inspiration-macrobiotique・随想古事記

マクロビオティックインスピレーション・随想古事記・日本語と歴史・バベルの塔・日々雑感

マクロビオティックで暮らしたい?!

2005-09-30 11:22:37 | 出版記事
マクロビオティックがこの世の真実だと思っても、マクロビオティックで暮らしていくことには色々なしがらみがありますよね。まあ一人暮らしなら、自分の気持ち次第で何とかなるかもしれません。でも家族がいたら、愛する家族なだけに押し付けたい気持ちになりますよね。でもそこに大きな問題は潜んでいることが多いのです。

先ず第一にどうしてマクロビオティックがいいのか相手に納得させることができないこと。つまり自分の整理不足と、相手の必要性の実感の欠如です。子供はまあ小さければ母親の影響力大です。しかし親や夫となると、これは最初の第一印象で拒否反応を生み出しかねないところがあります。この場合はひたすら寛容の精神を発揮するしかありません。
そのうち(どれくらい長い間かは分かりません)段々変わってくるように少しづつ仕掛けるのです。相手が病気になったら、仕方がない、喜びましょう。それこそ改心させるチャンスです。それまで自分の勉強を進めましょう。

第二に社会はおよそマクロビオティックとかけ離れた食の原則によって動いているような感じです。外では食べるものを見つけることが困難です。以前よりはずいぶんと変わってきたなと思いますが、牛丼事件のニュースを見ても、なんと言ったらよいのか考えてしまいますね。マクロビオティックは産業構造、経済構造をひっくり返す危険性があるので、マスコミで宣伝してもらうことにはならなかったのですが、国民の健康が脅かされてきているという現実に目をそむける事は出来なくなりつつあります。それを良いことに逆手にとって種にしている番組もありますが、体系的に説明する事はなくて、あれが良い、これがよいという商品の販売目的が見えています。“まし”な物を選んで少し食べるかしかありませんが、ご心配なく!! マクロビオティックでは少食が原則です。出かける時は1日1~2食にすればよいのです。子供連れは手作りおにぎり弁当にしましょう。それからお店でも省いてほしいものを遠慮なく言いましょう。おそばの汁のお砂糖は無理にしても、カレーソースのクリームは省いてくれますよ。何とか乗り切る方法を考えるのも、頭の体操と思ってやってみましょう。私はなるべく食べないようにしていますが、先日紹介したお塩を携帯して、一粒おそばなどのだしや、お汁に入れています。
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ローマ人の物語 | トップ | 靖国裁判 »
最新の画像もっと見る