名 称:
大仏廃寺跡(だいぶつはいじあと)(別名:
駒衣廃寺跡(こまきぬはいじあと))
種 別:寺院跡
時 代:奈良・平安時代
指 定:埼玉県選定重要遺跡(名称:駒衣廃寺跡 昭和44年〔1969〕10月1日選定)
所在地:埼玉県児玉郡美里町木部字上広谷49-1ほか
大仏廃寺跡(別名:
駒衣廃寺跡)は、台地上に道営された奈良・平安時代の寺院跡です。
場所については、「美里町遺跡の森館」の西方に当りますが、その範囲は定かではありませんし、現地説
明板もなく、遺構も見られません。
遺跡の森館を訪ねてみるも、地形模型に場所が表示されるだけで、出土品等の展示は見られませんでした。
他の遺跡の出土品等については充実していますので、たまたま大仏廃寺跡だけが資料不足なのかもしれま
せんが。
なお、上記の通り「駒衣廃寺跡」の名称で埼玉県選定重要遺跡に選定されていますが、一般には「大仏廃
寺跡」が使われているようですので、この投稿ではこちらを主としました。
美里町・美里町観光協会発行の「美里町観光ガイドマップ」には【大仏廃寺跡】と点表示されていますが、
ゼンリン等の地図では大仏廃寺跡の表示はありません。
この地図にも廃寺跡の表示はありませんが、廃寺跡の範囲を書き込んでみました。
ネットで見つけた廃寺跡の範囲を水色の線で、美里町遺跡地図に示されている範囲を赤線で囲んでみまし
たが、いずれもおおよそですので正確ではありません。
丸数字は下に掲げる写真の撮影場所と撮影方向です。
国道254号線沿いにある「美里町 遺跡の森総合公園』入口の標識 ①地点
上記入口を入って行った道路 ②地点
この道路の両側が大仏廃寺跡とされるようです
道路右側(東側)の大仏廃寺跡 右側のアパートのある場所も大仏廃寺跡 ③地点
道路右側の大仏廃寺跡を遺跡の森館方向に ④地点
逆方向(北方)から道路両側の様子を ⑤地点
道路の西側の状況 ⑥地点
谷ツ池越しに大仏廃寺跡を ⑦地点
廃寺跡と言えど礎石一つあるわけでもない今はただの住宅地 2日に亘り訪れて歩き回り 何十枚もの写真
を撮っても使うのはほんの数枚 何がよくてと思われるかもしれませんが そこに廃寺跡があったというか
ら ただそれだけのことで・・・:
散策日:令和3年(2021)5月12日(水)・14日(金)