ソメイヨシノ」に困った問題が起きている。
花見のシーズンも峠を越え、そろそろ関心も薄れる頃だと思うのだが、今日は桜について記してみる。
1番馴染みの深い「ソメイヨシノ」はクローン植物なので、自然に種子ができず、自力で繁殖することはできないのだそうだ。人の手で接木などをしないと生存することが出来ない品種だという。従って、100年間人間が放って置くとこの世から消えてしまう運命にあるのだそうである。
「ソメイヨシノ」は、樹齢1000年の樹木も存在する長命の「エドヒガンザクラ」と「オオシマザクラ」の交配により創られたが、「ソメイヨシノ60年寿命説」も流れているようである。
野生種の「ヤマザクラ」などに較べて腐朽菌に弱く、“葉を展開するだけで花が咲かない「てんぐ巣病」に冒されやすく”、全国各地で伐採されているそうだ。それらを考慮し、関係者により新しい苗木に植え替えられているようではあるが・・・。心配なことだ。

埼玉県川口市

2008-04-02 06:44:44 | Weblog
ひと時、“ダサイ”と言われた埼玉が、「彩の国」で定着した。
その埼玉県は、関東地方の中央部西側に位置し、都道府県で比較すると、人口・県内総生産ともにわが国第5位である。
東京に近いため、県外からの転入者が多いことから共通語の影響が強く、いわゆる「首都圏方言」が使われている。東京と比較されるが故に“ダサイ”と言われた面もある。
プロ野球では「埼玉西武ライオンズ」、サッカーでは「浦和レッドダイヤモンズ」(浦和レッズ)の本拠地がある。戦後における全国高校サッカー選手権大会の通算優勝回数・勝利数とも埼玉県が第1位を誇っている。その埼玉県の最南端・関東の中心にあり、荒川を境とし東京都と接していっるのがわが川口市である。
川口市は、鋳物の街であるとともに、「SKIPシティ」なる一画が存在し「母べえ」も撮影され、NHKアーカイブス、早稲田大学川口芸術学校などがあり、映像産業技術の発信基地となっている。勿論、交通の便がよく、東京への通勤にも最高の条件を備えている。

卒業証書の再発行

2008-04-01 06:59:55 | Weblog
高校校長の、元教え子への脅事件はまだ記憶に新しいであろう。
大変恥ずかしながら、残念ながら、あの事件を起こしたのは、私の街の高校の校長であった。皆さん既にご存知のことと思うが、昨年11~12月にかけて4回にわたり、元教え子の女性に交際を迫った事件である。
その学校の今年の卒業式は逮捕直前に実施しされ、授与された卒業証書の校長欄には、逮捕されたそ校長名が記されていた。そのため、卒業生や家族から「許される範囲を越えており、そのような校長名の証書は欲しくない」との批判が相次ぎ、卒業生53名が校長名の書かれていない卒業証書の再交付を希望したとそうだ。
そのため、4月7日~5月9日の期間を限り、そうした希望者には、既に授与した証書と引き替えに交付するそうである。希少価値のある証書になるかも知れない。冗談。
それにしても、こうした校長の下で高校生活を送り、そこを卒業していく生徒の心中は如何ばかりであろうか? たぶん人間不信に陥っているであろう。恐ろしいことである。