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善玉菌悪玉菌

2013-04-02 10:33:48 | マクロビオティック
一昨日の日曜日、主人の“友あり。遠方より来る。”の一日を過ごしました。房総半島の南部からわざわざ訪ねてくださって、旧交を温めました。長女の話になって『典ちゃん・・・・』なんて言われるもので、その典子ももう・・・歳ですよなどと、他愛もないない話にも花が咲きました。そしてふと今一番売れてるものは「サプリメントかもしれない」という話になりました。

そう言えばテレビでも宣伝合戦ですよね。そしてどれも『今から30分以内に限って・・・・・』と毎日放送しています。まあそれはそれでそんな時代なのだと思う以外にないのかもしれませんが、今に始まった事ではない『善玉菌・悪玉菌』の話・・・・・・そして『毎日便とともに排泄されるから毎日取り入れなくてはならない』というもっともらしい話・・・・・

菌というものが一体どういうものなのか、よく考えてみればこれが真実で助言なのか脅迫(?)なのかすぐ分かります。菌というものは『培養』地がある所に増殖するものなんです。つまり問題は私達のお腹の中にあります。そこが善玉菌の住むべき所なのか、悪玉菌の住むべき所なのか・・・・・・つまりそこが

          『葦原の瑞穂の国』なのか、『黄泉の国』なのか・・・・・

菌に善悪はありません(悪玉菌などと可哀そうな名前ですね)。役目が違います。そこに善玉菌が食べて分解するものがあるのか、悪玉菌が食べて分解するものがあるのか・・・・・場所を交換することはできません。ですから私達のお腹の中が『黄泉の国』の様相(つまり特に動物性たんぱく質や脂肪の腐敗)を呈していれば、確かに善玉菌を毎日取り入れて過酷な環境(?)で働いてもらわなければなりません。取り入れても取り入れても善玉菌優勢にはならないでしょう。確かに『毎日取り入れなければなりません。』というのは助言です・・・???

まあ『臭いものには蓋』式の便宜的解決法ですが、真の健康は『臭くならない』ようにしなければ手に入らないでしょう。『便宜的』というのは『時間稼ぎ』なのですから、その稼いだ時間に何をするべきかもう一度よく考えてみたいものです。




それでは今日も:

     私達は横田めぐみさん達を取り戻さなければならない!!!

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