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食材王国みやぎのブランド力を上げるには?

2006年10月20日 17時08分25秒 | NPO
10月19日(木)エルソーラ仙台研修室において

NPO法人フォレストせんだい主催の第30回フォレストポラーノ

「『食材王国みやぎ』のブランド力を上げるには?」というテーマで、

宮城県の食材王国みやぎのご担当者3名をゲストにお招きして、

官民の知恵を出し合おう!ということで、意見交換を行いました。

20名の参加で、2時間弱。

皆さんの意見を伺うには、非常に時間が足りませんでしたが、

とても有意義な会になったと思います。

以下、皆さんのご意見を一部ですが、記載したいと思います。

★みやぎの食材と言ったらナニ?

 ・旬のもの  ・まカレイの一夜干し  ・もどり鰹

 ・さんま  ・利府の梨  ・牛タン  ・米

 ・松島の牡蠣  ・名取のセリ  ・ホヤ

 ・フカヒレ  ・ずんだもち


牛タン、米、ホヤ、牡蠣などは複数のご意見がありました。


★あなたにとって、ブランドとは?

 ・継続性  ・約束(裏切らない) ・価値 

 ・人気(支えるのはファン)

 ・100円のものを101円以上で売れる力

 ・満足体験 ・歴史 ・安定感 ・こだわり

 ・高い  ・いいもの  ・納得する素材

 ・付加価値  ・ 差別化  ・資産

 ・信頼 & 優位差別化


これにより、『食材王国みやぎ』のブランド化について

意見が大きく2つに分かれました。

ブランド化(=差別化)とお祭り化(誰でも参加化)の2つです。


★ブランド化すると・・・

 ブランド化をするということは、一定基準を設け、

 一定水準以上のモノのみを扱うことになる。

 そのためにはブランドマネージャーの必要性があるが、

 それよりも、食通サポーターを100名集めて、

 食材を試食して、その中の○人以上が美味しいと認めるような

 なるべく多くの複数の人間の判断があった方が信頼度が高い。

 但し、信頼度は高まるが、宮城県内の食関連事業者の中でも

 対象となるところ、ならないところがあり、不満を招きかねない。

 などのメリットデメリットが考えられる。


★お祭り化の場合は?

 宮城県内の食関連業者が誰でも参加でき、起業したばかりの企業にとっては、

 「食材王国みやぎ」という看板で、信頼を得られる可能性が高まる。

 他見の食材と比べて、ブランド力が低く、信頼度も高いとは言えなくなる。


など、両方とも納得してしまう内容の意見が出ました。


これらを満足するひとつの手法として、

お祭り的存在で、みやぎの食材事業者を受け入れやすくする

『食材王国みやぎ』として活動。

但し、その中には、

・ブランドコーナー 

  (自社でブランド化を目指し、食通サポーター80%以上が薦める食材等)

・こだわりコーナー

  (オーナーが素材や、製法にこだわり、作った食材)

・文化や歴史の食材コーナー

  (仙台に長く伝わる文化や歴史と関わりの深い食材)

・新着コーナー

  (新商品や、新たに起業したての食事業者のコーナー)


などなど、いくつかのカテゴリーに分けて、

そして、県の担当職員と、食関連事業者だけでなく、

県民みんなが、食べる人として、あるいは、お土産で買う人として、

さまざまな立場でこの「食材王国みやぎ」を応援していくような

仕組みができれば、県民みんなが育てるみやぎの食材を、

県民の皆さんが誇りと思えるようになるのではないかと思いました。

そして、それこそがブランド化なのかな?と、思いました。




フォレストせんだいは、

「地域経済の活性化」というだいそれた目的を持っていますが、

まずは、自分たちの足元から、自らの企業が活性化することから、

それが地域の活性化に繋がれば・・・と考えています。

そのためには、官民が向かい合う関係ではなく、

横並び、あるいは膝を突き合わせて、双方の知恵を出し合い

お互いの幸せのために前進することだと思います。

官民一体で、地域活性化に取り組めば、

宮城県は、国内に誇れる県となると思います。

人任せではなく、縦型ではなく、

自らが主体的に動き、横並びの関係を作りながら、

県民みんなで、前に歩めたらと思います。  

 
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