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父の冗談

2011-08-31 15:10:36 | 日本語・古事記・歴史・日本人
言語に関する考察・雑


父が福岡県築上郡の築城基地に勤務していた頃(私は小学4年生から中学生)、すぐ近くに新田原という町がありました。ある日父が私に笑いながらなぞなぞを言いました。

  「築城基地から隊員が走って新田原まで行きました。築城基地を離陸したジェット機が
  同時に新田原に着陸しました。どういうことでしょうか???」

皆様はお分かりですか?その時の私はさっぱり分かりませんでしたが、父の種明かしによるとそれは同じ新田原でも一方は築上郡の『しんでんばる』町、もう一方は宮崎県の『にゅうたばる』基地だったんです!!!このところこの父のなぞなぞを懐かしく思い出します。『にゅう』という音に英語の『ニュー』を感じたり・・・・・待てよ『新田義貞』は???と思ったり・・・・『新居浜』もあるなあ・・・・と不思議でたまりませんでした。大人になってもその『新』という字の不思議さは解けませんでした。


それが川崎先生の説に出会って雨散霧消したのです。私はこの幼い日から、楢崎先生(カタカムナ)に出遭って・桜澤久司両先生(マクロビオティック)に出遭って・そして川崎先生(言語歴史学?)に出遭うように、歩いて来たんだなあとしみじみ思います。私が『父の子』であるところからそれが始まっているんだなあと思います。

『新』という概念が『新しい』という意味になったのは、その言葉を作った当時の人類の情勢によったのです。世界各地で違った言葉を持っているように見えますが、それはそこに住んでいる人々の言葉癖ともいうべきもので根本は一つ

          先に牛が居て、後から犬が来た!

という世界各地の同じ現象から出来ているんです!!!先に牛族(ウル)が居て、後から犬族(イル)が来た!端的に言うと(この説明を知りたい方は川崎先生のご本をお読みください)このウルが英語の『オウルド』になり、日本語の『フル』になり『古・旧』という漢字をあてられました。この『イル』が英語の『ニュー』になり日本語の『にい』『あら』になり大陸系で『新』という漢字をあてられました。漢字も中国大陸で同じ原理で作られたのです。私達は今も太古の昔の言葉の響きの中に暮らしています。

そしてここで思われるのが、どんな国の言葉もカタカナという便利な表記の仕方を持っている日本語についてです。何故そんなことが出来るのかというと私達の五十音が殆どの音に対応しているからです。現代でいうところの『五十音・あいうえお』、ホツマ伝えの『あわ歌』、カタカムナのうたひ『ヒフミヨイ・・・』、作者不詳の『あめつちほしそら・・・・』、日本人が分けてきた五十の音は、楢崎先生がカタカムナを評して『人類最古の言語である』と仰ったことを裏付けているような気がします。やっと日本語のたどった道と、楢崎先生の宿題とが明らかになりそうな気がしています。




そして今日もまた:

     私達はまだ横田めぐみさん達を取り戻すことが出来ないでいる!!!
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