気が向いたとき感じたままに

皆さんの文章を読ませて戴くのは楽しいのですが、気が向いた時には自分でも・・・と思い

4月29日

2008-04-29 05:42:58 | Weblog
4月29日、この祝日の名称は何度も変っている。
私が生まれた時は既に「天長節」と呼ばれていたし、終戦後も3年間ほどはそう呼ばれていた。しかし、1949年からは「天皇誕生日」、昭和天皇が亡くなられた1989年からは「みどりの日」、そして昨2007年からは「昭和の日」と呼ばれるようになった。これで「昭和」は完全に過去の時代になったのであろう。
私がこの「昭和」を過ごしたのは、生まれた時から53歳までであった。53歳といえば、石川達三の作品「48歳の抵抗」で話題になった48歳を5歳も過ぎている。私の人生の主たる部分は「昭和」であったことを実感させられた次第である。特別長く生きたいとは思わないが、あとは自分に与えられた期間を悔いのないように生きたい! そう考えるようになった今日この頃である。
平成生まれの若い人たちにとっての昭和初期は、私にとっての明治時代のようなものかも知れない。時は刻々と流れて行く。4月29日という日を迎えての感想である。