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あけましておめでとうございます

2020-01-06 10:04:26 | Weblog

暖かい日続きのお正月で、片付けながらの私にはありがたいお正月でした。老夫婦二人のお正月は、質素の一言・・・・・お屠蘇とお雑煮、数の子とおなます、その他数品というもので、新年を祝いました。挙句の果てには、体中痛いなと思っていたら発熱騒ぎで、夫はお正月早々からマスラオ派出婦・・・・・今日になってやっと元に戻りつつあります。夫に迷惑をかけたお正月でした。

 

昨年暮れから世界中の様相が急変しています。数年前のロシヤのクリミヤ併合(?)の事件から発生した国際的な意見・・・・・安倍総理も国境の変更は許されないと表明しました。その時持った違和感は、『現代の国境は永遠に維持されるべきものなのか?』という疑問です。それならば、北方領土は?????北方領土は未解決の問題として私達には残されているけれど、ロシヤ人には既存の事実?????このまま何十年何百年と続けば、どうなるのか?????そうしているうちに朝鮮半島は韓国の政権のおかげできな臭くなってきましたし、年末にはトランプ大統領がイランとのどうにもならない関係へ踏み込みました。アメリカファーストという身勝手で世界をかき回しているかに見えます。中近東は人類の歴史の始まりのような地域・・・・・多分アメリカ400年の歴史では思いもつかない展開になるのではと危ぶんでいます。結果的に何をやっているのかということは判断できませんが、クルドの人々にも同情を禁じえません。

私達日本人は国を守ることを忘れるほど・・・・・国は国民に恩恵を垂れる、つまり国の仕事は福祉だと勘違いをして暮らしてきました。その第一の恩恵は国防・・・・・つまり占領されないことだと意識を変えなければならない事態になっていることを自覚すべきです。世界中で、そんな事態になりかねない危うさが広がっているように思います。

 

そんな新年の感想です。大好きな駅伝三昧の三が日でしたが、こんな平穏な日々を守り通せるようにしたいと思います。私達には変えることの出来ないものがあります。それは『どこに生まれるか』ということです。誰の子に生まれるか、何処の国に生まれるか(近頃は平気で国籍を変えることが出来ますが・・・)、私達は少なくともそのことで他人を責めてはならないと思います。夫が加地先生の『儒教とは何か』という本を買ってきました。そこには儒教の教えとして、私の持論である『私達は先祖の生まれ変わりとして生きている』というものと同じものがありました。叔母が儒教の学者の家に嫁いで身近に祭儀を見たこともあって、改めて孔子様と儒教とを結びつけて考えることが出来ました。今年は話題が、日蓮上人と孔子様になるかもしれないような予感がしています。

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