去る7月21日、精神科医であり作家でもある帚木蓬生(ははきぎ ほうせい)に関して触れたが、その彼の作品「賞の柩」を読み終えた。
『ロンドン大学の生理学の教授が、ある分野に関する研究の業績により、ノーベル医学・生理学賞を受ける。この方面の研究で名をなした人には、彼の他に、日本人を含む3人がいた。この4人の業績は総てノーベル賞に値するといわれていた。しかし、彼以外の学者は次々と他界し…』という傑作サスペンスである。また、医学論文の剽盗問題の裏にも触れている作品である。専門家の表現だけに、医学に関する記述には無条件に納得させられる。
ところで、最近は文章を読んでもそれがサッと頭に入らない。これは取扱説明書に限らず小説に関しても同じである。その為、地名・登場人物の確認で前に戻って読み返すことも度々で、前半を読み終えるまでに大分時間を費やしてしまった。しかし、後半は一気に読み切ったほどの展開で充分に満足した。興味のある方にはお勧めしたい。
今日からは、遅まきながら同じ作者の10年前の話題作品「安楽病棟」に取り掛かる。
『ロンドン大学の生理学の教授が、ある分野に関する研究の業績により、ノーベル医学・生理学賞を受ける。この方面の研究で名をなした人には、彼の他に、日本人を含む3人がいた。この4人の業績は総てノーベル賞に値するといわれていた。しかし、彼以外の学者は次々と他界し…』という傑作サスペンスである。また、医学論文の剽盗問題の裏にも触れている作品である。専門家の表現だけに、医学に関する記述には無条件に納得させられる。
ところで、最近は文章を読んでもそれがサッと頭に入らない。これは取扱説明書に限らず小説に関しても同じである。その為、地名・登場人物の確認で前に戻って読み返すことも度々で、前半を読み終えるまでに大分時間を費やしてしまった。しかし、後半は一気に読み切ったほどの展開で充分に満足した。興味のある方にはお勧めしたい。
今日からは、遅まきながら同じ作者の10年前の話題作品「安楽病棟」に取り掛かる。
涼しくなる秋の夜長には、読書と洒落たいですね。
齢とともに記憶の機能は衰えるばかり
少し前の行動すら忘れることがあり
愕然とすることも度々です。
安楽病棟行きにならないよう
読書などで脳の機能を働かせておかねば。。。(笑)
はい、脳を使うのも段々億劫になってきましたが、使わなければ一層早くダメになると思いまして・・・。
まだまだ日中は暑さが応えますが、
たまにはゆっくり図書館にでも、
脳も体も適当に使わないと、
老化は早くやってきますね。
そのせいでしょうかね。特にウイークデイは病院の待合室と同じで、サロン化していますね。
それでも、脳を活性化する意味でも読書は必要かもしれませんね~
<ははきぎ ほうせい>と読むんですね。
まだこの方のは読んだことありませんが、
今読んでる本が終わったら、読んでみようかなー