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お布団考・まくら

2012-11-15 11:38:19 | 季節・週末散歩

運動不足が慢性的な私は、基本的に肩凝り症です。マクロビオティック修行が足りなかったのか、足りないのか、一時的に解消することはあってもなかなか脱却できません。それが『まくら』に並々ならぬ関心を抱く理由です。

子どもや若い時はどんなにしても上手に体を動かして好みのねぐらを作ることが出来るかもしれません。でも私はそれを難しく思う歳(?)になりました。まくらが低すぎると朝頭が重い・・・・まくらと肩がうまく合わないと肩がこる・・・・まくらって本当に大切で、寝心地そのものを変えてしまいます。頭と首と肩の高さの微妙な調節が必要です。

ところで今日はまくらの中味のお話です。新米の季節になって思い出しました。私が小さかったころ、父が農業をしていた頃のことです。家族総出の稲刈りの後は当然脱穀!あの筵をかけた脱穀機を思い出します。そして新しいもみ殻も出来ます。そのもみ殻をさらによく乾して(或いは洗ったのかもしれません)、新しい『まくら』を母は作りました。お日様のにおいあふれたまくらの季節、子供時代のまくらを懐かしく思い出します。自分の好みに合わせてもみ殻の量を調節しました。頭の座り心地の良い『まくら』でした。

何も無かった時代の工夫だったのかもしれません。ソバガラより粉になりにくく、へたりませんでした。中々会心のまくらに行きあたらないためか、あの『まくら』を懐かしく思い出す今日この頃です。




それでは今日も:

     私達は横田めぐみさん達を取り戻さなければならない!!!

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