「山」旅の途中

40代後半になって始めた山歩き。自分はどこから来てどこに行くのか。光、空気、花々の記憶を留めたい。

2011myベスト‘アニマル’

2011-12-30 10:41:26 | 2011年の登山記録

登山をしていると、いろいろな小動物と遭遇する。

思わぬ出会いは、ときめく。

と、ここまで書いたら、過去一度だけクマと接近した天塩岳の恐怖を思い出した。

今年は幸運にも小さな出会いに恵まれた。

2011myベスト‘アニマル’

エゾオコジョ 黒岳 8/28

人に興味津々。隠れては出て、再び隠れては出てくる。初めて出会ったので、どきどきした。

シマリス 紋別岳 5/15

かさこそと枯葉を揺らす音がする。埋めていたドングリを取り出す、一瞬を見た。

ナキウサギ 伏見岳  6/26

氷河期の生きた化石は、まるで哲学者のように、空を見ていた。

 

エゾシカの親子 藻琴山 8/7

夜明け。ミルク色のベールに包まれて、こちらを凝視していた。


2011年myベスト‘蝶’

2011-12-30 09:50:57 | 2011年の登山記録

山歩きを始めて花と出会い、いつしか蝶に惹かれるようになった。

とはいっても、蝶屋さん(マニア)になるほどの熱や技もない。

とはいっても、童心に還る一瞬が好きで、これは微熱か。

2011年myベスト‘蝶’

オオムラサキ 藻岩山  7/23

ぎらぎら燃える夏の空。頭上の高みをすいすいと飛ぶので、首が疲れる。

大きなメスに小さなオスたちが挑む。

ヒメギフチョウ 旭川・嵐山  4/30

はかない一瞬の春の訪れに、ひらひらと舞う。待望の山行きシーズン開幕。

ヒョウモンチョウの仲間とクジャクチョウ 摩周岳  8/7

次々といろいろな蝶と出会った草原の道。風景の点に納まってくれた。

ルリシジミの集団吸水 旭川・神居岩  5/22

習性に興味が出てくるのも面白い。ちょっと心地良くないシーンにも見えるが。