プライベートのコミュニケーションと「ビジネスコミュニケーション」の
大きな違いに「報・連・相」があります。
プライベートの場合は、家族や友人間だけに済みますので、
報・連・相をしなかったとしても迷惑をかけるのはその範囲です。
ところが、仕事の場合はそうはいきません。
上司や部下、同僚との報・連・相がしっかりできていないと、
お客様や取引先に迷惑をかけることになったり、
会社としての責任問題にまで関わる場合があります。
どんなときに報・連・相をすれば良いのかわからない・・とか、
どれが報告で、どれが連絡で、何を相談すれば良いのかわからない・・・
と仰る方もいらっしゃいます。
簡単に分けると
自分が担っている仕事に関するものや依頼された仕事に関しては「報告」
・〇〇の仕事が完了しました。
・先方とのアポが取れました。
・プロジェクトの進捗状況は〇〇です。 など。
伝言・回覧・業務連絡など、そのまま伝えることが「連絡」
・次回の打合せは〇月〇日〇時に決まったそうです。
・部長がお呼びです。
自分で判断できないことや判断を仰ぐべきことは「相談」します。
・次回の打合せは〇〇にしようと思いますが、宜しいでしょうか?
・先方からこのようなご依頼がありましたが、お受けして宜しいでしょうか?
報・連・相はビジネスにおけるとても重要なコミュニケーションですから、
社会人としては最低限できるようになっておく必要があります。
また、報・連・相の手段としては、直接伝えるだけでなく、
メールやメモで良い場合もあります。
この選択肢は、自分が“しやすい方法”ではなく、
相手が“受け取りやすい方法”を選ぶのが良い方法です。
また、直接伝えた場合には伝わったことがわかりますが、
メールやメモの場合は、伝わったかどうかの確認が必要な場合もありますので、
メールの送りっぱなし、メモの置きっぱなしは
正しい報告や連絡とは言えませんので、ご注意くださいね♪
仕事を依頼された場合に、業務はきちんとできたとしても、
それが終わったとか、進捗状況の連絡がない人は、
仕事のできる人とは評価されません。
よって、信頼度も高まりません。
同じ仕事をするならば、信頼されるような仕事の仕方を
していきませんか?
あなたは、報・連・相やっていますか?