稲田と旭岳の山並み(帰路に撮影)
2011年9月19日 旭岳・姿見の池 周辺 登山記録:
三連休の最終日。ようやく、雨が上がったので大雪山の旭岳へ。
正午過ぎの遅いスタート。ロープウェイの姿見駅を降りて、片道一時間のトレッキングと決めた。
紅葉が遅い。例年より一週間ほどの遅れか。
赤く染まるはずのウラジロナナカマドの葉も黄色く、立ち枯れ状態だ。
チングルマの赤い絨毯も始まったばかり。
とはいっても、気温六度。薄着の行楽客は鼻を赤くし、肩をすぼめていた。
寒さに鎮まる沼は鏡のよう。
水鏡に映った防寒具のカラフルな色彩が、確かに進む季節の歩みを伝えていた。
ウラジロナナカマド
チングルマの紅葉とエゾオヤマノリンドウ
旭岳と鏡沼
鏡沼に映る登山者
浅い紅葉の登山路に、ハイマツの松ぼっくりが大量に散らばっていた。
ホシガラスの食跡だと思う。
周囲を見渡すと・・・
ガレ場とハイマツ帯を数羽のホシガラスが、ひっきりなしに往復している。
松ボックリをガレ場に運んでは、突く。
そして埋める。
近づく冬を前にした貯食の習性。こうして種が散り、ハイマツの海原が拡がっていく。
当麻岳の浅い紅葉
ズームインすると、秋色に
食い散らかされた「松ぼっくり」
ハイマツの実
ハイマツの実を運ぶホシガラス
貯食するホシガラス
■登山記録
12時45分:姿見駅から入山 裾合平方向へ
14時00分:姿見駅から2キロと少々の地点でUターン
15時30分:姿見駅