へびいし郁子のチャレンジ 3

いのち優先 くらし見つめて こころ豊かな市民政治を

「虹とみどりの会」

みどりの未来スタイル

2009-01-06 | 日記・エッセイ・コラム

2009年が幕を開けました。イスラエルのガザ侵攻攻撃で犠牲者が増加している悲惨なニュースが連日届いています。攻撃を止めるようイスラエル大使館に早速抗議のFAXを送りました。国内においては、政治の混乱が予想されていますが、私は、「子どもたちに希望ある未来を残していくこと」を第一に考え行動・発信をしていきます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。

持続可能な社会のキーワード:

平和、エコロジー、脱経済成長、スローライフ、スローフード、地産地消、社会的公正、参加民主主義、多様性、非暴力、フェミニズム、未来志向、、、、、

米国発サブプライムローン問題に端を発した金融危機は世界中に波及し、架空資本を元手に取引を繰り返し膨大な利ザヤを稼いできたカジノ経済は破綻し、社会を混乱に陥れました。日本国内においても、自動車や電機産業などで派遣や期間工など非正規労働者への大量解雇が強行されるとともに、新卒労働者の採用中止、中小下請け企業の切り捨てと倒産が大きく増え、多くの人々が寒風吹きすさぶ冬空の下に放り出されました。今日の危機的状況を冷静に分析し、金と力が支配する世界から脱却し、誰もが平和に暮らせる民主的で公正な世界へと向かう流れを作り出すチャンスとしていかなければなりません。

今、必要なのは金融資本救済のための公的資金投入や『定額給付金』ばらまき政策などではなく、人権・雇用・医療・福祉保障を中心とする社会のセーフティーネットのための財政支援です。私は、雇用安定策として労働者派遣法の規制強化や同一労働同一賃金をしっかりと確立していくことが中長期観点からも重要と考えます。(虹15号)