12月25日、原告佐藤昌子さんと被告パナソニックＧ3社との間で、10項目の和解が成立しました。主な内容は次の通りです。１、2010年1月1日、パナソニック電工ホームエンジニアリングの正規社員とする。 ２、同年1月5日、パナソニック電工ホームエンジニアリングからパナソニック電工への出向社員として、パナソニック電工福島住設建材営業所で就業を開始する。 ３、パナソニック電工ホームエンジニアリングが佐藤さんに争議解決金と支払う。
佐藤さんの行動は、全国の多くの働く仲間、不当・偽装労働裁判で闘っている方々や多くの女性に勇気を与えました。佐藤さんは、自身の勝利的和解を喜ぶだけではなく、「不安定雇用を強いられている人は、がまんや泣き寝入りをしないで立ち上がりましょう」と呼びかけました。憲法で保障されている労働権、生活権は、私たち自身の主体的な運動によって守っていかなければなりません。国際的に比較しても日本の労働者の権利はまだまだ保障されていなくそのこと事態問題です。国会での「労働者派遣法」抜本改正を早急に望みます。
「佐藤昌子さん、 おめでとうございます。１年間よく頑張りましたね。」
