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マクロビオティック食事講座

2005-10-21 11:20:18 | Weblog
明日一時中断していたマクロビオティックの講座を再開します。今回は前のクラスに参加して下さった方にしか特にご案内をしませんでした。と言うのも7月にお約束したことですから実現しなければと思うのですが、近々娘のお産を控えていることもあって、なんとなく足が地に付かない感じがするからです。それでよく知っている皆さん方とアットホームに出発しようと思いました。

勉強って同じことを見聞きしても、自分が変わっていれば違うことを発見しますよね。同じ本を読んでもいつも新しいことに気付きます。桜沢先生や久司先生の本を読むといつもそうか~あと今まで抱えていた疑問がとけたり、解けない飛び飛びの島みたいな疑問に橋がかかったみたいになったりしますよね。でもこれが学習と言うことでしょう。学びて時にこれを習う!疑問が解けた時が習った時だと思います。心の中で繰り返し繰り返し引っかかっていたことが氷解する時の喜びは、孔子様ならずともです。

自分は縦の(本当はスパイラルの)時系列で同じ物に対する感想が違うのですが、横に広げて考えれば、自分が見ている物事を他人が同じように見ているかどうかはわかりません。昔の自分や未来の自分がいるかもしれません。これが師弟のおそろしさであり、ありがたさですよね。一緒に教えたり教えられたりしましょう。楽しみにしています。

ところで余談ですが、近頃テレビで非常に気になる言葉を二つ三つ。
一つ目は、他人様。多くの方が、「たにん」様と言っていますよね。でもあれは「ひと様」が正しい。ついでながら、同じように他所様というのがあります。あれは「よそ様」と読みます。他所ながらお祈りします、とかも言いますよね。

もう一つひどく気になるのは、アナウンサーが金曜日の夕刻以後、口をそろえて「よい週末を!」と言います。皆様はどう思われますか?外国語直訳の言い方です。日本人ならたとえ週末という言葉を使ったにしても、楽しくお過ごしくださいか、お元気でお過ごしくださいかだろうと思います。お食事を食べて、グッドと言う外国人の言葉を、よいと訳するでしょうか?美味しいと言うに決まっていますよね。国語は伝統によっているのですから、食事と同じように身土不二の環境を破壊すると、精神の組み立てが混乱すると思います。
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