ど貧脚 ひつぢ

MTBと自分の脚で、山を楽しんでます
活動機会が減ったけど、マイペースで楽しもう

9王レポ ~その2~

2008年09月18日 | MTB
さてさて、情けない後半の報告

CP1を過ぎて、バイクを押してCP1に戻るななパパさんに出会う。
パンク&メカトラでリタイヤされるとのこと。
「今ならまだ間に合う。頑張ってください」と逆に励ましていただき、コースを進んだ。
(実はまだ危機感はなかった...)

ちなみに100Kmの順走は初めてだが、舗装路を登る比率が比較的多いことに気づく。
遅いながらも自分なりには順調。下りで少しでも時間を稼ごうと「右いきま~す。すみませ~ん」とパスしていく。

フラットセクションを過ぎていよいよ無限坂。
CP2で30分余裕があれば完走できるだろう。無限坂の距離から「多分大丈夫」と踏んでいた。

長い。遠い。尾根を巻いて坂道を行くと、また坂道だった・・・」とLiLiSukeさんのHPの言葉を思い出す。
とここで膝が痛いことに気づく。どんどん痛くなる。なんで?自転車でこんな経験なかったのに...



ふと「膝が痛いときにサドルを5mm下げたら楽になった」と聞いた話を思い出し、サドルを下げる。
少しはマシになったような気はするが、痛いものは痛い。辛い。でも坂は続く。



前回はふくらはぎを攣ってタイムロスがあったので、せめて脚を攣らないように登り坂ではたまにストレッチを行った。写真も走行中か、ストレッチの際に限定してタイムロスを減らす(撮らなくていいって?)

コースはまだはるか彼方まで続いている。




CP2前の下り、とうとう下りも膝が痛くなりだした。膝が痛いときに何をすればよいのかも分らず、やむなく下りもスピードダウンする。

CP2にてゼリーを服用し、すぐに出発。っとここでbayatoさんに出会う。bayatoさんも膝を痛められており、今回も無念のリタイヤとのこと。

CP3までピーク3つ。でも場合によってどこがピークかよく分らない。距離を頼りに「あとは下りだけ」と思ったら、また登りが続いたりと、どんどん門限が迫ってくる。でも上りも下りも膝が痛くてゆっくり進むのがやっと

ようやくCP3最後の下りに差し掛かったとき、残り時間は20分しかなかった。
できるだけ頑張ったが、膝が痛いと衝撃吸収も体重移動も思うようにできない。とうとう足のつま先までしびれだした。そしてあえなくタイムアウト。しばらく頑張ったが、5分以上経過したところで集中力がきれて休憩することにした。

ランドナーに乗る方が、「もう過ぎちゃってますよね」と話しかけてこられ、しばらく会話。
いつもランドナーで王滝を完走しているが、今回使ったタイヤで失敗したとのこと。でも「またこのタイヤでチャレンジします」とすごく前向きな方だった。

しばらく放心状態で休憩した後、ゆっくりとCP3に下る。そこでゼッケンを剥ぎ取られて今回の王滝も終わってしまった....



6月と9月、2度のチャレンジにも関わらず、両方ともCP3でのタイムアウト。
今回膝を痛めたとはいえ、セッティングによるものとすればやはりこのバイクでの乗り込みが不十分だったことになる。深く深く反省。

でもブログを始めたきっかけの「王滝ブロガーの皆さんの仲間入りがしたい」だけは達成できた。
真の「王滝民族」入りを果たすために来年こそ完走しよう。



今回出会った方々

LiLisukeさん、ひろっちゃん、bayatoさん、kan164さん、グロッチさん、yayaさん、ななパパさん、アミーゴさん、
その他、ランドナーでチャレンジされてたお方(ずっと抜きつ抜かれつでしたね)、etc.....

書初めの目標は達成できなかったけど、本当に楽しかったです。
ありがとうございました。