ご縁があって東海地方に住むことになって三年がたとうとしています。東海地方という名前も都の東方の海・・・・・というからには、東の国とはここら辺がもともとなのでしょうね。
この地方には独特の産物が多いのですが、こちらに来て感心したことの一つ・・・・・・それは、チリメンジャコの種類が多いこと!!!チリメンジャコですからもともと小さいのですが、それでもかなり大小がある!!!。そして、生、釜揚げ、かちり・・・・・と、処理法もいろいろある!!!。品質も見た目から受ける感じから自分で選り分けられるんです。
チリメンジャコには思い出があります。35年も前のこと、私は三人目の子ども(長男)を未熟児ぎりぎりで生みました。赤ちゃん特有の白い細い腕が枯れ木のように茶色く見えました。母親が『自分を責める』という感情を初めて体験しました。何事も自分のせいだと・・・・・小児科のお医者さんから大事な我が子の生涯は、『ひ弱で病気がちだ』と言われました。でもまあ、それで奮起したんです。『何~~~い、藪医者め!!!、今に見ていろ!!!』って。そうして長男は無事乳歯が生える時期になりました。でも出てきた乳歯を見て、またも自分を責める事態になりました。大事な乳歯が薄茶色の弱そうな歯だったからです。それからまた、奮起せざるを得ません・・・・・今度は丈夫な永久歯を・・・・・これが目標になりました。離乳食のメニュー・・・・・チリメンジャコとキャベツのお味噌汁・・・・・これが定番になったというわけです。
平戸人はほとんどチリメンジャコなんか食べないんです?????というより、頭には大きなお魚しかない?????まあトビウオは水面から飛び跳ねますから・・・・・。それが母心のなせる業と転勤族の父のおかげで私はかなりの根無し草?????、チリメンジャコに抵抗がありませんでした。長男は、お蔭でまあ並の強さの永久歯をもったと思います。
それで今日書きたいのは、昨日のチリメンジャコのおいしかったこと、です。『かちり』・・・・・当地方にきて初めて知った名前『かちり』・・・・・チリメンジャコをちょっと干したものです。東海地方以外では、これがチリメンジャコでは???とも思います。この味が濃くちょっと歯ごたえのあるのがお気に入りです。昨日見つけたのが小さな『かちり』。それでさっそく例の『イキな塩水洗い』で、臭みを取ります。・・・・・それから紙などで水気をよく取って平らなバットに広げちょっと冷蔵庫で乾燥気味にします。青紫蘇を刻み、白ごまを炒ってあらずりにします。
これを混ぜてご飯にのせるだけ!!!!!
これは本当においしくて、簡単で・・・・・・最初から混ぜご飯にしてもおいしいと思いますし、それをおむすびにしてもいいのではないかと思います。チリメンジャコと青紫蘇・・・・・良い取り合わせだと思います。良かったら、お試しください。白ご飯にも、もちろん、玄米ご飯にも会います。
暑い毎日が続きますが、お変わりなくお過ごしでしょうか?
ちりめんじゃこの「かちり」懐かしいです。
父が転勤族でしたので、姉は名古屋生まれ、私は岐阜生まれ。そして幼稚園、小学校1年生の途中まではまた名古屋に住んでおりました。
母は、この「かちり」を少しのつぶした山椒の実を入れて、甘辛く佃煮をよく作ってくれました。ごはんにまぶして食べるのですが、子どもながら、ヒリリとする「かちりの佃煮」が大好きで、今でも時々作ります。
和子先生のお話を読んで、なんだかむしょうに食べたくなってきました。
たま先生からコメントをいただいて考えたのですが、『かちり』の『ちり』は『ちりめんじゃこ』の『ちり』でしょうから、『か』は『干(乾)』でしょうか・・・・・・?
暑さが続いています。お大事にお過ごしください。
暑い日が続きますね。
子供の頃の、ちりめんじゃこごはんを思い出しました。
青紫蘇と合わせて買ってきてみます。
今夜は懐かしい味を思い出せそうです。
私もチリメンジャコを炒ってお醤油をからめるのも好きですが、お砂糖を入れるとべたつくのが嫌で、いつもカリカリにして薄口醤油をほんのちょっとからめるだけで作っていました。白ゴマはつきものなんですが、青紫蘇はすぐ黒くなるのでその日の分だけ・・・・・
保存用にはたま先生がおっしゃるように山椒の実が一般的のようです。以前京都のお土産に『ちりめん山椒』をいただいたことがあります。それはわたし好みのサラサラ仕上げでした。
私も、じゃこごはんはお醤油をからめるものが好きです。からめるというよりも、ご飯の上にじゃこをおき、お醤油をたらすという簡単なものです。
とても懐かしく感じました。何か入っていたような記憶がありますが、思い出せません。山椒かな?
白ごまと青紫蘇を入れたことがなかったので、初体験してみました。風味がよく、とてもおいしかったです。
新しい我が家のレシピになりそうです。
教えていただきありがとうございます。