「山」旅の途中

40代後半になって始めた山歩き。自分はどこから来てどこに行くのか。光、空気、花々の記憶を留めたい。

石狩岳に登る①「暁の三国峠~登山口」

2007-09-25 22:14:37 | 東大雪
 「クマネシリ岳(左)、ピリベツ岳、西クマネシリ岳、南クマネシリ岳」


24日の登山記録①
3連休の前半2日は出勤。秋空がうらめしい。24日未明に札幌を出て石狩岳へ向かう。
三国峠で日の出と遭遇。雲海に浮かぶ、クマネシリ山群、ニペソツ山など東大雪の山々が神々しい。数人のアマチュアカメラマンが寒さに肩をすぼめながら、雲海と対峙していた。早起きのおかげで、壮大な光景と出会うことができた。

「ウペペサンケ山(右)」


「ニペソツ山」

午前6時過ぎに、石狩岳のシュナイダーコース登山口に到着。すでに10台ほどの車が止まっていた。朝焼けに輝く石狩連峰が目前に迫っていて、意欲を刺激する。
このコースは石狩岳にいくつかある登山路で唯一、日帰りが可能。とはいっても、急斜面で険しいコースとして知られている。去年、近くのユニ石狩岳に登り、その筋骨たくましい勇姿を目前にし、いつか登ってみたいと憧れていた。

「登山口から望む石狩連峰」


6時30分に入山。渓流沿いの平坦な笹薮を進む。
7時に急斜面に取り付く「シュナイダーコース」の標識と出会う。ここから、すさまじい傾斜との格闘が始まる。

「シュナイダーコースの尾根取り付き」