雨上がり決死隊の宮迫さんとロンドンブーツ1合2号の亮さんの
一連の事件に関する彼ら二人の記者会見と
岡本社長の記者会見を拝見しました。
お二人の記者会見がなされる前までは
ワイドショーでは
「何故彼らは記者会見を開いて説明しないのか!?」
という批判的な言葉が多く発せられていました。
私自身も何故お二人は直接謝罪するなり、
記者会見を開いて説明しないのか?
と疑問に思っておりました。
今回のような大事になってしまった原因は、
宮迫さんの嘘から始まったことのようですが、
そこは確かに悪いことだとしても・・・。
ここでは、コミュニケーションの重要性について取り上げたいと思います。
★謝罪会見を許可されない宮迫さんが社長に言った
「引退を覚悟してでも謝罪したい!そのための会見を開きたい」
という言葉が、岡本社長には
「引退するための会見を開きたい」
と受け止められてしまったようだということ。
このときのコミュニケーションの
理解が足りなかったことが双方の信頼関係を
損なうまでの要因になったようです。
★岡本社長のコミュニケーション力の問題
記者からの質問に的を射た返事がなされていない。
残念なことに、対話が成り立っていません。
記者さん「○○という言葉は言ったのですか?言わなかったのですか?」
岡本社長「それはCさんが出てきてあぁなってこうなって・・・」
記者さん「だから岡本社長は言ったのですか?」
岡本社長「それはなんていうか、そのときのやり取りの中でああだこうだ・・・」
記者さん「長くなってもうしわけないですが、言ったかどうかだけ
教えて頂けませんか?」
岡本社長「だからそれは、そのときにこういう話になって・・・」
記者さん「結構です」
搔い摘むとこんな感じです。
これでは、意思の疎通が充分にできないことが容易に想像できます。
★岡本社長のコミュニケーション力の問題その2
岡本社長の言ってることが本当だとすると、
「録音してないだろうな」
「全員クビにするぞ」
は、ジョーダンのつもりだったみたいですが・・・。
ジョーダンだと伝わらなければジョーダンとは受け取れません。
なので、本人は圧力をかけたつもりはまるでなかったらしい。。。
が、言われた方は圧力と感じてしまった。
つまりは、親子間のコミュニケーションの不足
それとお互いの信頼関係のベースがどうだったのか?
今回岡本社長が彼らに謝罪するにあたり、
さんまさんや松本さんの働き掛けがあったとのこと。
彼ら先輩たちの器の大きさ、大岡裁きという言葉も有りますが、
さんまさんも松本さんもファシリな行動が
できるひとなんだなぁ・・と実感!!
個人的に感じたことはいろいろありますが、
とにかく日々のコミュニケーションの大切さ、
コミュニケーション力の重要さを
痛感する出来事だったので、取り上げてみました。
※なお、岡本社長は宮迫さんと亮さんへの処分撤回、
会長とお二人1年間の50%減俸を決められたそうです。
私としてはこの岡本社長にコミュニケーションやファシリテーションを
学んで頂きたい!と痛切に思います!!