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続追記『シシ』・鬼とは何か

2013-04-04 18:18:49 | 日本語・古事記・歴史・日本人
鬼とは何でしょうか。子供のころから慣れ親しんだ(?)恐ろしい存在・・・・・桃太郎や金太郎に出てくるおとぎ話の鬼、節分の鬼になまはげ・・・・・、鬼子母神に般若・・・・・・瓜子姫の天の邪鬼だって・・・・・・私達はたくさんの鬼を知っています。

『鬼』とは『角を持つもの』で、恐ろしいものです。荒れすさぶものです。そして荒れすさぶものの代表(?)といえば、スサノオノミコトです。ご存知ですか、スサノオノミコトを『牛頭天王』ともお呼びするのです。母なるイザナミノミコトを慕って泣きくれるスサノオノミコト・・・・・クシナダ姫を妻に迎えて歌をうたわれるスサノオノミコト・・・・・心優しい『泣いた赤鬼』も知っています。友達思いの『青鬼』も知っています。

『スサノオノミコト』と『すさぶ』は語源が同じ、というより『荒れすさんだ最も強い人』という意味なのかもしれません。角を持つ牛族の大王・スサノオノミコト・・・・・・奮戦(?)するスサノオノミコトが『鬼』なのだろうと思います。


『シシ』が各部族の『最も大きいもの』を表して、その代表が『獅子』になったことは前の記事に書きましたが、言わばそれは『美しいもの』として誇りとしてあらわされています。『鬼』はその対極にあるものです。それで似ても似つかぬものを『鬼子』と呼んだり・・・・・・大きすぎるものを『鬼・・』と呼んだりするのだろうと思います。『獅子』の反対語が『鬼』だと思います。




それでは今日も:

     私達は横田めぐみさん達を取り戻さなければならない!!!

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