inspiration-macrobiotique・随想古事記

マクロビオティックインスピレーション・随想古事記・日本語と歴史・バベルの塔・日々雑感

女は度胸

2005-10-24 20:10:21 | Weblog
主人がブログで私が男は愛嬌、女は度胸と子供達に教えたといっていますが、真相は少し違います。女は度胸と娘達に確かに教えましたが、男が愛嬌(?)については私の関知するところではありませんので、男が愛嬌かどうかは男親が息子の教えるべきことだと思います。

なぜ女が愛嬌でなく度胸だと教えたかというと、女も度胸を据えてかからねばならないことに遭遇するからです。もっとも端的な例が出産です。初めての出産では体験したこともない奇妙な出来事に遭遇するのです。私の経験では体がばらばらになるような感覚でした。でも突き進むしかないのです。そうしなければ母児ともに無事にはすみません。引き返すことは出来ないのです。

私は4人の子供を産みました。もうすぐ35歳になろうというときに一番末の子供を産みました。その出産の最中、私はふと度胸を忘れて引っ込み思案になりました。アーアまたあのバラバラの感覚まで進まなければならないのかとちょっと躊躇したのをよく覚えています。当然度胸を据え直して出産に臨んだのですが、可愛い我が子は結膜に内出血を起こしていました。まあその程度はたいした事はなかったのですが、「あんたが途中で休むからだ」と、舅からよく言われたものです。出産の事は大抵忘れましたが、奇妙にそのことだけはよく覚えています。

生涯の伴侶を決めるのも、子供を出産するのも度胸なしには出来ません。女は人生の早いうちに度胸を据えてかからねばならないことに遭遇します。だから見た目は手弱女でも、女は度胸なのです!
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 少子化とマクロビオティック | トップ | 食費と節約とマクロビオティック »
最新の画像もっと見る